山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(48) 伯備線 根雨駅と黒坂駅 ~「サンライズ出雲」との交換風景~

きゃみ

伯耆大山駅から伯備線の新見行きに乗車しました。
ここからは初乗車区間・・・しっかり観察していきます。幸いにも?、「やくも」などの特急が頻発する単線区間ですので、列車交換等で長時間停車する駅が多いです♪

列車は山陰本線と別れて南下を開始。まず2つ目の伯耆溝口駅で交換が行われましたが、待たせる側だったので残念ながらすぐに出発。
その次に停車した江尾駅を車窓から。読みは「えび」。2面3線をもつ日野郡江府町の中心駅。
P1280863_江尾_R

「奥大山 江府町」とありますが、左車窓に「大山」が見えるのはこの駅までかなと思います。
この画像で何となくわかると思いますが、とても立派な駅舎です。岸本駅、伯耆溝口駅、江尾駅・・・とこの辺りの駅には、商工会やコミュニティ施設との合築駅舎が並びます。

ふた駅進んで根雨駅に停車。ここでは3分ほどの停車時間がありました。
1番線に停車。2番線には既に米子行きがいました。駅名標は伯備線のラインカラーの緑。
P1280864_根雨_R P1280865_根雨_R

根雨駅は鳥取県日野郡日野町根雨にある日野町の中心的な駅。みどりの窓口のある直営駅で、「やくも」も半数は停車するそうです。
駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線で南側から1~3番。ホーム間は伯耆大山方の跨線橋で連絡しており、駅舎は単式1番ホームの南側に面しています。

1番ホーム伯耆大山方から。
2番線の米子行きは先に出発していきました。一線スルー化はされていないようですね。
ちなみに後方車両はのっぺら顔でした。G-04なのでクモハ114-1173だと思います。
P1280866_根雨_R

構内側から駅舎の様子。
1922(大正11)年7月の開業時からの木造建築だそうです。正面から収めたかったですね~。
P1280867_根雨_R

さて出発です。伯備線の前半区間では日野川の上流に向かって進みます。
P1280868_根雨~黒坂_R

お次の黒坂駅でも停車時間がありました。6分ほど停車です。
P1280869_黒坂_R P1280872_黒坂_R

黒坂駅は鳥取県日野郡日野町黒坂にある無人駅。
駅構造は相対式ホーム2面2線で東から1~2番。ホーム間は伯耆大山方の跨線橋で連絡しており、駅舎は単式1番ホームの東側に面しています。

2番ホーム新見方からの様子。新見行きは1番線に停車中。
2番ホームは元々島式だったそうですが、この画像を見た限り、そうは見えませんね~。
P1280873_黒坂_R

小さな駅舎。1982(昭和57)年に改築されたものだそうです。
ちなみに駅の開業は1922(大正11)年11月、根雨駅開業の数か月後です。この辺りは、伯耆大山側から路線と共に徐々に開業していったそうです。
P1280870_黒坂_R

一応駅舎内の様子。窓口がありますが、2006(平成18)年4月まで窓口業務は簡易委託だったそうです。
P1280871_黒坂_R

ひと通り観察を終えてドアのそばで対向列車を待っていると・・・
なんと「サンライズ出雲」が通過していきました~♪
P1280875_黒坂_R

ちなみに同業者は私の他に2名ほど。サンライズが来ることを知らなかったのは私だけのようでした^^;
これで2駅稼げました^^ このパターンがまだまだ続きます。

行程:伯耆大山(822M米子発新見行)根雨(同左)黒坂(同左)上菅

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Comments 2

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四季彩  
おはようございます。

日本は戦災で失われたものがたくさんあるので、大正時代の建築が残っていることは、奇跡です。
また、115系もいいですね。先頭車化改造で不細工になっても、115系には変わりありません。

2022/10/19 (Wed) 05:05 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
昔の駅舎や車両

四季彩さん、こんばんは。
明治や大正期の駅舎に出会えると嬉しく感じます。
それに比べると車両は流石に更新の回転が速いですね。古い駅舎に最新車両・・・という似合わない組み合わせの光景が見られるようになりました。
その点、伯備線は115系や381系のような昭和の車両が走っているのがいいですね。

2022/10/19 (Wed) 23:41 | EDIT | REPLY |   

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