18きっぷ22冬-山形仙台編(15) 常磐線 (鹿島駅→原ノ町駅→いわき駅→勝田駅→日暮里駅) ~全線復旧後初の常磐線で東京へ~
荒井駅から地下鉄東西線で仙台駅まで戻ってきました。
時刻は14時を回っています。そろそろ帰らないと東京に戻れなくなってしまいます。
今回は西口だけ撮影。仙台駅はいずれしっかり駅観察しようと思います。
帰りは全線復旧してからまだ乗車していない区間の残る常磐線経由にしようと思います。
ということで6番線から当駅始発の原ノ町行きに乗車します。
復路のトップバッターは4連最後尾クモハ701-1502。全席ロングシートは満席となりました。14:40発の列車ですが、遅れている仙山線の到着を待ってから、4分遅れで出発となりました。
(ここからは乗車記録画像が延々と並びます・・・。)
列車は東北本線を南下して岩沼駅に到着。ここで多くの下車客がありました。岩沼駅を出ると常磐線に入線します。常磐線もこのあたりは単線で、いわき駅の2つ手前の四ツ倉駅まで単線は続くようです。常磐線に入って2駅目の亘理駅で更に多数の下車があり、車内にゆとりができました。
終点の一つ手前の鹿島駅で数分ほどの停車時間がありました。
2番線の到着。こんなところに「鹿島」と名の付く駅があったとは・・・。
鹿島駅は福島県南相馬市鹿島区にある常磐線の無人駅。2011(平成23)年12月には運転再開された区間(原ノ町~相馬間)にあります。
元々は相馬郡鹿島町の所在で、合併して南相馬市となりましたが、鹿島の地名は"鹿島区"として残っています。駅の徒歩圏内に鹿島区役所もあります。おそらくですが・・・指定都市とは違う、「合併による地域自治区の特例」という珍しい事例ではないかな?と思います。
駅構造は相対式ホーム2面2線で西から1~2番。駅舎は1番ホーム西側に面しており、各ホーム間は跨線橋で連絡しています。
がんばって跨線橋に上がって撮影。奥が原ノ町方面。右に見える駅舎は、1898(明治31)年4月の開業時からの木造建築ということで、正面から撮影しておきたかったですね~。
しばらくして出発となりましたが、なぜ長時間停車してたのか?記憶が・・・。
ひと駅進んで終点の原ノ町駅に到着です。2番線の到着。ここで対面乗り継ぎです。
原ノ町駅は福島県南相馬市原町区にある常磐線の節目の駅のひとつです。特急「ひたち」以外は全列車が当駅を起点・終点としています。2011(平成23)年12月に原ノ町~相馬間、2016(平成28)年7月に小高~原ノ町間が運転再開。数年間は仙台方面の終着駅となっていました。
2本目の乗り継ぎはお隣3番線のいわき行き。(多分5連の)最後尾クハE531-4003に乗車します。ここから交直流車なんですね。ボックス確保できました。
出発時刻までホームをウロウロしていると、1番線に「ひたち18号」が到着しました。仙台行きの「ひたち」、復活したんですね~。この列車の到着を待って、16:27に出発です。
原ノ町駅を出てひと駅目、磐城太田駅で交換列車がありました。交換相手の列車が遅れている影響で、しばらく時間がありましたが、いつ出発するか分からず1枚だけ撮っておきます。
静寂の双葉駅や大野駅などを車窓から眺めます。改修された跡が見られました。この2駅は元々は2線の構造でしたが、復旧後は1線を潰して非常時の避難道としても活用できるようにしているそうです。駅周辺の住宅地はみな灯りのない家・・・街灯や信号機だけが煌々と灯っていました。
竜田駅は前回訪問時に代行バス(実際はタクシー)に乗り継いだ駅。当時は木造駅舎がありましたが、建て替えられていたのはちょっとショックでした。→→2017年冬の竜田駅
3本目の乗り継ぎはお隣にいる水戸行きの列車。対面ではありませんでした。
5連最後尾クハE501-1003に乗車。ここにE501系なんですね。全席ロングシートでした。
その後は常陸多賀駅で特急待ち合わせ。
終点水戸の一つ手前の勝田駅で乗り継ぎます。2番線着。
ラストバッターは3番線から10連最後尾のクハE531-14でした。19:33発。
土浦駅には2番線に停車。例によって後方に5両増結。最後尾のクハE531-1008に移動してボックス確保。
そして日暮里駅には3番線の到着です。時刻は21:40。仙台からちょうど7時間かかりました。
常磐線完乗~。ちなみに路線距離は343.7km。本線を名乗らない路線では最も長いそうです。「常磐本線」と名乗ってもよさそうですよね。起点の日暮里と終点の岩沼を除くと常磐線には支線も含めて78駅あるそうです。
以上、山形仙台1泊駅巡りの終了です。
万歩計記録 (2022/01/02):20,212歩 (2022/01/03):19,765歩
踏破完了路線:仙台市地下鉄全線、(全線復旧後の)常磐線
下車・記録駅累計:1,754
