山陰駅巡り22夏-島根山口編(24) 山陰本線 萩駅 ~大正期の素晴らしい駅舎の静かな駅~

きゃみ

益田駅から乗車した長門市行きは、東萩駅で列車交換を終えて出発しました。

列車は東萩駅の手前辺りから南に少し進み、西に向きを変えて広々とした川を渡ります。
阿武川です。奥にきれいなシルエットの山が見えますが、これについては後述します。
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地図を見ると分かりますが、萩付近の線路の形が益田駅付近と非常によく似ています。海沿いを走ってきた線路が川の手前で上流方面に向きを変え、ある程度遡ったところで川を渡って街の山側を回り込みます。そこに駅があります。益田の場合は益田駅、萩の場合は萩駅。駅を出ると今度は下流方面に進み、再び海沿いを進みだすという形でU字型に大きく湾曲しています。

特に萩の街は特徴的で、益田は"川の間にある街"と表現しましたが、萩は"川に囲まれた街"と言えると思います。阿武川は線路の先の下流方面で松本川と橋本川に別れて、街を取り囲むような形で海に注いでいます。川と海に取り囲まれた場所が城下町だった旧萩市街だそうで、あの山は萩城のあった指月山」ではないかと思います(間違ってたらゴメンナサイ)。

川を渡ると列車はその萩駅に到着です。ここで下車しましょう。
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萩駅は山口県萩市椿にある山陰本線の無人駅。長州藩の中心都市だった「萩」の駅ですが、市街地に近いのは隣の東萩駅で、市の代表駅は東萩駅のほうになります。萩駅は中心地からは橋本川を隔てた山側にあります。
駅の開業は1925(大正14)年4月のことで、東萩駅よりも若干早いようです。

駅構造は相対式ホーム2面2線。ホーム間は東萩寄りの跨線橋で連絡しており、北向きの駅舎が北側のホームに面しています。

逆光ですが・・・南側ホーム長門市方からの様子。こちらは下りホームになります。
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北側ホーム長門市方から。こちらは上りホーム。お互いのホームは少しずれています。
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下りホーム東萩方から。屋根無し跨線橋がこちら側にあります。
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跨線橋に上がって東萩方面。北側に東萩向きの側線が1本。線路はこの先で阿武川を渡ります。
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振り返って構内の様子。奥が長門市方面。屋根が無いので撮影しやすいです。
駅舎はホーム上屋を含めて立派そうですね~。そして右奥に(多分)指月山が見えます。
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それでは改札口を出てみますが、この駅の名物と言えるのがこの立派な駅舎です。
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1925(大正14)年築の木造建築。この後に訪問した東萩駅とは対照的な歴史的価値のある木造建築です。今まで色々な駅舎を見てきましたが、3本の指にはいるくらい素晴らしいと感じる正統派です。
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駅前広場はきれいに整備されています。
奥に「日本の鉄道の父」と呼ばれる井上勝の像が立ち、D51 730号機の動輪も置かれています。
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駅前の様子。駅前も東萩駅とは対照的で静かな様子。
駅前正面の道を真っすぐ北に進むと、橋本川を渡って街の中心部に行けるようですが、結構離れています。バスがあるようですね。山口方面へのジェイアールバスも出ているそうです。
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駅の横にも立派な建物がありました。観光案内所のようです。
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こちらは駅舎正面。手前は電話ボックスでしょうか? 凝ってますね~
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かつてはここが駅の出入口だったと思われますが、現在は「萩市自然と歴史の展示館」という資料館の入口となっています。駅舎改修の後、1998(平成10)年4月にオープンしたそうです。
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開館時間は9時・・・いつものことですが、朝早すぎて入館はできませんでした^^;
ちなみに手前の案内板にある"長州ファイブ"とは、伊藤博文、井上馨、山尾庸三、井上勝、遠藤謹助をいうそうです。薩摩にも似たようなのがあったような・・・。

現在の駅としての出入口や待合室は駅舎正面左の端っこ部分にあります。
窓口のようなところは出札窓口ではないようですね。手前にベンチが置かれています。
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ご覧の通りの無人駅。ですが、管理人らしきおじちゃんがやってきました。出勤時刻かな。あの窓口の奥は資料館の事務所なのかもしれません。
この後のほとんどの時間をこのおじちゃんとの会話で過ごしました。話好きな方でした(微)

駅舎を絡めて駅構内の様子も何枚か撮影。
P1290489_萩_R P1290490_萩_R

なかなか風情のある佇まい。
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さて、次はひと駅戻って東萩駅に向かいますが、列車が遅れているようです。台風の影響ですかね・・・。
結局6分ほどの遅れで益田行きがやってきました。
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おじちゃんに「それ逆方向だよ」と言われ、「一旦東萩に戻ります~」と返してから乗車します。
乗車車両はキハ40-2033の単行。再び阿武川を渡って東萩に向かいます。

行程:益田(1563D益田発長門市行)東萩(同左)萩(1564D長門市発益田行)東萩



※コスタリカ戦、負けてしまいました><
いいリズムの時間帯に点が取れなかったのが痛かったですね。コスタリカのシナリオ通りの試合だったと思います。
次回のスペイン戦に期待します!

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Comments 4

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四季彩  
おはようございます。

萩駅もなかなか立派な駅舎ですね。戦災にあわなかったのでしょうか?また、東萩駅周辺が繁栄したおかげで、この古い駅舎が残っているともいえます。ただ、無人駅はさみしいですね。
いわゆる゙薩長連合゙ですね。日本の歴代首相に山口県出身が多いのも、同じ理由です。
今回もコスタリカ戦は観ていませんが、負けてしまいました。スコアは0―1ですが、内容はそれ以上の負けだったようですね。心配です。

2022/11/29 (Tue) 08:50 | EDIT | REPLY |   
ポン太  

こんにちは。

萩駅のたたずまい、いいですよね〜^^
ただ、駅周辺は閑散としていて、観光資源として生かし切れていないような、なんだかもったいない気がします。

2022/11/29 (Tue) 17:43 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
萩駅の駅舎

四季彩さん、こんばんは。
そうですね。萩駅の駅舎は東萩に人が集まったおかげで生き残ったのかもしれません。ちょっと違いますが、新幹線が停車しなかった白河駅や鳥栖駅のパターンに似ていると思います。
そうなると、東萩駅の旧駅舎がどんなだったのか気になります。

コスタリカの敗戦はかなり痛いと思います。
スペイン戦はまともにやり合って勝てる気がしません。0-1で折り返せたら引き分けに持ち込めそうな・・・^^;

2022/11/30 (Wed) 00:57 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
萩駅

ポン太さん、こんばんは。
萩駅の駅舎は素晴らしかったです。
確かに・・・訪れる観光客はあまりいないのでは、と感じます。
観光名所の連なる中心地からはかなり離れているのがネックかもしれませんね・・・。

2022/11/30 (Wed) 01:18 | EDIT | REPLY |   

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