西日本完乗への道-広島編(9) 水島臨海鉄道水島本線 三菱自工前駅と倉敷貨物ターミナル駅 ~水臨車両基地の面々~

きゃみ

栄駅から下り列車に乗車しました。
水島駅では1番線に到着。ほとんどの乗客が下車していくと、その後に車内検札がありました。乗客は自分を含めて2名だけとなります。

水島を出た列車は、右にカーブしながら高架を降りると、踏切の先に小さなホームが見えてきました。
P1210421_三菱自工前_R

終点の三菱自工前駅に到着です。
P1210422_三菱自工前_R P1210427_三菱自工前_R

三菱自工前駅は岡山県倉敷市水島海岸通にある無人駅。周囲は完全に工業地帯で民家などは全く見られません。駅名の通りすぐ目の前に三菱自動車工業の水島製作所があります。

乗り入れ路線は水島本線の1路線。旅客上の終着駅で、更に先にある倉敷貨物ターミナル駅が水島本線としての終点となります。また、5年くらい前に廃止された西埠頭線という貨物線の起点駅でもありました。

終点方面の様子。乗客を降ろすと列車はすぐに倉敷貨物ターミナル方面に出発していきました。終着駅といった感じが全くありません。
P1210423_三菱自工前_R

駅構造は単式ホーム1面1線で駅舎はありません。
終点側からの様子。狭いホームが線路の北側にあります。側線が1本ありますが、使われているかどうかは怪しいです。
P1210425_三菱自工前_R

時刻表を覗いてみると、昼の時間帯を除けばそこそこの本数はあるようです。3/13のダイヤ改正で13時台の列車がやっぱり無くなってます。
P1210426_三菱自工前_R

水島方の踏切からの様子。出入口は水島方にあります。出入口付近にある上屋の下に折り畳み式のベンチ。後ろの建物がおそらく三菱自工です。
P1210429_三菱自工前_R

北側に道路が並走しており、トラックがガンガン行き交います。とにかく周囲は騒々しくて、何かの大型機器?が動き出すことへの注意喚起だと思いますが、サイレンと自動アナウンスがどこからともなく繰り返されます。
P1210432_三菱自工前_R

踏切付近でウロウロしていると踏切が鳴り出し、列車がやってきました。
やってきたのはちょっと拍子抜けの短い貨物列車でした。駅を通過していきます。
P1210430_三菱自工前_R

JR貨物のコンテナ車1両だけを従えた機関車はDE70形のDE701。DE11と同型の70t機DLです。1971年製で同型はこの1両だけが在籍しているそうです。

水島方面に去っていきました。ちなみにこのすぐ先で西埠頭線が南に分岐していました。地図を見ると、分岐点あたりの線路は剝がされていますが、この手前の側線が西埠頭線方面の線路だったように見えます。
P1210431_三菱自工前_R

さて・・・周辺は工場ばかりで商店などはもちろん見当たりません。40分後の折返しまで駅にいるのも面白くないので、線路の終点まで行ってみることにしました。

並行する道路をまっすぐ西に進みます。周囲には貨物駅によくある饐えた匂いが漂います。
駅の少し先でレールが分岐していました。倉敷貨物ターミナル駅のようですが・・・
P1210433_三菱自工前~倉敷貨物ターミナル_R

ここからが見た目以上に遠かったです。
しばらく歩いていくとたくさんの車両が見えてきました! 倉敷貨物ターミナル駅には水島臨海鉄道の車両基地が併設されているんですね~。
P1210434_倉敷貨物ターミナル_R

一番目立っていたのは扉全開でアイドリング状態の水色の車両。キハ37-101と102です。
P1210435_倉敷貨物ターミナル_R

この車両は元々久留里線で走っていたキハ37形だそうです。元キハ37-1003と1002。水臨に譲渡されて、2014年5月から運行を開始したそうです。車体は"水島色"に塗り替えられていますが、もう一両国鉄色もいるそうです。

その奥にいるのがキハ30-100とキハ38-104。
P1210438_倉敷貨物ターミナル_R

奥がキハ30形、手前がキハ38形でこれらも久留里線で走っていた車両とのこと。2両編成で朝夕の通勤時間帯に出場するようです。キハ30は非冷房車なので夏場はお休みするそうです
手前のキハ38は元キハ38-1003。独特の顔立ちで国鉄色はちょっと違和感があります。

