四国駅巡り22秋-徳島東高知編(16) 高知東部交通バス (室戸岬→奈半利駅) ~室戸岬で波と戯れる~
室戸世界ジオパークセンターで高知東部交通バスを乗り継ぎました。
バスは引き続き国道55号「土佐東街道」を南下します。

ホテルらしき建物がいくつか見えてきて"岬の観光地にやってきた感"がでてきました。
右端に見える像は「室戸青年大師像」というそうです。この辺りから岬まで海岸沿いの遊歩道があるようです。
このままバスで進み、10分弱で室戸岬バス停に到着。ここで下車しました。
室戸岬は高知県室戸市室戸岬町にある室戸半島の先端の岬。
『安芸山地が太平洋に落ち込む南端で、太平洋に大きく突き出し、紀伊水道と土佐湾を分ける。』という岬。本州最南端の潮岬よりはちょっと南に位置していますが、同じく四国にある足摺岬のほうがもっと南に位置しています。美しい形の岬だと思います。
下車してまず目についたのが、バス停の画像の右端にチラっと見える像。
中岡慎太郎の像です。中岡慎太郎といえば・・・土佐出身の幕末志士のひとりとして坂本龍馬と並んでよく知られていると思います。陸援隊の隊長ですね。像は岬に向いています。
そして像の後ろに小さい建造物が見えますが、そこは展望台になっています。
登ってみると・・・ここは「Lover's Sanctuary」・・・「恋人の聖地」だそうです。
そこからは室戸岬の先端が展望できます。方角は真南。
ちょっと西にずれてみると、観光案内所や駐車場があります。
それでは岬の先端へ。
バス停や像からは岬の先端近くまで遊歩道が伸びています。
もうちょっと引いて撮影。岬には灯台が付き物ですが、ここの灯台は丘の上にあります。奥に見えますね~。あそこまで行くには歩いて回り込む必要がありそうなので、今回は遠慮しておきました^^;
太平洋のそばまでやってきました。
岩がゴロゴロ。この辺りは"奇岩"が多いです。ブラタモリ(地質学?)的には色々と理由があるのだと思います。
まさに岬の先端辺り。波と戯れて時を過ごします・・・。
滞在は1時間ほど。次のバスに乗車します。時刻は15時前。
乗客は私一人の貸切状態でした。車内は何といいますか、ひと世代前の古さが感じられました。
ここからは一転、土佐湾側の西岸を北上します。
しばらくは海岸沿いを進んでいましたが、室戸の市街に入ると、かなり内陸側にある診療所や高校などに立ち寄ります。
室戸市街を抜けると再び海岸沿いを進みます。バスは少し遅れが出ているからか、結構飛ばしている印象がありました。私の方はしばらく寝落ちzzz
そして室戸岬からほぼ1時間、土佐くろしお鉄道の奈半利駅に到着しました。バスはこのまま安芸市内まで行きますが、ここで乗換えのため下車します。
ここからは久々の鉄路です。つづく~
