津軽海峡駅巡り22秋(25) 大湊線 下北駅と大湊駅 ~エピローグ、「はやぶさ」で東京へ~
樺山駅跡の訪問後は、下北交通バスで終点の下北駅までやってきました。運賃は後払い370円也。
下北駅は青森県むつ市下北町にある大湊線の中間駅で、みどりの窓口のある業務委託駅。
ちょっと離れてはいますが、むつ市街から一番近い駅です。かつては大畑線が分岐していた駅で、大畑線が廃止されてからは本州最北端の駅となっています。
駅舎の様子。大畑線が廃止された後の2009(平成21)年1月に供用開始されたものだそうです。
駅構造は島式ホームの片側1線だけを利用した1面1線。もう片方には大畑線が発着していたそうです。おそらくは駅舎側の線路が大畑線の線路だったと思われます。駅名標↓の裏側です。
こちらは80年代の国鉄時代の駅の様子。大畑線からの列車が大湊駅に向かって駅を出発するところなので、駅舎は構内踏切の先の右側にあると思われます。
駅舎は先代のものでした。
さて、ここで20分後の八戸行きに乗車する予定ですが、その前に反対方向の大湊行きがすぐにやってきました。八戸行きはこの列車の大湊折返しのようですね。本当は上述の線路跡など駅観察をしたかったところですが、大湊行きに乗車することにしました。乗車車両は2連の前方車キハ100-203。
ひと駅進んで終点の大湊駅に到着です。1番線着。時刻は18時を回ったところです。
大湊駅は青森県むつ市大湊新町にある大湊線の終着駅。ここから更に海沿いに進むと海上自衛隊の港や施設などがあります。むつ市は自衛隊関連の方々が多いようですね。
駅構造は相対式ホーム2面2線で北から1~2番。駅舎は1番ホームの北側に面しています。
こちらは1番ホームの様子。
この駅はみどりの窓口のある業務委託駅で、列車別改札が行われているようですね。列車が到着するとすぐに追い出されました。
さて、9分で折返しです。その間に駅舎内や駅構内を観察しようと思っていましたが・・・次の列車に乗車する人の列が駅舎内をぐるっと巡って外まで続いていました^^; 同じように折り返す人がほとんどなのかなと思います。
この最後尾に並びます・・・。若い女性の「ここで泊まりたい~」という会話が聞こえてきました。私も同じ気分です。駅のすぐそばにはJR東日本系列のホテル「フォルクローロ」があったかと思います。
改札が開いて先ほどと同じ列車に乗車します。乗車車両は2連の先頭になったキハ100-20。
2両の車内が満遍なく埋まってすぐに出発となりました。下北、大湊と慌しかったですね。
代わりに過去の駅の様子→→①80年代国鉄時代の大湊駅、②2020年春の大湊駅
列車は次の下北駅で多数の乗車があって、下北半島内側の海岸に沿って南下を開始します。
途中、陸奥横浜駅で列車交換が行われました。本当はここで下車したいところですが時間の余裕なし。
1時間ほど走って野辺地駅に到着。青い森鉄道線から大湊線が分岐する駅です。
ここでしばらく停車。運転士の交代が行われました。ここからは快速となります。
更に40分ほど走って終点の八戸駅に到着しました。
3番線の到着。野辺地駅と似たような駅名標ですね。八戸駅では青い森鉄道線から八戸線が分岐しています。
急いで新幹線の改札口に向かいます。改札前には日本三大駒といわれる「八幡駒」がいました。
ここから乗車するのは「はやぶさ48号」。東京行きの最終列車です。
新幹線の駅構造は島式ホーム2面4線で東から11~14番。東北新幹線の駅によくみられるスノーシェルターに覆われています。
12番線にやってきた東京行き最終便に乗車しました。
車内ではほぼ爆睡状態で無事に上野駅に到着しました。
この旅で北海道と東北地方の路線は全て潰せました。ちなみに鉄道開業150年記念のパスは3月にも発売されるそうです。時間が合えば、ある方のブログに倣って新幹線単独駅巡りのようなこのきっぷならではの駅巡りもしてみたいですね。
以上、津軽海峡駅巡りの終了でございます。
万歩計記録:①2022/10/21:15,805歩 ②2022/10/22:22,078歩 ③2022/10/23:34,256歩
踏破完了した路線:青函トンネル竜飛斜坑線、道南いさりび鉄道線
下車・記録駅累計:1,947
