関東日帰り23初夏-箱根編(2) 小田急小田原線・箱根登山鉄道鉄道線 小田原駅 ~"横長S字型"の変則構造~

きゃみ

前回の続き。小田急で小田原駅にやってきました。

一旦改札口を出てから、これから乗車する箱根登山鉄道のフリーきっぷを購入します。
箱根登山電車1日乗車券「のんびりきっぷ」
20230618_箱根登山電車1日乗車券のんびりきっぷ(表)_R20230618_箱根登山電車1日乗車券のんびりきっぷ(裏)_R

箱根の定番ルートといえば・・・小田原→箱根湯本→(登山電車)→強羅→(ケーブルカー)→早雲山→(ロープウェイ)大涌谷→桃源台→(海賊船)→元箱根。今回は踏破対象の「鉄道」ということで早雲山駅まで行く予定。このうち強羅までの登山電車区間が乗り放題となるきっぷです。
数年前の計画時は、「箱根登山鉄道・ケーブルカー1日乗車券」という早雲山駅までフリーのきっぷがありました。しかも1,540円だったはずですが、販売終了したようです・・・><

それでは入場します。小田急と箱根登山鉄道は共同使用駅で改札口は同じなので再入場となります。管理は小田急だそうです。ちなみに箱根登山鉄道は小田急グループの会社だそうです。
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改札口を抜けると地上階ホームへの階段があります。
3階の改札階を含めた一体型の屋根になっていて広々とした感覚があります。
P1330611_小田原_R

小田急と箱根登山鉄道の駅構造は、敢えて構内図を張り付けずに私なりの言葉で表現すると・・・
「横長S字型の1面4線」となるでしょうか。

まず北側の小田急側から見ると・・・島式ホーム2面3線。両外側が⑦番と⑩番。中線は両ホームに面しており、⑨番と降車専用の⑧番。南側に線路終端があるため、ホームは櫛形のような形になっています。

対する南側の箱根登山鉄道も島式ホーム2面3線。いや、2面2線に切欠き1線かな・・・。両外側が小田急と共用の⑦番と⑩番。中線は北側に線路終端があり、面するホームは片面1面の⑪番です。

ここまで聞くと奥羽本線の新庄駅のようなH型構造が思い浮かびますが、「両中線の終端の位置が斜めにずれている」ため、両側から"横長S字"の窪みの部分に線路が割り込んでくるような形になっています。

それでは駅構内の様子。まずは小田急側から。
北側、つまり新宿方から見た様子。線路は左(東)端が⑦番、中線が⑧⑨番、右端外側が⑩番。
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⑦番の様子。番線表記には「特急ロマンスカー」とあります。そして駅名標には箱根登山鉄道の隣駅の箱根板橋も表示されています。つまり、線路は箱根登山鉄道側と繋がっており、箱根湯本まで直通する列車が発着します。また一番西にある⑩番も同様で、箱根湯本からの直通を含めた新宿方面の列車が発着します。
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ちなみに停車中の列車は新松田から乗車してきた列車。当駅止まりも⑦番に発着します。この後は奥にある引き上げ線に引っ込むか、車両基地のある足柄駅まで回送されるかだと思います。

