東北本線 東十条駅 ~8線が並走する大動脈の一角にある駅~

きゃみ

十条駅の北側の踏切を渡って東に向かいます。
「演芸場通り」という道を通って住宅密集地を進み、坂を下っていき、その先にある陸橋を渡ります。

その陸橋上に東十条駅がありました。南口です。
P1260891_東十条(南口)_R

東十条駅は東京都北区東十条にある東北本線の単独駅。ただし、路線名称上は「東北本線」ですが、電車線を走る京浜東北線のみが停車します。開業は1931(昭和6)年8月。当時は下十條駅と呼ばれていたそうです。

駅構造は島式ホーム2面3線で東から1~4番。両側がホームに面した中線が2,3番線になっていて、折返し列車が発着するそうです。そういえば東十条行きをたまに見かけますね。

改札口は南北に2か所あります。
1枚目の画像は南口駅舎で、1967(昭和42)年12月の築だそうです。線路を跨ぐ跨線橋にへばりついた感じの高架駅舎で、「撮影が難しい駅舎」のひとつです(微)

南口改札の様子。ホームの南端から上がってきたところにあります。
P1260895_十条(南口)_R

南口駅前の跨線橋から駅の西側が望めます。列車は4番線に停車中の京浜東北線北行き。
P1260894_東十条(十条跨線橋)_R

線路は右から・・・東北本線電車線(京浜東北線)の4番線、東北本線列車線の複線、湘南新宿ラインなどが走る東北貨物線の複線、と並んでいます。ちなみに右端に見える高架は東北新幹線。

時刻は12:15過ぎ。列車線をたまたま特急車両が通過していきましたが、何者かはよくわかりません・・・。
P1260896_東十条(十条跨線橋)_R

こちらは南側の王子方面。京浜東北線南行きが駅を出発したところです。
P1260892_東十条(十条跨線橋)_R

線路は左から1番、その隣2線は手前で合流して2,3番、4番、列車線x2、貨物線x2。6線区間(東北新幹線を含めれば8線ですね~)は王子駅の先まで続きます。その先については来週にでも調べに行く予定。

しかし、この跨線橋・・・都内では珍しく金網が無いので撮影がしやすいですね~^^
で、調べてみたところ橋の名は「十条跨線橋」。見た目でも古そうだなと思っていましたが、なんと1895年に造られた結構歴史ある橋でした。次回はしっかり撮っておこう思います。

さて次は北口に向かいます。跨線橋の道を東に進むとまた坂を下ります。
下りきった辺りからこんな光景が見られました。これは後ほど。
P1260897_東十条_R

この先で左に折れて狭い道を進むと・・・
奥のほうに他とはちょっと違った白い建物が見えます。
P1260898_東十条(北口)_R

そこが東十条駅の北口です。こちらは東側で、バリアフリー化のため2004(平成16)年3月に整備されたそうです。駅前は古くからありそうな商店街でなかなかの賑わいでした。
P1260899_東十条(北口)_R

位置的には駅の北東側にあって、改札はなく、ここからエスカレーターで東西自由通路に上がります。
自由通路から南側を覗くと、東北新幹線を挟んだ駅の東側に留置線が何本か見られました。かつての車両基地で、現在は「下十条運転区」というそうです。東十条始発の列車はここから出てくるんでしょうね。
P1260900_東十条(下十条運転区)_R

通路を更に進みます。駅の手前に階段があったので降りてみると、東北新幹線の高架下に出てきました。
そこから北口の高架駅舎と1番線の様子。
P1260901_東十条(北口)_R

自由通路に戻って改札口の様子。ホームの北端から上がってきたところにあります。
P1260902_東十条(北口)_R

自由通路を更に西に進むと、北口の西側に出ることができます。
P1260903_東十条(北口)_R

この手前には行きませんでしたが、南口の跨線橋と同じように坂を上っていくような感じになっていると思います。駅は西側の丘の麓にあり、西の丘から道路を引っ張り出して跨線橋で一旦線路を跨ぎ、東側の平地に坂で繋げた感じ。立地が面白いですね。

最後にそこから駅を覗いて、次の駅に向かいます。
P1260904_東十条(北口)_R

行程:十条(🚲)東十条(🚲)王子

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