東海私鉄駅巡り20夏(21) 中央本線 多治見駅 ~久々の太多線に乗換え~
定光寺駅に立ち寄った後、中央西線下り列車で再び県境を越えて岐阜県に入ります。
古虎渓駅を過ぎるとまもなく終点の多治見駅に到着です。

2番線に到着。列車は折り返しの名古屋行きとなりました。
多治見駅は岐阜県多治見市音羽町にあるJR東海とJR貨物の駅。多治見市の代表駅です。
多治見といえば東濃地方の盆地に位置しており、日本最高気温を観測したこともある寒暖差の激しい地域です。最高気温記録はなんと40.9℃(+_+) 関東の熊谷と肩を並べます。ただし、現在の最高記録は高知県の江川崎で観測された41.0℃だそうです。
乗り入れ路線は当駅の所属線である中央本線と当駅を起点とする太多線の2路線。JR貨物の貨物駅でもあります。
駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線の計3面5線。駅舎は橋上にあります。
島式2,3番ホーム名古屋方からの様子。
右(南)端に単式ホーム1番線、その左隣にホームの無い中央本線副本線。2番線に折り返し名古屋行きが停車中。左には島式ホーム4,5番線、と並びます。
振り返って名古屋方面。高蔵寺駅で見かけた黄色い車両がいました。キヤ97系のR2編成です。
キヤ97系はJR東海の事業用気動車でレール輸送が主な任務だそうです。JR東海には機関車が少ないなどの理由から従来の長物車を置き換える形で自走可能な車両が開発されたそうですね。
階段を昇って改札口の様子。多治見駅はJR東海の直営駅です。改札横にはベルマート。
改札口の手前は広々とした南北自由通路になっています。そこを通ってまずは南口に出てみました。
こちらが旧駅舎のあった南口。表玄関ですね。橋上駅舎は2009(平成21)年11月から使用開始したそうです。
駅前のロータリーの傍らに広場があるのですが、そこには大勢の列ができてました。何かのイベントでしょうか?
多治見のゆるキャラ「うながっぱ」もいます。多治見ってうなぎが名物だったんですね・・・。
次は自由通路を北に向かいます。
自由通路西側の窓から眺めると・・・駅の北側には貨物駅が広がります。構造はコンテナホーム1面1線。
で、こちらが北口。
駅前は「虎渓用水広場」という憩いの広場になっています。暑い地らしく霧吹きの設備がありました。
さて、ここからは太多線に乗車する予定。太多線は5番線に発着するようなのでそちらに向かいましょう。
島式4,5番ホームの様子。
太多線の列車は既に5番線で出発待ち。このホームだけは嵩上げされていないそうです。
出発待ちの列車は岐阜行きでした。太多線は高山本線の岐阜方面と一体運用になっています。
車両はキハ75形気動車。今回初めての気動車♪ 2連先頭車のキハ75-3504に乗車します。キハ75は関西本線の快速「みえ」で乗車して以来です。そして太多線は約35年ぶりの乗車となります。
