山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(42) 山陰本線 (鳥取駅→湖山駅→浜村駅→倉吉駅) ~山陰本線をのんびり西進~
鳥取駅から山陰本線下りの倉吉行きに乗車しました。
列車は一つ目の湖山駅で早速長時間停車です。2番線の到着で7分停車。
湖山駅は鳥取県鳥取市湖山町東にある山陰本線の無人駅。湖山池の東側に位置する鳥取市内の駅です。
駅構造は相対式ホーム2面2線で北から1~2番。ホーム間は鳥取方の跨線橋で連絡しており、駅舎は1番ホームの北側に面しています。
2番ホームの倉吉方からの様子。構造は1番の一線スルーで、2番は上下副本線となるそうです。
この時は気付かなかったのですが、元々は2面3線の構造で画像右側に3番線があったそうです。2003年の高速化事業の際に一線スルー化と同時に3番線が撤去されたとのこと。
7分あれば跨線橋を渡って駅舎も撮影するところですが、前回撮影しておいたので今回は2番線からの撮影。駅舎は原型が1907(明治40)年4月の開業時のものらしいですが、大幅にリニューアルされていて国鉄木造駅舎の面影はありません。
しばらく待っていると1番線を特急が通過。時刻的には米子発鳥取行きの「スーパーまつかぜ8号」だと思いますが、編成が短いのであっという間の出来事でした。
湖山駅を出ると左手に湖山池を見て進み、2つ目の末恒駅でも交換が行われました。末恒では上り普通列車を待たせての交換だったのですぐに出発。
更に2つ進んで浜村駅でも長時間停車がありました。5分停車。のんびりですね~♪
浜村駅は鳥取県鳥取市気高町勝見にある山陰本線の無人駅。浜村温泉の玄関口ですが駅前にあるそうです。
駅構造は相対式ホーム2面2線で北から1~2番。ホーム間は鳥取方の跨線橋で連絡しており、駅舎は1番ホームの北側に面しています。
この駅も湖山駅と同様、元々は2面3線でしたが、一線スルー化と同時に3番線が撤去されたそうです。
1番ホーム倉吉方からの様子。
列車は湖山の時とは違って上下本線側の1番に停車しました。ということは・・・
駅舎内改札口の様子。無人化は2020(令和2)年3月のことだそうです。最近のことだったんですね(泣)
駅舎外観。いい佇まいです。原型は湖山駅と同じく1907(明治40)年4月の開業時のものらしいですが、平成になってから温泉の玄関口らしくリニューアルされたそうです。
この辺りは浜村駅をはじめ、湖山、宝木、青谷、松崎と国鉄らしい木造駅舎が並びます。湖山だけはちょっと異質ですが・・・。
駅前には足湯もありました。もちろん浸かっている余裕はありません。
急いで列車に戻って出発となりましたが、予想通り交換も通過待ちもありませんでした。平日空振りだったのかな?それにしても本線側に停車することがあるのでしょうか?
浜村駅をでると2つ目の泊駅でまたまた交換。ここではお互いがほぼ同時刻での着発となりました。
更に2つ進むと終点の倉吉駅に到着です。
さて・・・山陰本線の西進はここで一旦中断して、倉吉の街に出てみようと思います。が、まずは駅の観察~。
つづく
