西日本完乗への道-関西JR編(11) 南海高野線(汐見橋線) 汐見橋駅 ~都会に取り残された高野線の始点~

きゃみ

JR難波駅から千日前通を西に歩いてきました。
しばらく歩いていくと地下鉄入口のある交差点に差し掛かりました。その交差点を渡ったすぐ先に、周辺とはちょっと雰囲気の異なった建物が見えてきました。
都会には何とも似つかわしくない駅舎。南海の汐見橋駅です。
P1190946_汐見橋_R

汐見橋駅は大阪府大阪市浪速区桜川にある南海電気鉄道高野線の起点駅。ただ、高野線の起点駅とは名ばかりで、現在の実質の起点駅は南海本線の難波駅となっています。汐見橋発着の列車は全て南海本線と接続する岸里玉出駅までの区間運転で、通称「汐見橋線」と呼ばれ、高野線本線とは運転系統が完全に分断されています。後ほど岸里玉出駅を訪問しましたが、線路的にも分断の様子がよくわかりました・・・。

駅の開業は1900(明治33)年9月と古く、当時は高野山方面の列車が発着して賑わっていたのかなと想像します。
最近の利用状況を見ると、利用者数は減る一方・・・。近くにある大阪メトロの桜川駅に持っていかれたのかもしれません。ところが、ある時から増えだしているんですね。で、この頃に何があったかというと、阪神なんば線の桜川駅がすぐそばに開業しています。おそらく阪神との乗り換え客が利用するようになったんでしょうね。乗換駅として復活している駅だと思います。

すぐ隣に阪神電車桜川駅の出入口がありました。
P1190948_桜川・汐見橋_R

それでは入場しましょう~。
P1190950_汐見橋_R

ちょっと薄暗い駅舎内の様子。現在の駅舎は1956(昭和31)年11月に改築されたそうです。昭和の香りがしますね~。ちなみに外壁アートは訪問の数週間前に完成したものらしいです。
P1190949_汐見橋_R

券売機できっぷを購入して入場します。
20201023_汐見橋(乗車券)_R

駅構造は地上にある頭端式ホーム1面2線。駅舎は線路終端側にあり、出入口は千日前通に面しています。
前回少し触れた「なにわ筋線」の南海ルートは、当初汐見橋駅を地下化して延伸することを南海は想定していたようです。結局、難波・新今宮ルートになったため地下化は免れた形となりました。

線路終端側の様子。ホームは駅舎内の改札口に直結しています。
P1190953_汐見橋_R

2番線の線路終端。ここだけ切り取ると都会の真ん中にある駅には到底思えません。
P1190952_汐見橋_R

岸里玉出方からの様子。取り残された感のある駅構内・・・。
すぐ横を阪神高速15号堺線の高架が走っています。かつては貨物ヤードもあったそうですが、高速道路に場所を明け渡したのかもしれません。
P1190957_汐見橋_R

岸里玉出方面。汐見橋線は岸里玉出駅以外は全線複線。しばらくは高速道路と並走します。
P1190956_汐見橋_R

しばらく待っていると列車がやってきました。久々の南海車両。
1番線に到着です。汐見橋線は1時間に2本程度がでているようです。
P1190959_汐見橋_R

到着したのは"2281"+"2231"の2連電車でした。2連ですか^^;
こちらは汐見橋方の2231。2230系ですかね。南海のこの丸っこい顔は好きな車両です。
P1190960_汐見橋_R

それではこの折り返しに乗車します。16:40に出発です。
P1190958_汐見橋_R P1190954_汐見橋_R

列車は高速道路と並走して南へ進みます。
大阪環状線をくぐると芦原町駅に到着。2面2線の無人駅で、すぐ横に芦原インターが見えます。
P1190962_芦原町_R

次は木津川駅。1面2線の無人駅。
奥の高架は阪神高速17号西大阪線らしいです。駅名にもなった木津川がこのすぐ西側に流れています。
P1190963_木津川_R

3つ目は津守駅。ここまでの3枚はどこで撮ったかメモをとってなかったのですが、奥に見える外科医院で特定できました^^;  この駅では学生が大勢乗車してきました。高校がすぐ近いようです。
P1190964_津守_R

次の西天下茶屋駅を過ぎると、汐見橋線終点の岸里玉出駅に到着です。

行程:JR難波(徒歩)汐見橋(5043岸里玉出行)岸里玉出

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Comments 6

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松理  

 岸里玉出方面は,複線の折り返し駅でのお決まりの線路配置です。これが無かったら安心できないかもしれません(笑)

2021/02/20 (Sat) 19:27 | EDIT | REPLY |   
虎の子南海  
ようこそ!!都会の中のローカル線汐見橋線へ!!

本日は、立て続けに3つコメントを送らせていただきました。
ようこそ!!都会の中のローカル線汐見橋線へお越し下さいました。汐見橋線は本当の高野線の起点駅でして難波駅からは少しかけ離れておりました。もう少し早くお越しになっていれば、改札口上に昭和30年代の案内図がありましたが安全上の都合で撤去され。毎年10月の「南海電車まつり」の時に案内図の一部が売られていたようです。また、貨物営業も盛んな頃にはc10000形式というSLもあり時折、汐見橋~河内長野間の急行列車も牽引して戦後の混乱期を支えてきたようです。次の芦原町は、大阪環状線芦原橋駅に近いです。木津川駅も貨物駅として栄えたところでして、今は、大阪市内の秘境駅となっており、津守駅は大阪府立西成高校の最寄り駅でもあり、少し南側へ行くと高架橋が見えたと思いますが、ここは、大阪市電
三宝線が走っていた名残で今は大型車が通行しています。正面に見えていた医院は「小池外科」という医院です。本日はここまで。次回の私が住んでいた近くの西天下茶屋駅は次回コメントいたします。



2021/02/20 (Sat) 22:10 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
クロッシング

松理さん、こんばんは。
「隈なく」の性でしょうか^^;
あまり気にしてませんでしたが、クロスでとてもわかりやすい配線です。
ただ、普段は1番線しか使ってないらしいので、片渡りしか使ってないようです。

2021/02/20 (Sat) 22:43 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
汐見橋線

虎の子南海さん、こんばんは。
この辺りはまさに地元だったんですね。
汐見橋線は高野線から運転系統が分断され、取り残され感漂う感じで興味深い路線ですね。

2021/02/20 (Sat) 23:17 | EDIT | REPLY |   
たかはし  
難波駅

南海の難波駅は、近鉄、各地下鉄路線の難波駅から、やや遠いですからね。汐見橋ー桜川乗換はアリなんだろうと思います。

南海は不遇の路線です。
南海の北限は、難波or汐見橋ですが、もっと路線を便利に、集客に、ということで、梅田まで延伸したくて、路線申請を何回も出しましたが、全て却下されました。

全部ではありませんが、その南海が申請した路線には、大阪メトロ(昔:市営地下鉄)が走っています。

2021/02/21 (Sun) 13:47 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
南海の北上

たかはしさん、こんばんは。
南海にはそんな歴史があったんですね。
他に目を移してみると、北西からの阪神と東からの近鉄はそれぞれが延伸されて難波で接続。京阪は一応中之島まで延伸。西九条を経て桜島方面に延伸する計画があるようです。阪急は梅田より先は?です。
南海はなにわ筋線の南海ルートが開通すると、南海電車が梅田を通って新大阪方面にまで走ることになるのかな? 悲願の北上というところでしょうか。
そんな中、汐見橋駅は更に取り残された感が・・・。

2021/02/21 (Sun) 22:57 | EDIT | REPLY |   

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