7,8番ホームからみた⑧番の様子。両側でホームに面しており、対向ホームが乗車用の⑨番。
車番は"3275"。各駅停車の新松田行きです。線路の構造上当駅折返しの列車が発着します。
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振り返って新宿方面。手前線路は右から⑦番、⑧⑨番、⑩番。右端(東)は東海道本線の留置線だと思います。左奥の高架は東海道新幹線で、小田急は新幹線を潜っていきます。
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では南に移動~。ここからが少しややこしくなります。
まず小田急⑧⑨番の線路終端の様子。左が9,10番ホーム。そして右端に見える列車が⑦番ではなく・・・
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9,10番ホームからみた⑧⑨番の終端。
左の青帯列車は上画像右奥の列車・・・箱根登山鉄道の⑪番となります。
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こちらは⑪番からみた⑧⑨番。⑪番の線路終端は⑧⑨番の終端より抉れています。これを「両中線の終端の位置が斜めにずれている」と表現しました・・・。このホームがS字の真ん中にあたる部分になります。
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⑪番を線路終端側から見た様子。のりばは右側のみ、左は⑦番ですが柵があるので乗降はできません。
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上画像から左にずれて後ほど撮影。箱根湯本行きのロマンスカーが⑦番を出発したところ。
このホームがS字の下辺にあたる部分になります。
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対する⑩番を箱根湯本方から見た様子。
右奥に⑧⑨番の線路終端があるので、このホームがS字の上辺になります。車番は"4562"。4000形だと思います。当駅始発の急行新宿行き。おそらく⑦番に到着した列車が一旦引き上げて転線してきたものだと思います
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こちらは箱根湯本方から見た⑪番の様子。S字の真ん中線が飛び出た部分です。
箱根登山鉄道の折返し列車が発着しますが、車両は小田急車のようですね。
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列車が去った後の⑪番。右隣りの線路が⑦番。左奥には⑩番が通っていますが、壁か何かがあったと思います。箱根湯本方の端っこからみると⑪番は片面1線のように見えます。
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振り返って箱根湯本方面。手前線路は右(西)から⑩番、⑪番、⑦番、側線。
⑪番の延長が箱根湯本方面の本線。側線と⑦番の延長が引き上げ線になっており、⑦番から⑩番に転線する当駅折返しの列車が待機中だと思います。
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引き上げ線から⑩番に入線の図。車番は"1066"。1000形の1066Fだと思います。
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それでは乗車します。乗車するのは⑪番から4連の箱根湯本行き。
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乗車車両は2両目の"1115"でした(上画像は別車両の"1063")。1115も1063も小田急1000形だと思います。やっぱり小田急車両ですよね~。
箱根登山鉄道側は元々は標準軌。小田急側は狭軌。そのためロマンスカーなどの小田急車両が乗り入れるために、箱根湯本までは三線軌条が敷設されていたそうです。三線軌条は2006(平成18)年3月に解消されて狭軌に統一。その時から小田急の車両のみが走るようになったとのこと。

駅名標表記の標高は14m。ここから標高750mの目標の早雲山駅に向けて登っていくことになります。

行程:小田原(7211小田原発箱根湯本行)箱根湯本

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Comments 4

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総武特快佐倉  

こんばんは。

小田原~湯本で走っていた赤い1000形も引退して今は標準カラーしか残ってないようですね。VSEは年内で完全に引退のようですし。小田急も個性ある車両が無くなって魅力が薄れてしまいました。

2023/08/05 (Sat) 21:28 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
ロマンスカー

総武特快佐倉さん、こんばんは。
小田急は佐倉さんのテリトリーのひとつでしたね。
赤い1000形は昨年引退したそうですね。訪問するのが遅かったです・・・。
VSEは定期運用から外れていたとは知りませんでした・・・。
今回ロマンスカーはEXE、MSE、GSEに出会えました。今時はこの3形式だけなんでしょうか。

2023/08/05 (Sat) 23:22 | EDIT | REPLY |   
四季彩  
おはようございます。

小田急もコロナ禍で、お得なきっぷの整理を行っているようですね。おっしゃる通り、以前はケーブルカーがフリー区間に入ったきっぷでしたが、登山電車だけになったのですね。

2023/08/06 (Sun) 05:25 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
お得なきっぷ

四季彩さん、こんばんは。
自分向きのお得なきっぷは減っていく傾向にあるようです・・・。
他にもあてにしていたものがありましたが、ことごとく消えています。
その最たるものはワイド周遊券でしょうか。

2023/08/07 (Mon) 00:01 | EDIT | REPLY |   

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