九州駅巡り21夏-筑豊編(43) 霧の皿倉山展望台
皿倉山ケーブルカーに乗車して9合目付近にあたる山上駅まで登ってきました。
次はスロープカーに乗り継ぎです。
乗り場はケーブルカーの駅から階段を上がった屋上のようなところにあります。
皿倉山スロープカーは2007(平成19)年12月、元々あった帆柱スカイラインリフトの後継施設として開業したそうです。法律上は「斜行エレベーター」に分類されるんですね。
駅チカの斜行エレベーターといえば・・・中央本線四方津駅の「コモアしおつ」、福知山線西宮名塩駅の西宮名塩ニュータウンが思い浮かびます。スロープカーも全国にあるようです。うちから一番近いところでは・・・飛鳥山公園にあるんですね(驚) これは是非乗車しておきたいです。
車両(ゴンドラ?)の特徴としては・・・上画像では水平なレール上に水平に停車してますが、勾配を昇り降りしているときも車体を水平に保つしくみがあるようです。
それでは出発です。南北に伸びるケーブルカーに対して直角に東に向かって登っていきます。
レールはモノレール。高低差は50m。勾配は最大22°
振り返ると山上駅が見下ろせました。そしてその向こうには・・・
八幡の街並みが見下ろせます。が、ガスっちゃってますね・・・。
後方展望。箱の中にいるので軽減されてますが、ちょっと怖いッス。
終点が見えてきました。
3分ほどで展望台駅に到着です。なかなかのロケーション。涼しいです♪
箱の中であれば問題ないのですが、外に出て下を覗くのはかなりの恐怖。元々ここにリフトがあったんですよね(怖)
展望エリアに上がりました。皿倉山は標高622m。
帆柱連山の主峰にあたるそうです。
山頂付近の様子。スロープカーに乗っているときからわかってはいましたが・・・思いっきり霧の中。
山頂の展望エリアからは市街を一望できるんです・・・。夜景などが絶景らしいはずなんです・・・。
う~ん、日ごろの行いが悪いのか(苦笑)
もう少し長居しようと思っていましたが、これでは仕方ありません。10分ちょっとの滞在で下山することにしました。
山上駅でケーブルカーに乗り継ぎます。帰りも同じ青い車両の「かなた」号でした。
再び「はるか」とすれ違い、
山麓駅に到着です。
さて、次の路線踏破に向かいます。次は黒崎駅。
山麓駅からは3通りの行き方を考えていました。1つ目は普通に八幡駅まで歩いて帰って鹿児島本線。2つ目はタクシーで八幡駅か黒崎駅まで。そして3つ目は少し降りたところにある帆柱登山口というバス停から西鉄バスで黒崎駅へ。
気持ち的には2つ目に傾いてました^^;
待合室にはタクシー呼び出し専用のような電話機がありました。利用しちゃおうかな~とそちらに向かおうとしたところ、一緒に下山してきた老夫婦がやってきておもむろに電話でタクシーを呼んでいます。
一応駅の係員さんにタクシー手配の仕方について確認をしていたところ、手配が済んだその老夫婦とも会話をすることになり、あるきっかけでタクシーに相乗りすることになりました(笑)
八幡駅までは700円ほどだったでしょうか。お互いに千円札を出し合いしていましたが、押されました^^; 決してこれを目当てにしていたわけではありませんのですが・・・ その節はありがとうございました。
そんなこんなで八幡駅に入場。快速久留米行きに乗車します。
乗車車両は7連先頭車のクハ812-1102。すぐ隣の黒崎駅に向かいます。
