関東日帰り23春-内房編(12) 内房線 千倉駅 ~房総最南端の駅にして特急「さざなみ」のかつての終着点~
和田浦駅から木更津行きに乗車。内房線で"外房"を3駅戻って千倉駅に到着です。
1番線の到着。ここで下車します。

千倉駅は千葉県南房総市千倉町瀬戸にある内房線の駅。
駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線で南から1~3番。お互いのホームは跨線橋で連絡しており、駅舎は単式1番ホームの南側に面しています。
2,3番ホーム安房鴨川方からの様子。線路は左(南)から1~2番。
2番が下り本線、1番が上り本線になるそうです。そして、左の高い建物が駅舎になります。
少し引いて撮影。右の線路は3番と留置線1本(ホームなし4番線)。
この留置線にかつては当駅着発の183系が留置されていたのではないでしょうか?
ちなみに3番線には現在も夜間滞泊があるらしいです。早朝の5時台に当駅始発の千葉行きが1本だけありますが、多分その列車になります。千葉駅には8時ジャストに到着。(がんばれば)通勤圏内ですね。
次は1番ホーム安房鴨川方からの様子。ここから見ると大きくカーブしている様子と、お互いのホームが大きくずれていることがわかります。
2,3番ホーム館山方からの様子。上屋や跨線橋はホームの中ほどにあります。
跨線橋から見た安房鴨川方面。地図で見たところでは千倉駅は房総半島の最南端の駅。これは関東地方の最南端にもなるそうです。駅はカーブ途中のちょうど南の頂点に位置しており、この先の線路は北東方向の安房鴨川に向かっていきます。真正面は太平洋・・・「瀬戸浜海水浴場」付近になると思います。
一方の館山方面。1番線から木更津行きが出発する時に撮影。
こちらは内陸側で線路はほぼ西方にある館山に向かっていきます。
では駅舎に向かいます。まずは駅舎外観の様子。
駅の開業は1921(大正10)年6月。駅舎は2007(平成9)年8月の改築。観光案内所や多目的ホールとの合築駅舎だそうです。独特の外観ですが、どこかで見たことがあるような・・・同じ建築家かな?
緩やかな曲線が特徴の建物は、「千倉の風・波・空」をイメージしているそうです。
駅舎内の様子です。コンクリート調の壁で天井が高く開放的な印象。
この左手に観光案内所がありましたが、時間帯もあるのか無人でした・・・。
業務委託の有人駅。右端に見える乗車証明書発行機に不具合があったのか、駅員さんが故障対応?で格闘していました。それが落ち着いたのを待って下車印いただけました。
さて時刻は14時前。
少し早いですが、内房線の駅巡りはこれで終わりにして、外房線経由で東京に帰ろうと思います。
滞在25分ほどで上総一ノ宮行きが2番線にやってきました。これに乗車します。
