九州駅巡り21夏-筑豊編(48) 後藤寺線 下鴨生駅 ~国鉄漆生線の鴨生駅跡へ~

きゃみ

金田駅から平成筑豊鉄道糸田線で田川後藤寺駅までやってきました。
次は九州における今回最後のターゲット、後藤寺線に乗車します。

3分の乗り換え。車両はキハ140-2067の単行。いいですね~。0番からの出発です。
P1230760_田川後藤寺_R

列車は田川後藤寺駅を出発すると西に向かいます。
車窓風景が何か変わってきたな~というところで船尾駅に到着。
今は駅舎の無い1面1線の無人駅ですが、かつては石灰石の積み出し駅として賑わっていたそうです。私が記憶している旧駅舎は珍しい2階建てのもので、とても印象に残っています。
今も駅のそばにセメント工場があって、車窓風景は物々しいです。
P1230761_船尾_R

船尾駅を出ると、後藤寺線の一番の見どころ?を通ります。航空写真を見ると一目瞭然、真っ白です・・・。セメント工場の塵ですかね~。真っ白な砂けむりを上げて列車は進みます。

トンネルを抜けると飯塚市に入って筑前庄内駅に到着。
駅舎のない1面1線構造。ただ簡易委託駅らしいので、どこかで切符を売ってるのかもしれません?
P1230763_筑前庄内_R

そしてお次は下鴨生駅2番線の到着。ここで下車することにしました。
P1230764_下鴨生_R P1230766_下鴨生_R

下鴨生駅は福岡県嘉麻市鴨生にある無人駅で、飯塚市との市境付近に横たわっています。国鉄時代はここから漆生線という炭鉱ローカル線が分岐していました。これが下車した理由なわけです。

駅構造は島式ホーム1面2線で南から1~2番。線内唯一の交換可能な駅ですが、駅舎はありません。田川後藤寺方にある構内踏切で出入りします。

まずは新飯塚方面。青信号の2番線を出発した新飯塚行きを見送ります。荒れ放題・・・
P1230765_下鴨生_R

反対側の田川後藤寺方面を構内踏切から1番線。
この先で漆生線が南(右)方向に分岐していました。他にも貨物支線が放射状に多数分岐していたそうです。
P1230767_下鴨生_R

振り返ってホームの様子。こちらは1番線。
P1230768_下鴨生_R

構内踏切からスロープを上がったホーム上に小さな待合室があって、券売機も置かれています。
P1230781_下鴨生_R

駅の南側には広々とした駐車場があり、その東の端っこに出入口があります。かつてはここに駅舎がありましたが、2004(平成16)年頃に解体されたそうです。この駅名看板は旧駅舎に掲げられていたものだそうですが、晩年の駅舎はボロッボロだったようです。
P1230770_下鴨生_R P1230771_下鴨生_R

さて、ここで下車した目的は漆生線の廃線跡を確認するためですが、せっかくなので隣駅だった鴨生駅跡まで行ってみようと思います。地図で確認すると、駅の東からきれいに南にカーブする立派な道がありますが、これが漆生線だったのは間違いなさそうです。
駅跡まではその道で片道約1.1km、徒歩で14分の計算。これを往復して28分後の次発に乗車する計画。今回5回目の徒歩も国鉄香月線の香月駅跡訪問と同じようなタイムトライアルとなりました。が、最初から破綻してますね・・・(苦)

駅から東に少し歩くと・・・ここが後藤寺線と漆生線が分かれる地点だと思われます。この道を右に向かいます。
P1230772_下鴨生~筑前庄内_R

いかにも廃線跡っぽいですよね~?
P1230773_下鴨生~鴨生_R

この新しめの道のすぐ隣に住宅が並ぶ古い道が並走しています。そちらが線路沿いの道だったんだろうと思います。帰りはその古い道を通りました。
P1230774_下鴨生~鴨生_R

しばらく歩いて交差点が見えてきました。その先の広場にモニュメントを見つけました。
ここが漆生線の鴨生駅跡だったようです。
P1230775_鴨生_R

当時の鴨生駅は漆生線の中間駅で木造駅舎のある1面1線構造。山野炭鉱への貨物支線が多数分岐していたそうです。広々とした跡地が当時の駅構内の広さを物語っています。廃止となったのは1986(昭和61)年4月のことで、漆生線の廃止に伴って廃駅となりました。

辛うじて残されたレールは当時からのものだと思います。ホームは怪しい・・・。手前は構内踏切だったものでしょうか? 当時の配置のままであれば、駅舎は道路に面した南(左)側にあったということになりますね。
P1230779_鴨生_R

駅名標に見立てた説明看板。『石炭と多くの方々の夢と希望を運んだこの地が永遠に人々の記憶の中に生き続ける事でしょう。』・・・こういった文言をいくつ見てきたことか。
P1230777_鴨生_R

それでは下鴨生駅に戻ります。この時点で次発に間に合わないのは決定的。この後の訪問予定駅を一つ減らすことにして、のんびり帰ることにします。

と、駅前だったと思われるところにバスが停車していました。西鉄バスのバス停があったんですね。
P1230780_鴨生バス停_R

急いで走っていってダメ元で運転手さんに確認。「このバス、下鴨生駅には行きますか?」
「下鴨生??」・・・ぬ、下鴨生駅自体知らないのか^^; この時点で答えは明白ですが・・・。
すると、運転手さんは乗客のおばあちゃんに確認。「JRの駅が下鴨生でしたっけ?」
おばあちゃんすかさず 「そうだよ」
「行きませんねえ。すぐ左で折れて飯塚の方に行きます。」

わかっていましたが、ちょっと残念。しかし下鴨生駅の知名度って・・・(寂)
歩いて帰ります。

駅に戻ってのんびり列車を待っていると、まず田川後藤寺行きが1番線に到着。
車両はキハ40-8063の単行。記憶にある番号・・・今気づきましたが、これって前日に原田線で乗車した車両ですね~。今度は後藤寺線で"こんにちは"。
P1230783_下鴨生_R

その後しばらくして、2番線に目的の新飯塚行きが到着しました。列車交換ですが、ここは右側通行なんですね。
P1230784_下鴨生_R

乗車した車両はキハ140-2067の単行でした。田川後藤寺から乗車してきたのと同じですね^^;
もし次発に間に合っていたら、多分あちらのキハ40に乗車することになったんでしょうね~。

行程:金田(1323D田川後藤寺行)田川後藤寺(1562D新飯塚行)下鴨生(1562D新飯塚行)新飯塚

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