山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(58) 山陽本線 福山駅 ~エピローグ(一旦東京に帰ります)~
笠岡駅から山陽本線の下り列車に乗車しました。
笠岡駅は山陽本線上における岡山県の最西端の駅・・・すぐに県境を越えて広島県へ。
20分ほどで3駅進んで福山駅に到着です。4番線着。ここで折り返すため下車します。
福山駅は広島県福山市三之丸町にあるJR西日本とJR貨物の駅で福山市の代表駅。
福山は福山藩の比較的新しい城下町です。駅は所在地の地名からもわかるように、三の丸南側を東西に横断するように設置されたとのことです。つまり城内を貫いています。これは同じ広島にある三原駅によく似ていますが、あちらはなんと本丸を貫いています→→2021年3月訪問の三原駅
乗り入れ路線は当駅の所属線の山陽本線と当駅を起点とする福塩線、そして山陽新幹線の3路線。新幹線は「のぞみ」も停車する主要駅です。また、井原鉄道井原線の列車が神辺駅から福塩線を経由して当駅まで乗り入れているものも何本かあります。
駅構造は・・・1975年の山陽新幹線開通にあわせて高架化されたそうです。ちょっと面白い3層構造で、1階がコンコース等、2階が在来線のりば、3階が新幹線のりばとなっています。
在来線の駅構造は島式ホーム3面6線で南から3~8番。基本的に3,4番に山陽本線下り、5,6番に山陽本線上り、7,8番に福塩線が発着するようです。
一番北側の7,8番ホームの様子。
8番に福塩線の105系が停車中。車番はクハ104-29。ラインカラーは紫。
列車が出発していきました。ホームの北側には福山城が見られます。
ちなみに右端の建物が「月見櫓」、左奥は「伏見櫓」かなと思います。福塩線は1935(昭和10)年12月に福山駅に乗り入れるようになったそうですが、二の丸櫛形櫓や鉄砲櫓跡に敷設されたそうです。
階段を下って1階へ。改札を抜けて自由通路を南へ。
こちら南口で「ばら公園口」といわれています。南側は市役所などもある古くからの街でこちらが駅の表玄関になると思います。2014(平成26)年3月にリニューアルされて、駅前はきれいに整備されたそうです。
「100万本のばらのまち 福山」。
ばらは市の花だそうです。ここから徒歩20分のところに「ばら公園」があります。
そして北口の様子。こちらは「福山城口」と呼ばれています。
こちらからみると3層構造が良く見えます。2階に福塩線のホーム、3階に新幹線。
そしてこのすぐ右側に福山城の石垣があります。
福山城跡は現在は公園になっており、博物館や美術館などがあるそうです。
駅に戻って在来線改札口の様子。
福山駅はもちろんみどりの窓口のある直営駅。在来線改札口はこの一か所のみ。新幹線のりばへは一旦ここから在来線コンコースに入場する必要があります。
上画像↑から真っすぐ奥に辛うじて見えますが、そこに新幹線改札口があります。
それでは今回の駅巡りはここまでにして、東京に(一旦?)帰ります。まずはJR転換後の未乗車区間である福山~倉敷間を踏破しつつ、18きっぷで行けるだけ東進します。
改札内コンコースに駅弁屋さんがありました。ここで帰りの車内用に「たこめし」をゲット。
5番線から16:42発の備前片上行きに乗車します。
乗車車両は3連先頭のクモハ115-1512。車内はほぼ満席、ボックス相席となりました。
列車は17:25に倉敷駅に到着です。3番線着。ここで乗り継ぎます。
その後にやってきた姫路行きに乗車します。乗車車両は4連先頭のクハ111-253。
終点の姫路駅には19:25に到着。5番線着。
18きっぷの利用は今回はここまで。新大阪21:24発、京都21:38発の「のぞみ」が東京に行ける最終になりますが、大事をとってここから新幹線を利用します。
まず、11番線から19:55発の新大阪行き「さくら」に乗車。例の「揖保乃糸」のネオンサインを見ながら(笑)
新大阪駅には20:23に到着です。26番線着。25番線から20:33発の「のぞみ」に対面乗換えです。
ちなみに乗車した車両はN700系の782-7012だったようです。
東京駅には22:57に無事到着。これにて京都兵庫鳥取編の終了でございます。山陰駅巡りとしては、この10日後からの島根山口編に続きます。
万歩計記録:2022/08/20:27,317歩、2022/08/21:26,743歩、2022/08/22:25,870歩、2022/08/23:21,353歩
踏破完了路線:京都市営地下鉄全線、叡山電鉄全線、鞍馬山鋼索鉄道、叡山ケーブル、京阪鴨東線、京阪宇治線、京福電気鉄道嵐山本線・北野線、嵯峨野観光線、伯備線
下車・記録駅累計:1,919
