函館駅から道南いさりび鉄道の上磯行きに乗車しました。
裏口にあたる北側出入口。こちらは住宅地のど真ん中の路地といった感じです。
列車が5番線を出発したところ。手前に3本見える線路のうち、真ん中の線路の延長が道南いさりび鉄道線になります。その右隣は渡り線ですぐ先でこちらに合流。その先で列車はシザースを抜けて転線します。ちなみに一番左端に辛うじてみえる線路が函館貨物駅に延びる貨物線で、鉄柱の裏側で奥に大きくカーブしています。
道南いさりび鉄道線に入線してひと駅目、七重浜駅に到着です。
1番線の到着。ここで下車します。
七重浜駅は北斗市七重浜にある道南いさりび鉄道の無人駅。一応、津軽海峡フェリー函館フェリーターミナルの最寄り駅ですが、バスなどの連絡はなさそうです。歩くにもちょっと離れた位置にあります。函館駅前から出ているシャトルバスのほうがずっと便利。
ちなみに"いさ鉄"の場合、函館からの運賃は340円。シャトルバスは320円らしいです。
七重浜駅は江差線時代の中間駅では唯一下車したことのある駅です。JR北海道になって1年ほどたった頃で、江差線が電化開業する直前でした。当時の地名は上磯郡上磯町。(1988/3/5撮影)
当時は有人駅で入場券も販売していました。四角枠に「北」表示が珍しく感じました。
駅構造は島式ホーム1面2線で南から1~2番。通常は1番線の一線スルー的な運用がされているようです。
お隣2番線には函館行きが停車中。前方車両はキハ40-1793。「ながまれ号」
先に函館行きが出発していきました。後方車両は白系のキハ40-1815。
函館方から見た様子。駅舎は橋上にありますが、「橋上駅舎」といっても跨線橋にくっついている感じのものですね。橋上化は1986(昭和61)年12月のことだそうですが、この辺り(国鉄青函船舶鉄道管理局管内)では初めての橋上駅舎だったようで、珍しかったのではと思います。
この駅も1988(昭和63)年3月の海峡線開業時に、貨物列車の退避を考慮して有効長を拡大したそうです。更には相対式2面2線から現在の形に変更されたそうです。橋上化はこの変更を考慮したものだったようです。
ちなみに旧駅舎が面していたかつてのホームは、上画像↑左端の階段のある部分だったようです。昔の写真を見たところ、この階段はホーム上にあるのですが、そのホームに仕切りがあってその外側(駅構外側)に連絡していたように見えます(予想)。
橋上からみた函館方面。線路は1番線。その右(南)に広がるスペースにホームがあったと思われます。
駅舎内の様子。道南いさりび鉄道になった2016(平成28)年3月に無人化されたそうです。
待合室には券売機が置かれており、改札口は無く、奥の階段で直接ホームに降りられます。
そして旧駅舎のあった南側出入口。海側です。旧駅舎はこの右側にあったようです。階段を数段ほど登るという不思議な構造は、元々ここにホームがあった名残だと思われます。
それではフェリーターミナルに向かいましょう。地図上ではここから道のり1.5km、徒歩で18分の計算です。
かつての青函連絡船は本州~北海道を渡る多くの人々の渡海手段でしたが、今は飛行機が主流。東北~道東に絞っても青函トンネルがあります。今は車が主流なので、駅に近くなくても問題なし・・・ということかな><
Comments 6
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koganeturbo
風来梨
フェリー最寄り駅
こんばんは。
新日本海フェリー・苫小牧東港へは、南千歳からバスが出てますが、40〜50分かかり1200円ほどします。
コレをもったいね〜と思うor荷物がデカくてバスの乗車がキツイ(1本しかないのでかなり混む)と思うなら、最近『熱い』最寄り駅があります。
御存知かもしれませんが、日高本線の浜厚真駅ですね。 最近まで街頭もない真っ暗闇の道だったそうですが、今年の年末年始旅の帰りに歩きましたけど、街頭設置されてましたね。 やっぱり、話題となって浜厚真駅から歩く人が多くなったからでしょうね。
ちなみに、距離は1.6km程で、ヘタレが全く使わなかった三脚やアイゼンで重量が嵩み、担ぎ上げる時にふらつく程に重かった荷物を背負ってでも余裕で行けました。 少し『奇跡の体力』復活か?と色めきましたが、冬のフェリーはやめた方がいいです。
なぜなら、海が荒れて高波で船が揺れて『リーチ一発もらいゲロ』なほどに船酔いします。 船の中では20時間うずくまって何も食えなかったですね。
なので、フェリー利用は夏の北海道旅にしたほうがいいですね。 早割りで飛行機が最も無難です。
きゃみ
ながまれ号
きゃみ
Re: フェリー最寄り駅
四季彩
こんばんは。