山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(26) 嵯峨野観光線 (トロッコ嵯峨駅→トロッコ亀岡駅) ~旧線を走って保津川渓谷へ~

きゃみ

トロッコ嵯峨駅から嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車に乗車しました。

列車は出発するとまずは山陰本線の下り線を走ります。前回お話したようにトロッコは山陰本線の旧線を走りますが、トロッコ嵯峨~トロッコ嵐山間では現役の線路を走るんですね。つまり、上り列車は下り線を逆走する形となります。ちょっと驚きの事実でした。

しばらく下り線を走ると、列車はトロッコ嵐山駅に到着です。
P1280408_トロッコ嵐山_R

トロッコ嵐山駅は京都府京都市右京区嵯峨小倉山町にある嵯峨野観光線の中間駅。新線と旧線が分岐する地点にあります。開業は1991(平成3)年4月のことで、旧線が現役だった頃には無かった観光鉄道生粋の駅です。

駅構造は単式ホーム1面1線。立地が非常に面白くて、新旧線の分岐点と亀山トンネルに挟まれた狭いエリアにあるため、5両編成がホームに収まりきらず、前方2両はドアカットでトンネル内に停車します。
上画像↑を見ると、奥に山陰本線が並走しており、ホームはその間にあります。「小倉山」という表示が見えるので、山陰本線側のトンネルは小倉山トンネルというようですね
周りの風景に溶け込んだ駅舎の佇まいや、駅近くにある嵐山名物の「竹林の小径」など、一度は下車してみたい駅です。

この駅でも観光客が乗車して車内はほぼ満席となりました。
車内ではアテンダントさんの案内がありますが、この駅で下車したら"もったいない"と言っていました。つまり、車窓はここからが本番ということですね。ちなみに運賃はどこで下車しても一律880円。

トロッコ嵐山駅を出発すると、列車はすぐにトンネルに突入。
P1280409_トロッコ嵐山~トロッコ保津峡_R

トンネルを抜けると左手に見える桂川と並走しながら林の中を進みます。
P1280412_トロッコ嵐山~トロッコ保津峡_R

対岸には旅館らしき建物が見えます。その奥が本来の「嵐山」だと思います。
P1280411_トロッコ嵐山~トロッコ保津峡_R

と、列車は急停車。ぬぬ、これは・・・と思い前方を覗くとなんと鹿がいました。鹿出現のアナウンスがあって、しばらく停車。鹿は慌てる様子もなくどこかに消えていきました。花咲線で遭遇して以来です。

川下りの船が見えました。「保津川下り」
桂川も亀岡から嵯峨嵐山の辺りは保津川と呼ばれているそうです。
P1280413_トロッコ嵐山~トロッコ保津峡_R

かつてはこの線路をブルートレイン「出雲」が走っていたんだな~。
P1280414_トロッコ嵐山~トロッコ保津峡_R

しばらく走って保津川を渡ります。
P1280415_トロッコ嵐山~トロッコ保津峡_R

川が右車窓に移るとしばらくしてトロッコ保津峡駅に停車します。
列車が到着すると駅の鐘?が鳴り響きました。
P1280416_トロッコ保津峡_R

トロッコ保津峡駅は京都府京都市西京区嵐山北松尾山にある嵯峨野観光線の中間駅。この駅は山陰本線だったころからある元国鉄駅です。
この駅も立地が非常に面白くて、外との連絡は吊り橋を渡らなければなりません。似たような光景をどこかで見たような気がします。三江線だったかな・・・
P1280417_トロッコ保津峡_R

この駅にも是非下車してみたいところですね~。といいつつ後ほど訪問することに・・・。

駅を出発すると、今度はラフティングの様子が見られました。
P1280418_トロッコ保津峡~トロッコ亀岡_R

更には現役の山陰本線をくぐります。あちらは結構高い位置を走ってますね。
P1280419_トロッコ保津峡~トロッコ亀岡_R

保津峡を抜けると平野に出てきました。左手に山陰本線が並走するようになると・・・
P1280420_トロッコ保津峡~トロッコ亀岡_R

終点のトロッコ亀岡駅に到着です~。
P1280426_トロッコ亀岡_R

約23分ほどのトロッコ旅・・・なかなか良かったです。アテンダントさんの案内もわかりやすく、思ったよりも涼しく快適に過ごすことができました。

行程:トロッコ嵯峨(113「嵯峨野3号」トロッコ亀岡行)トロッコ亀岡(徒歩)馬堀

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Comments 4

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四季彩  
おはようございます。

この路線が山陰本線だった頃は、たくさんの名列車が行き交ったのですよね。ただ、景色がよいところは、同時に災害に弱いという弱点もあります。寝台特急出雲は1往復がサンライズ化されるまで、2往復がここを通っており、浜田行きもありました。
京都の近くでも、シカが線路に出るのですね。よく、北海道で列車とシカが衝突して、列車が遅れます。

2022/09/27 (Tue) 07:45 | EDIT | REPLY |   
たかはし  
山陰本線

コメントに便乗させていただきます。
1978.10月時刻表、1988.10月時効表、いずれを見ても「出雲」が2本走っていますね。
いつだっかたか「いなば」という名称で走っていた時期もあったかと思います。

1978.10月時刻表をみると、特急「あさしお1号城崎行」は、宮津線を経由している間に、後発の「あさしお3号倉吉行」に、"豊岡到着"時点で抜かれてしまう、という現象がありました。

保津峡あたりはもちろん風光明媚で素敵な区間ですが、個人的に好きなのは、和知~綾部間です。"何の変哲もない田舎"という感じがたまらなく好きです。

2022/09/27 (Tue) 14:25 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
京都口の優等列車

四季彩さん、こんばんは。
85年春の時刻表を見ると優等列車は、出雲、あさしお、丹後、白兎。快速「丹波路」というのもあったようです。
出雲については次のコメントでちょっと書こうと思います。
そして忘れてならないのが客車普通列車。普通列車は福知山行きが主流だったようですね。

鹿に遭遇するとは思っていなかったのでびっくりでしたが、鹿の方は悠々としてましたね^^;

2022/09/27 (Tue) 23:54 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
Re: 山陰本線

たかはしさん、こんばんは。
「出雲」は80年代前半の頃に東京駅でよく見ていたので記憶があります。
ひとつは24系25形の浜田行き、もうひとつは14系の出雲市行き。
 浜田行き→→https://opentp2.blog.fc2.com/blog-entry-957.html
 出雲市行き→→https://opentp2.blog.fc2.com/blog-entry-942.html
このうち出雲市行きは元々「いなば」だった列車で、名古屋まで「紀伊」を併結していました。

「あさしお」は非常に面白いダイヤですね。試しに85年の時刻表を見てみたところ、1号が倉吉行き、3号が宮津線経由の城崎行きとなっているので、入れ替わってしまったようです。ややこしかったからなのか??

和知~綾部は今回実は経由しませんでした・・・。また乗車することがあったら注意しておきたいです。

2022/09/28 (Wed) 00:09 | EDIT | REPLY |   

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