関東日帰り23春-内房編(13) 外房線 (安房鴨川駅→安房天津駅→上総一ノ宮駅) ~特急「わかしお」の終着点~
千倉駅から外房線直通の上総一ノ宮行きに乗車しました。
列車は"外房"を北東方面に進みます。内房線のこの区間の駅は全て改築駅舎らしいのでスルー・・・。
そのまま30分弱走って安房鴨川駅に到着しました。
2番線の到着。ここでは7分の停車時間がありました。ちょっとだけ降りてみます。
安房鴨川駅は千葉県鴨川市横渚にある鴨川市の代表駅。太平洋に面した南房総の観光都市です。
「鴨川」といえば「鴨川シーワールド」が真っ先に思い浮かびますね~。車でしか行ったことはありませんが、西口から無料送迎バスがでているそうです。
乗り入れ路線は外房線と内房線の2路線でどちらも終点となりますが、線路は"シームレス"に繋がっています。
内房線は外房線所属の蘇我駅から分岐している路線。つまり起点と終点で同じ路線に接続しています。こういった路線で他に思いつくところでは、常磐線や御殿場線、赤穂線などなどいくつかありますが、安房鴨川駅のような接続の仕方に限れば、鹿児島本線と日豊本線が繋がる鹿児島駅しか思い浮かびません。
駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線で東から1~3番。ホーム間は跨線橋で連絡しており、駅舎は単式1番ホームの東側に面しています。所謂"国鉄型"です。
短い時間で構内撮影です。まず上総一ノ宮方から。
2,3番ホームからの様子。線路は左(東)から1番、2番。屋根付きの青い橋は自由通路です。
左の1番ホームに面して駅舎があります。そちらが海側になります。
駅舎は1925(大正14)年7月の開業時からの木造建築だそうです。
安房鴨川駅に開業時からの駅舎が残っているのはちょっと意外な気もします。ただ、リニューアルされて駅舎の前面にゲートのようなものが建っており、古さを感じさせない工夫?が施されています。
今回時間が無くて出場できなかったので、前回訪問時の様子(2015/04撮影↓)
もうちょっと引いて3番線側の様子。3番には内房線方面列車が発着するそうです。
3番線の外(西)側には側線が3本(4~6番線)ありますが、その1本に特急型車両がいました。E257系500番台のNB-03編成のようですね。特急「わかしお」の車両だと思います。
次は館山方からの様子。安房鴨川駅は特急「わかしお」の終着駅。内房特急の「さざなみ」とは違って、外房特急の「わかしお」は平日も南房総までやってきます。
側線3本は奥が線路終端になっているので、館山方に一旦出てから折り返して入線する形になります。
右(東)にずれて撮影。右から1番、2番。こちらに構内跨線橋があります。
東側にも保線車両用と思われる側線がありますが、同じように館山方に向いています。
間もなく出発時刻・・・出場できなかったのが残念ですが、車内に戻ります。時刻は14:30。
安房鴨川駅から外房線に入ります。列車番号は奇数番から偶数番に変わりました。
外房の海はちらっとしか見えない程度の位置を走り安房天津駅に到着です。
この駅では交換のため3分間の停車がありました。
安房天津駅は千葉県鴨川市天津にある外房線の終点一つ手前の駅。駅構造は相対式ホーム2面2線で南から1~2番。ホーム間は安房鴨川方の跨線橋で連絡しており、駅舎は単式1番ホームの南側に面しています。
2番ホーム上総一ノ宮方からの様子。
左に駅舎が見えますが、今回は対向ホームだったので行けなかったのが残念><
しばらくして下り列車が1番線に到着。出発となりました。車両はE131系のR-02編成でした。
今回下車はしませんが、外房線で下車候補の駅は・・・
安房小湊、行川アイランド、上総興津、御宿、大原、長者町、太東、本納。基本的に駅舎の佇まいを見て候補にしていますが、行川アイランド駅だけは別理由です^^;
車内から上総興津駅の駅舎。いつか"外房編"でまた来ようと思います。
その後は安房小湊駅で特急と交換するも時間がなくて下車できず。いすみ鉄道接続の大原駅では多くの乗車客がありました。
安房鴨川から1時間7分ほどで終点の上総一ノ宮駅に到着です。
この駅ではちょっと確認したいことがあったのですが、2分での対面乗換えで京葉線経由の快速東京行きに乗り継げたので、確認は次回にでも・・・。乗車車両は10連先頭1号車クハE232-5005。2連から10連への乗り継ぎということもあって、先頭車両はガラガラ状態で出発となりました。
蘇我駅から京葉線に入りました。
京葉線沿線には千葉県内で1つだけ未乗車の路線がありまして・・・。折角なのでそちらに立ち寄ろうと思います。
