都営地下鉄乗りつぶし(5) 都営浅草線 (西馬込駅~泉岳寺駅) ~支線的な扱いの区間を往復~
三田駅から都営地下鉄浅草線の西馬込行きに乗車しました。
実際は地下を走ってるのでよくわかりませんが、線路は国道15号「第一京浜」に沿って走り、泉岳寺駅を出ると国道から西に外れて、今度は国道1号「第二京浜」に沿って南下するようになります。
次の五反田駅から先は初乗車。そのまま第二京浜の直下を進み、終点の西馬込駅に到着です。
2番線の到着。
西馬込駅は東京都大田区西馬込にある東京都交通局の終着駅。都営地下鉄浅草線の起点となるそうです。
開業は1968(昭和43)年11月。地下鉄としては古い部類の駅だと思います。そういえば昔は都営1号線といってましたね。都市計画の第1号線の区間が都営地下鉄1号線として開業しました。
位置的には第二京浜の直下にあるのですが、どうも中途半端感があるんですよね~。第二京浜を更に進むと東急池上線や多摩川線と交差して、その先に多摩川の都県境があります。もうちょっと伸ばしてもよかったのでは・・・と思っちゃいます。
それと似たような感じで、首都高2号目黒線も中途半端な気がします。突貫だったんですかね?
駅構造は地下3階にある相対式ホーム2面2線で東から1~2番。
2番線の線路終端側からの様子。今時珍しくホームドアがないですね~。
線路終端側を覗いてみました。これだと分かりませんが、引き上げ線が2本と車両基地への出入庫線が分岐しているそうです。「馬込車両検修場」という結構大きな車両基地があるのですが、初めて存在を知りました・・・。
私が見たところでは、折返し運用に引き上げ線は使われていないように感じます。泉岳寺方にシザースがあって、1番と2番で交互に発着していく運用ではないかと思います。
それでは改札を出てみましょう。
改札口は東口、西口、南口の3か所。うち東口は1番ホーム直結の改札口だそうです。それぞれの出入口にそれぞれ改札口があるといった古い地下鉄駅によくみられる構造です。
今回は線路終端側にある南口から出てみました。
階段を下り上りしながら地下通路をしばらく進んでいくと・・・改札口は地上階にありました。地下鉄の地下駅としては珍しいのではないでしょうか。初めて見たかもしれません。
駅舎は左の5階建ての年季の入った建物。目の前は第二京浜です。西口はこの小型版らしいですね。
それでは折り返します。
乗車するのは2番線からの泉岳寺行き。乗車車両は先頭8号車の"5526-8"でした。
時刻表を見ると半数以上の列車が泉岳寺止まりのようですね。
その泉岳寺駅に到着です。3番線着。ここで乗り継ぎです。
泉岳寺駅は東京都港区高輪にある東京都交通局と京浜急行電鉄の駅。駅名のとおりで「萬松山泉岳寺」の最寄り駅。都営地下鉄浅草線と京急本線の2路線が乗り入れており、京急本線は当駅が起点となります。
この駅については高輪ゲートウェイ駅とセットで訪問予定なので概要についてはまた次回に。
駅構造は地下2階にある島式ホーム2面4線で東から1~4番。
3,4番線の三田方からの様子。3番に当駅止まりが停車中。乗り継ぎ客は対面の4番で列車待ちしています。
こちらは1,2番線の三田方からの様子。1番に到着した列車の行先表示は快特「羽田空港」です。
この先の線路は内側の2,3番が西馬込方面、1,4番が京急の品川方面に延びています。
三田方からの列車の多くは京浜急行に乗り入れる優等列車で、1番に入線します。西馬込行きは半数近くが当駅始発で2番に入線。当駅から西馬込の区間は支線的な印象がありますね。
一方の三田方には全ての番線から入線できる引き上げ線が1本あって、折返し列車がそこで転線するようです。
ちなみに当駅始発の京急列車も少数ながらあって、通勤時にそれにあたることもありました。乗換えの手間がかかるという意味ではハズレですが、大抵は快特のクロスシートで確実に座れました。
改札口は南北に2か所。こちら↓は北側の改札口です。ちなみに「泉岳寺」は南側からが近いです。
それでは乗り継ぎますが、列車が遅延しているようです・・・。ホームは列車待ちで大混雑。次発が遅れてやってきて皆さん乗車します。列車内も混雑しているのを見て1本見送ることにしました。
その次の列車はすぐにやってきました。
4番線にやってきたのは京急車両の快特京成高砂行き。予想通り空気輸送状態でした(微)
先頭車"1724"に乗車。4分遅れでの出発となりました。
