北陸駅巡り23夏-富山黒部編(13) 富山地方鉄道本線・立山線 寺田駅 ~黒部・宇奈月方面と立山方面の分岐点~

きゃみ

越中三郷駅から"初代レッドアロー"に乗車。2駅進んで寺田駅に到着しました。
4番線の到着。ここで下車します。
P1340140_寺田_R P1340141_寺田_R

寺田駅は富山県中新川郡立山町浦田にある富山地方鉄道の駅。富山市から出ましたね。
乗り入れ路線は本線と立山線の2路線。立山線は当駅が起点となりますが、全列車が本線の電鉄富山方面に乗り入れています。という運行形態もあって富山方から見ると、本線の黒部・宇奈月方面と立山線の立山方面との分岐点となります。

駅構造はちょっと面白いです。駅構内にあったのりかえ案内を見ると分かりやすいと思います↓
P1340163_寺田_R2

説明しよう~(どこぞやのアニメ風に・・・)
相対式ホーム2面2線が2セットあって、そのうち内側のホームが電鉄富山方(西側、図でいう現在地)でV字形にくっついている計3面4線の構造なのだ。のりばは南から4,3,1,2番。3つのホーム間は電鉄富山方の構内踏切で連絡しており、駅舎(図でいう改札口)は4番ホームと構内踏切に直結しているのである。by 富山敬

この中で面白いのが・・・4,3番は立山線直通の列車が発着しますが、右側通行になっている点。真ん中のホームは奇数番のどちらからでも電鉄富山方面列車に乗車できます。電鉄富山方面に行きたい方は真ん中ホームで待っていればよいわけです。

乗換えの動線は・・・③番→②番、①番→④番のパターンがほとんどだと思います。
画像左↓は③番ホーム上ののりかえ案内。右は①番ホーム上の駅名標。上記パターンが案内されています。
P1340149_寺田_R P1340152_寺田_R

次に構内配線について。Wikipediaから構内配線略図を拝借させていただきます。
寺田駅構内配線略図

左(北西)が本線の電鉄富山方面、右(東)が本線の宇奈月温泉方面、下(南)が立山線の立山方面。
きれいな形の"Y字構造の駅"です♪ これで駅舎がY字の股の間にあれば、高徳線と鳴門線が分岐する池谷駅のような完璧な左右対称構造だったところですが、代わりに待合室だったという建屋が置かれています。

ちなみに立山方面と宇奈月温泉方面に短絡線を通してデルタ線とする構想もあって、路盤まで完成していたそうです。航空写真を見ると名残りが見えます。
「アルペン特急」という宇奈月温泉~立山間の季節列車があるそうですが、電鉄富山方の本線上でスイッチバックして入線し直す動きをするようです。もし短絡線が出来ていれば、近鉄の伊勢中川駅のようにこの駅を通過していたのかもしれませんね~。

こちらが扇の要、電鉄富山方面。左手前が立山線、右手前が本線。配線略図のとおりですかね。
P1340161_寺田_R

概要説明はここまでにして駅の様子。
まず4番ホームを駅舎側から見た様子。レッドアローは間もなく出発。
P1340142_寺田_R

この手前を右に進むと駅舎があります。改札口と窓口の様子。
直営駅で駅員さんいらっしゃいました。内装とはアンマッチなカードタッチ機が置かれています。
P1340144_寺田_R

駅舎外観。駅は1931(昭和6)年8月に富山電気鉄道により開業。駅舎はその時からの木造建築だそうです。
2016(平成28)年9月にはリフォームされたそうで、きれいになりました。そういえば、前回の越中三郷駅も同じ時にリフォームされたのかもしれませんね。
P1340143_寺田_R

再び入場します。改札口を抜けると目の前に構内踏切が伸びています。
P1340146_寺田_R

まず立山線から構内観察。構内踏切からの様子。左(北)から上り3番、下り4番。
P1340147_寺田_R

3番ホーム立山方からの様子。急カーブです。
P1340150_寺田_R

そしてこちらがY字の股にある建物。右端が3番ホーム、左端が1番ホーム。
駅舎よりも大きくて立派な建物なんですよね~。かつては待合室に売店や案内所、そして信号扱所もあったそうですが、現在は入ることはできないようです。手前にあるベンチで待つことになります・・・。
P1340148_寺田_R

ここから右を見ると構内踏切の先に駅舎が見えます。
P1340155_寺田_R

ちょうど3番線に立山方面からの電鉄富山行きが到着しました。車番は元京阪の"10045"。
P1340156_寺田_R

一方の左を見ると2番ホームへの構内踏切があります。
そこから見た本線のりばの様子。右から上り1番、下り2番。
2番線には本線の上市行きが到着。元東急の"17481"。この列車の到着を待って、3番線の電鉄富山行きが出発していきました。全パターンで列車交換可能な構造ですかね。
P1340158_寺田_R

列車が去った後の2番ホーム。ホームは鉄骨タイプ。ホーム上屋は構内踏切側の一部分のみ。
P1340160_寺田_R

2番ホームから見た1番ホーム。そちらの上屋も一部分のみ。
P1340159_寺田_R

1番ホームから構内踏切方面。上屋も開業当時からのものなんでしょうね~。
P1340154_寺田_R

1番ホーム端まで歩いて宇奈月温泉方からの様子。立山線と逆向きカーブ。
P1340153_寺田_R

振り返って宇奈月温泉方面。
天気がいいと真正面に山々が連なる雄大な光景が見られるらしいです・・・立山連峰かな?
P1340151_寺田_R

では次に向かいます。電鉄富山からの列車は昼間は少なくても1時間に3本あるようです。宇奈月温泉行き、上市行き、立山行きとやってくるようですね。
次にやってきたのは4番線の立山行きでした。これに乗車します。
P1340164_寺田_R P1340162_寺田_R

乗車車両は2連先頭車のモハ17484。東急車ですね・・・。西武、京阪、東急とバラエティに富んだ中古車が走ります。
3番線に立山線からの上り列車が到着後に出発となりました。

行程:越中三郷(331電鉄富山発立山行)寺田(333電鉄富山発立山行)釜ヶ淵

にほんブログ村 鉄道ブログ 駅・駅舎へ
鉄道コム

Comments 2

There are no comments yet.
四季彩  
こんにちは。

そのアニメ、子どもの頃、夢中になって観ていました。土曜日の夕方の放送でした。豚もおだてりゃ木に登る~。
ちょっと変わった構造ですが、利用客から見れば、上り列車は同じホームからの発車になるので、便利だと思います。

2023/09/03 (Sun) 17:42 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
寺田駅

>四季彩さん
変わった構造が功を奏することもあるようです。

2023/09/06 (Wed) 00:57 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply