長門市駅から仙崎支線の仙崎行きに乗車しました。列車は本線と別れて支線に入ると、4分ほどで終点の仙崎駅に到着です。
仙崎駅は漁港と蒲鉾の街、山口県長門市仙崎にある山陰本線支線、通称「仙崎線」の終着駅。
位置的にはぴょこっと突き出た半島の真ん中あたりにあります。その半島の先にある青海島への玄関口にもなっています。また、大正から昭和にかけて活躍した童謡詩人である金子みすゞの出身地としても知られています。記念館があるようですね。
上画像の右側にありますが、「○○のはなし」という土休日運行の観光列車の停車駅で、東萩発新下関行きの列車がこの駅に立ち寄るそうです。当駅が始発終着だった「みすゞ潮彩」という観光列車の後継のような列車だと思います。この駅には30分ほど停車するようですね。
駅構造は単式ホーム1面1線。駅舎はホームの北側に面しています。
長門市方(西側)からの様子。右端、線路横のスペースにはかつて機回し線があったそうです。
ホーム中ほどの様子。駅舎の壁には海の生き物たちが描かれています。
線路終端側(東側)の様子。終端はすぐ先にあり、そのまま折り返すしかない構造。
地図を見るとこの先の港まで線路があったような跡が見えます(予想)。貨物時代の名残りかもしれません。
ちなみに、駅の開業は1930(昭和5)年5月のことで、当時は美禰線の貨物支線の貨物駅だったそうです。貨物扱いは1963(昭和38)年6月に廃止されています。
駅舎外観。1959(昭和34)年6月の改築だそうです。1998(平成10)年1月に和風に改装されたそうですが、実質はコンクリート造りの平屋建て。他に似たような駅舎で思い出すのは、越美北線の越前大野駅ですね。
改札口の様子。無人化は1986(昭和61)年4月のことだそうです。
上画像の左端にちょこっと見えますが、そこは金子みすゞに関する展示館のようになっていました。
手前の待合室の壁には、特産のかまぼこの板を敷き詰めた金子みすゞのモザイクアートも描かれています。
1枚1枚に絵や文字が書かれています。2万枚あるそうです(驚)
滞在はたったの7分・・・。列車は美祢線直通の厚狭行きとなってすぐに折り返します。
今回は美祢線に乗車する予定でしたが、長門市駅で厚狭行きを待っている間に、一体運用で往復してくる仙崎線にも乗車してみよう・・・ということでの仙崎駅訪問でした。ですが、同じことを考える人はいるものです(笑)
ここまで乗車してきた乗客のほとんど(全員かも^^;)がそのまま折返しに乗車します。みな18キッパーなんでしょうね~。
列車は再び長門市駅に到着。停車時間2分ほどで出発するはずですが、遅れている山陰本線の列車を待ってしばらく停車となりました。その間車内でzzz。
結局30分弱の遅れでの出発となりました・・・。またまた計画の練り直しです><
~つづく~
行程:長門市(1627D長門市発仙崎行)仙崎(1628D仙崎発厚狭行)長門市(710D同左)美祢
※W杯第3戦、スペインにも勝っちゃいましたね!(驚)
前半1点のみに抑えることができたのが大きかったと思います。ドイツ戦の再演でした。
次はクロアチアですね。今の代表ならモロッコよりも勝つ確率が高い気がします。がんばれ~。