キハの奥にはディーゼル機関車が見えました。DD50形のDD501です。1968年製の50t機DL。
P1210439_倉敷貨物ターミナル_R

さらに奥にもキハが見えます。顔が見えるのはキハ30-98。部品取り車だそうです
隣はキハ20ではないでしょうか。原版を見ると、側面に"205"と表示されているように見えます。キハ205かな?だとすると2017年に廃車となった車両です。
P1210440_倉敷貨物ターミナル_R

そのまま進んで線路終端側に回り込んでみました。終端側からの様子。
P1210442_倉敷貨物ターミナル_R

そこにはもう一両DLがいました。DD506、1966年製の50t機です。片隅に佇んでいる様子を見ると・・・運用されているのかな?? そういえば水臨にはDD200が導入されるそうですね。
P1210443_倉敷貨物ターミナル_R

最後にお約束で線路終端を撮影してから駅に戻ります。
P1210441_倉敷貨物ターミナル_R

時刻は14:48。倉敷市行きが奥からやってきました。車両はMRT305の単行。
P1210445_三菱自工前_R

ここで乗車したのはわたし一人でしたが、水島駅で多数が乗車、倉敷市駅には15:14に到着しました。

行程:(27三菱自工前行)三菱自工前(徒歩)倉敷貨物ターミナル(徒歩)三菱自工前(32倉敷市行)倉敷市(徒歩)倉敷(855M岡山発新見行)総社

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Comments 6

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こまち6号  
国鉄型

こんばんは。
キハ37だの38だの、昔なら見向きもしなかった車両ですが、今見るとなんともいいですね。国鉄型だというだけで、、
キハ30なんて、もはや博物館でしか見られないような気がしてきました。
寂しいもんです。

2021/05/25 (Tue) 23:42 | EDIT | REPLY |   
ポン太  

こんにちは。
水島臨海鉄道はキハ20を撮影しに倉敷市駅から球場前駅まで歩いたことがありますが、車両基地にはまだ行ったことがなかったので興味深く拝見しました^^
キハ20は廃車後もまだ保存されていたのですね。もったいなぁ。どこかで引き取って走らせてほしいです。

2021/05/26 (Wed) 09:36 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
国鉄型気動車

こまち6号さん、こんばんは。
キハ37や38は初めて見たかもしれません。キハ30はむか~し、川越線や相模線で乗車したことがありました。東京近郊で見れたので一番身近な気動車でした。懐かしいですね。
個人的には国鉄標準色のキハ20を間近で見たかったです。子供の頃にNゲージで持ってました。安かったので(笑)

2021/05/26 (Wed) 20:50 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
キハ20

ポン太さん、こんばんは。
現役時の水臨キハ20を撮影されたことがあるんですね~。
やはりキハ20に目が行きます。塗装の状態など見た目はキレイなので、まだ頑張れそうに思ってしまいます。小湊鉄道やいすみ鉄道辺りで引き取ってくれたら話題になりそうです。

2021/05/26 (Wed) 20:57 | EDIT | REPLY |   
こまち6号  
70年代半ばのNゲージ

こんばんは。70年代半ばのNゲージと言えば車種も少なく、一般形気動車と言えばキハ20くらいしかありませんでした。それも出てから時間が経っていて陳腐化しており、当時既に当たり前になっていたヘッドライトも点灯せず、車体の出来も子供心にも決して褒められるものではありませんでした。しかし値段は確かに安かったです。2650円だったか?
入門者が最初に作るレイアウトは国鉄非電化ローカル線で、機関車はC11かDD13、気動車はキハ20と決まっており、当時はそれが嫌でしたが、今となっては新鮮ですね。今の子供はそんなの作らないでしょうから。あ、もう子供は鉄道模型とか買いませんか(笑)

2021/05/26 (Wed) 23:00 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
Nゲージ

こまち6号さん、こんばんは。
Nゲージは小学生の頃に卒業しましたが、当時持っていた車両で覚えているのは・・・
TOMIXとKATOで、DLがDD13とDF50、ELがEF58、客車は20系、気動車はキハ58と20だったかなあ・・・。
あとは小型貨車がいくつかでした。定番に近かったようです(笑)
実家にまだあるのかな??

2021/05/27 (Thu) 17:40 | EDIT | REPLY |   

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