四国駅巡り22秋-徳島東高知編(15) 高知東部交通バス (海の駅東洋町→室戸世界ジオパークセンター) ~岬の東岸を南下~
甲浦からDMVの次のバス停がある海の駅東洋町に歩いて向かいます。
かつての甲浦駅は山側の町外れにあるので、海に向かって進むことになります。
川沿いに進んでいくと、この道が路線だったらしく、上りのDMVとすれ違いました。撮影はできませんでしたが、時刻的には緑の2号車(DMV932)だったと思います。運行は赤・青・緑の所属3両で回していると思われます。
住宅地を抜けて行くと海沿いを走る国道55号に出てきました。
その道沿いに「海の駅東洋町」がありました。
海の駅東洋町は高知県安芸郡東洋町白浜にある所謂パーキングエリアのような施設。公共交通という視点でいうと、阿佐海岸鉄道のDMVと室戸方面に向かう高知東部交通バスの乗り継ぎ地点となっています。
「海の駅」を名乗ってはいますが、正式には『国土交通省により登録された、一般利用者に開かれた船舶係留施設(マリーナ)のこと』らしいです。ここには見たところマリーナはないようです。
ただ、さすが"海の駅"を名乗るだけあって、裏手には浜辺が広がっていました。
「白浜海岸」です。サーフィンしてる方がいました(右端^^;)。
そういえば・・・昨夜、太川蛭子のバス旅の再放送やってました。四国を一周するミッションでマドンナはエンクミ。まさにここに立ち寄ってましたね~。
すぐ隣りにはキャンプ場もあって、そこから見る浜の様子はまた趣が異なります。
建物内には海鮮系の食材が沢山並んでいました。片隅には食堂もあって海鮮系の定食がいただけます。後ほど知ったのですが、購入したものを調理してくれるらしいですね。
お昼前でしたが、軽くいただこうと思ってうどんをオーダーしました^^;
食後は海岸の屋根付きベンチでひと眠りzzz。今回の旅では一番気持ちよい時間だったかも♪
さて、次は高知東部交通バスに乗車して岬の東海岸を更に南下します。
そろそろ時間なのでバス停で待っていると、小型バスがやってきました。
これかな?と思って乗車しようとしたところスルーされました。どうやら違うバスだったようです。
後ほど調べてみると、牟岐からやってくる「徳島バス南部」のバスのようでした。そこで日和佐駅で見た時刻表を思い出しました。その時刻表には徳島バスの時刻も併記されていましたが、その子会社だそうです。
ちなみに・・・改めてその時刻をよくよく見直してみると、大阪~室戸を直通するバスがあったんですね(驚) JR四国と徳島バスでは"連携ダイヤ"を組んでいて、阿南~甲浦間では相互乗換えが可能らしいです。
そのすぐ後に目的の高知東部交通バスがやってきました。12:20、出発です。
バスは国道55号「土佐東街道」を南下開始します。道中では歩きお遍路さんを何人か見かけました。
海に最接近! 景色は最高です。
これは多分ですが・・・「鹿岡の夫婦岩」だと思います。
バスは廃校水族館などに立ち寄りつつ、40分ほど走って室戸世界ジオパークセンターに到着しました。
このバスはここから内陸をショートカットして室戸市街に向かうため、岬に行くバスはここで乗り継ぎとなります。
バス停名の通りで「室戸世界ジオパークセンター」が目の前にありました。
ジオパークとは、『地球科学的な価値を持つ遺産を保全し、教育やツーリズムに活用しながら、持続可能な開発を進める地域認定プログラム』のことらしく、ここは世界ジオパークに認定されているそうです(・・? 山陰のジオパークは聞いたことがありますね。
難しいことはよくわかりませんが、そのプログラムの一環としての施設らしいです。乗り継ぎに20分ほどあったので館内に入ってみましたが、地質学的な内容の学習施設といった印象でした。
さて、正真正銘の"岬巡りのバス"がやってきました。乗車しましょう。つづく~
