西日本完乗への道-広島編(15) 福塩線 吉舎駅 ~朝靄かかる銀山街道沿いの駅~

きゃみ

備後矢野駅から福塩線を更に北上します。
次の上下駅ではほとんどの乗客が下車していきました。
P1210553_上下_R

現在は府中市内にありますが、合併する前は甲奴郡上下町の駅で、福塩線非電化区間の中では比較的乗降の多い駅だと思います。駅名が面白いので昔から名前だけはよく知っていました。

上下駅を出ると国道432号から離れて西へ向かいます。どこだか忘れましたが、深い霧の中を25キロ制限で進む区間がありました。とにかく山奥です。

列車は吉舎駅に到着。この駅でもしばらく停止のアナウンスがあり、ホームに降りてみました。
P1210563_吉舎_R P1210557_吉舎_R

吉舎駅は広島県三次市吉舎町三玉にある福塩線の無人駅。「きさ」と読む難読駅名です。元は双三郡吉舎町の駅で乗降客が比較的多い駅だと思います。位置的には国道432号から離れた線路が国道184号に合流する地点にあり、尾道自動車道も交差しています。

駅構造はカーブ上の相対式ホーム2面2線。駅舎は下りホームの西側に面しており、ホーム間は跨線橋で連絡しています。

それでは時間の限りビシバシ撮影します(笑)
上りホームからの様子。駅舎や列車の停車位置はホーム府中方の端っこになります。
P1210556_吉舎_R

こちらは塩町方面。跨線橋はホーム中ほどにあり、上りホーム上には待合室があります。
P1210559_吉舎_R

跨線橋から府中方面。朝靄の向こうに吉舎の街が広がります。
P1210554_吉舎_R

振り返って塩町方面。駅舎側に引き込み線が1本。かなり高い位置を尾道自動車道が横切っています。
P1210555_吉舎_R

上りホーム塩町方からの様子。ホームの塩町側を持て余しています。
P1210558_吉舎_R

改札口手前の様子。暖簾には「銀山街道」??
P1210564_吉舎_R

この辺りで思い浮かぶ銀山といえば「石見銀山」かな。と思って調べてみたところ、石見銀山のある大森から産出した銀鉱類を運搬する4つの道があったそうです。山陰方面は「鞆ヶ浦道」と「温泉津・沖泊道」。山陽方面は「尾道道」と「笠岡道」。このうち笠岡への道が「上下・府中・福山道」とも呼ばれる街道で、この旅で通ってきた福塩線に近いルートだったそうです。随分と長い陸路をはるばる運んでいったんですね~。

駅舎内の様子。有人駅だった頃が偲ばれますが、無人化は1985(昭和60)年12月のことらしいので相当昔ですね。
P1210562_吉舎_R

そして駅舎外観。1933(昭和8)年11月に福塩北線の駅として開業した当時からのものだそうです。"ザ・国鉄"といった感じのシンプルな木造駅舎です。青い駅名板がポイント高いです。
P1210560_吉舎_R

一通り撮影を終えてから跨線橋上で上り列車を待っていると、府中行きがやってきました。
P1210565_吉舎_R

撮影後は急いで列車に戻って出発です。
その後は馬洗川に沿って進みますが、どこだったかで黒い牛が見えました。牧場があるんですかね?
次の三良坂駅では多数の乗車がありました。人流の分水嶺は市境のある上下~吉舎のあたりにあるようです。

右手に線路が寄り添ってきて合流するとすぐに芸備線接続の塩町駅に到着です。つづく

行程:備後矢野(1723D三次行)吉舎(同左)塩町


※今回の投稿をもって今月はブログ投稿皆勤の目標達成です!
コロナのせいでどこにも行けなかったことの裏返しなんですけどね(泣) 

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Comments 2

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たかはし  
福塩線

福塩線は乗るには乗ったのですが、乗っただけです。
息子が高校受験を終えた中3の3月でした。(6,7年前)合格のお祝いということで、息子と2人で、
大阪~姫路~播但線~和田山~豊岡~(餘部)~鳥取~因美線~津山(泊)
津山~姫新線~新見~芸備線~備後落合~三次~福塩線~福山。
塩町で乗り換えせず三次まで行ったのは、将来、乗りつぶしに訪れた時に、塩町~三次が未乗だと、面倒なことになりかねないと思ったからです。

その後、息子は廃線前の三江線に乗りに出かけ、江津~三次~広島へと乗り継いだようです。

話を戻し、福塩線にたどりついた時には、もう夕暮れで景色もあまり見れず、時間の都合で、どこかで一旦降りる、ということもできず、ただただ乗っただけです。

きゃみさんの記事を読みながら、当時を振り返っております(笑)

2021/06/01 (Tue) 12:28 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
塩町~三次

たかはしさん、こんばんは。
塩町~三次間・・・三江線があったころは乗りそびれる可能性がありましたよね。
時間が特にひっ迫してなければ三次まで行ったのは正解だと思います。塩町周辺は何もありませんし・・・。
親子で汽車旅とはいいですね~。いい思い出になると思います。特に息子さんにとっては一生の思い出となったのではないでしょうか。

2021/06/01 (Tue) 23:32 | EDIT | REPLY |   

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