東海駅巡り23冬-名鉄編(1) 東海道本線・名鉄蒲郡線 蒲郡駅 ~蒲郡線から踏破スタート~
今年最初の駅巡りは、1月最初の3連休で東海地方に出かけてきました。
ターゲットは、ほとんど手つかずの名鉄とその周辺の路線。とにかくひたすら乗り潰します(微)

計画は・・・1日目三河地方、2日目知多半島、3日目愛知中部など、4日目愛知西部や岐阜など。名鉄は近鉄や東武鉄道に次ぐ第3位の営業距離を持つ私鉄。全長444.2営業キロ。これをクリアすればかなりの進捗になります。
それでは東京駅からスタートです。一番早く出る豊橋停車の「ひかり」に乗車します。
朝食は「祭」で購入した駅弁「北の海 幸づくし」。
1時間半ほどで豊橋駅に到着です。13番線着。
今回は乗換改札口を抜けて在来線構内に直接入場します。
ここから名鉄名古屋本線には乘らずに、JRで蒲郡駅に向かいます。蒲郡までノンストップの特別快速に乗車する予定でいましたが、その一つ前の列車に間に合いました。そちらに乗車しちゃいます。
菊川発の岐阜行き・・・何か珍しい発着駅の列車ですね~。8番線、4連最後尾のクモハ313-1に乗車します。
各停で5駅進んで蒲郡駅に到着。4番線着。乗換えのため下車します。
蒲郡駅は愛知県蒲郡市元町と港町に跨るJR東海と名古屋鉄道の駅。蒲郡市の代表駅です。
蒲郡といえば個人的には・・・「蒲郡競艇」ですかね~。行ったことはありませんが・・・。愛知の祖父母の家に行くと、朝のテレビで公営競技の開催日やメインレースの内容を伝える番組があって、その中で名前の響きが一番印象に残っていました。ガマゴオリ・・・。ちなみに競艇場最寄り駅はお隣の蒲郡競艇場前駅と三河塩津駅だそうです。
乗り入れ路線はJR東海の東海道本線と名鉄蒲郡線の2路線。蒲郡線は当駅が終点となります。
JRの駅構造は高架上にある島式ホーム2面4線で北から1~4番。内訳は内側2,3番が本線、外側1,4番が副本線。
下り1,2番線が2003(平成15)年4月、上り3,4番線が2005(平成17)年12月に順次高架化されたそうです。高架化って運行を止めずに行う制約があるので大変そうですよね。システム移行の段取りを思い出します・・・。
3,4番ホーム豊橋方からの様子。左奥(南)の4番に乗車してきた岐阜行きが停車中。その間に豊橋で乗車予定だった特別快速が3番に到着しました。緩急接続です。
豊橋方から構内全体の様子。
上下同時の緩急接続、全4線に列車が停車しました。1番の普通豊橋行きだけが311系ですかね。
全列車が出発するのを見届けてから、階段を下って改札口へ。
JR改札口の様子。JR全線きっぷうりばのある直営駅。
この手前が高架下の南北通路になっており、ベルマート、喫茶店、うどん店などがあります。喫茶店は画像をみたところ、昔ながらの雰囲気があってちょっと気になりました。
まずは北口へ。北口はJRの高架下にあって、駅名表示もJR仕様です。高架駅舎は上り線の高架化の少し後に使用開始されたそうです。ちなみに駅の開業は1888(明治21)年9月のこと。
次は海側の南口。こちらは名鉄の高架下にあって、駅名表示も名鉄仕様。名鉄の駅は1936(昭和11)年7月に前身の三河鉄道によって開業したそうです。
南口側にある名鉄の改札口。終日駅員配置駅で自動改札はありません。
窓口でこの日から利用するフリーきっぷを購入しました。
「名鉄電車2DAYフリーきっぷ」。2,000円で1日利用できる計算です。
それと西尾と蒲郡の硬券入場券ラリー台紙というのもいただきました。硬券入場券は西尾~蒲郡間で13駅分が販売されているそうですが、そのうち3駅分購入すると先着で記念品がもらえるそうです。駅員さんからは「強制ではありませんので・・・」と言われました^^;
改札を抜けてホームに上がります。
名鉄の駅構造はJRの南側に隣接した高架上島式ホーム1面2線で南から1~2番。JRに先立って2000(平成12)年11月に高架化されたそうです。
吉良吉田方からの様子。右(南)から1~2番。左にJRのホーム。名鉄のホーム長は4両対応。
振り返って吉良吉田方面。すぐに単線になっています。
高架は東海道本線と並走する次の蒲郡競艇場前駅まで続いています。
こちらは東側の線路終端。折り返すしかない構造です。
しばらく待っていると赤い電車が2番線に到着しました。普段は2番線のみが使用されるそうです。
この折返しが吉良吉田行きとなります。列車本数は1時間に2本。ほぼパターンダイヤ化されており、全列車が蒲郡線起点の吉良吉田行きとなっています。
それでは乗車しましょう~。蒲郡線から名鉄乗り潰しのスタートです。
乗車車両は"6210"+"6010"のワンマン2連。1978年製の6000系3次車で後にワンマン対応に改造された車両だそうです。後ほど知りましたが、蒲郡線と広見線末端区間用の車両とのこと。両線の無人駅には自動改札、つまり「駅集中管理システム」が導入されていないようです。
