会津鬼怒川駅巡り20秋(2) 野岩鉄道会津鬼怒川線 龍王峡駅 ~鬼怒川の渓谷「龍王峡」~
下今市駅から「リバティ会津」に乗車して東武鬼怒川線に入りました。
列車は大谷川を渡って北上を開始。リバティは各駅に停車していきます。新高徳駅あたりから鬼怒川と並走するようになります。左車窓がお勧めかなと思います。
列車は温泉街の玄関口にあたる鬼怒川温泉駅に到着です。「SL大樹」はここまでの運行ということで、駅構内には転車台もあるそうですね。ただ、一番印象に残ったのは駅を越えた先にある大きな廃墟ホテルでした・・・。
さて、駅巡りの開始です。東武線終点の新藤原駅に到着。下車予定の駅ですがここはスルー。効率よく巡るために『行ったり来たり戦法』で行こうと思います。
このまま野岩鉄道会津鬼怒川線に入って最初の駅、龍王峡駅で下車します。超快適だった「リバティ」とはここでお別れ。
龍王峡駅は栃木県日光市藤原にある野岩鉄道の駅。駅構造は単式ホーム1面1線ですが、ホームの半分はトンネル内にあります。実はこの先にも山岳トンネル駅があって下車を楽しみにしていたのですが、この駅も半分とはいえトンネル駅だったとは知りませんでした。※「トンネル駅」タブの追加認定(笑)※
ちなみに半分トンネルというと福知山線の武田尾駅を思い出します。
新藤原方面の様子。奥がトンネルでその上に駅舎があります。
トンネル内部はこんな感じ。「第1イの原トンネル」
会津高原尾瀬口方もすぐ先にトンネルがあります。沢が流れる地点で一瞬だけ地上に出たところに駅を作ったといった感じです。
階段を上がって駅舎に向かう途中、鬼怒川温泉行きの列車がやってきました。会津鉄道の気動車のようです。
駅舎・・・というか駅入口の様子。窓口にはおばちゃん駅員さんがいました。硬券はないとのことです。
駅前には広い駐車場があって、お茶屋さんや食堂が並び、その裏手に鬼怒川が流れています。そのあたりに駅名にもなった「龍王峡」と呼ばれる渓谷があるようです。向かってみましょう。
まずつづら折りに下っていきます。
しばらく下っていくと滝が現れました。「虹見の滝」
その向かいにある小さなお社様。「龍王神社」というらしいです。
紅葉はそこそこといった感じでしょうか。
滝の向こうに見えていた橋。「虹見橋」に向かいます。
多分橋の上からの眺め。日の向きからすると下流方面
橋の影からすると上流方面。「龍王峡」はその光景が"龍がのたうつような姿"に見えることから名づけられたそうですが、ここからの眺めでわかるような気がします。
「虹見の滝」と崖上にある「龍王神社」
最後1枚を撮って駅に戻ります。帰りは登り・・・えっほ。
駅に戻って次の列車に乗車します。
やってきたのは新藤原行きの2連電車でした。後方車両のクハ62201に乗車してひと駅戻ります。
車両形式は6050系のようです。新栃木から乗車した急行と同形式ですね。
6050系は東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道で同形式のものを所有しているそうです。野岩鉄道が100番台、会津鉄道は200番台。今回乗車した61201-62201は会津鉄道の所有車両とのことです。
