三連休三陸駅巡り20春(17) 東日本交通バス岩泉茂市線 (茂市駅→浅内) ~岩泉線廃線沿いを行く~

きゃみ

宮古駅から前日に引き続き山田線の茂市行きに乗車しました。
今回は蟇目駅を越えて、一つ先にある列車の終点の茂市駅で下車しました。
3番線の到着です。
P1170706_茂市_R P1170707_茂市_R

茂市駅は岩手県宮古市茂市にある山間の無人駅。かつては岩泉線が分岐していた駅です。岩泉線の概要や茂市駅の駅構内の様子は前回訪問時参照→→2019年冬の茂市駅

駅構内は前回訪問時に観察しておいたので、今回はすぐに駅を出ようと思っていましたが、駅めぐりの性・・・少し観察しておきます(笑)

駅構造は島式ホーム1面2線で2,3番線。元々岩泉線が発着していた単式ホーム1番線の線路は剥がされています。北側にある駅舎と島式ホーム間は立派な跨線橋で連絡しています・・・
連絡していたのですが、階段口が板で塞がれていました・・・残念><
P1170708_茂市_R

代わりに岩泉線廃止後にできたと思われる構内踏切で連絡しています。
そこから構内の様子。奥が宮古方面です。広いですが寂しげな駅構内・・・
P1170709_茂市_R

元々1番線の線路があったところ。ちゃんとバリアフリー化されていました。
P1170711_茂市_R

振り返って西側
左奥に曲がっていくのが山田線の盛岡方面。右手前の途切れた線路が岩泉線の線路です。
P1170710_茂市_R

前回は宮古にすぐ折り返しましたが、今回はこの岩泉線の廃線跡沿いをバスで北上しようと思います。
駅を出ると、駅舎の目の前には前回時と同様、バスが停車していました。東日本交通の岩泉茂市線。このバスが岩泉線の代行の役割を果たしているようです。
P1170713_茂市_R

早速乗り込みますが、既に乗客1名・・・同業者のようです(笑) 時刻は6時前、同じ列車には乗車してこなかったので、更に早い朝一列車で来たのかもしれません。気合入ってますね~

6時にバスは出発!
車内の様子。運賃箱や行先表示を搭載したマイクロバスでした。
P1170714_東日本交通バス岩泉茂市線_R

茂市駅前を出発すると、刈屋川に沿って国道340号を北上開始します。
しばらく走って、国道を逸れるとあるバス停に到着。バス停には「刈屋駅前」と表示されていました。岩泉線の岩手刈屋駅があったところです。駅舎は不意を突かれて撮影できず・・・
【追記】既に駅舎は取り壊されているそうなので、気付いても撮影は無理だったかもしれませんね><

バスは国道に戻って更に進みます。カメラの準備はオーケー(笑)
岩泉線の次の駅は中里駅バスはその中里駅跡前のバス停に停車。国道沿いにありました。
1面1線で駅舎の無い待合室だけの駅でした。あまりうまく撮影できませんでした・・・
P1170715_中里_R

次の駅は岩手和井内駅
こちらも国道沿いにありました。駅前に和井内バス停があります。駅舎だった建物は現在はバス停の待合室になっているようですが、JRマークに駅名看板が残されていました。しかも、左奥にはホーム上に駅名標も残されているようです。
P1170716_岩手和井内_R

バスは和井内を出発すると山間に入ります。ここからがすごかったです。
結構な山道をくねくねと登っていきます。
P1170718_東日本交通バス岩泉茂市線_R

結構な酷道・・・これほんとに国道?といった山道を進みます。
これは・・・岩泉線が最近まで生き残っていたのがわかる気がする・・・
P1170719_東日本交通バス岩泉茂市線_R

全国屈指の秘境駅といわれた押角駅跡を過ぎると、山道が更に厳しくなり、押角峠という難所に向かいます。国道は「雄鹿戸トンネル」で峠を抜けますが、すぐ横に新たに「押角トンネル」が建設中でした。これができれば時間短縮につながるとは思いますが、その前後の道路の整備も必要そうです・・・計画があるのかな?? ちなみに新トンネルは今年の平成30年4月に晴れて貫通したそうです。
【追記】押角トンネルは元々あった岩泉線の鉄道トンネルを拡幅したものだそうです、ほほお~。今年中に供用開始の予定。コメントご指摘ありがとうございます。

峠を越えると宮古市から岩泉町に入って宇都井というバス停に停車。ホントの山中にあります・・・。
P1170721_宇津野バス停_R

しばらく進むと右折して国道を逸れます。県道171号大川松草線に入って、大川という川に沿って上流方向に進みます。岩泉線の鉄橋を潜って進むと、「サンパワーおおかわ」という介護施設らしき建物の前のバス停に到着。ここでしばらくの間停車しました。
P1170722_サンパワーおおかわバス停_R

バスはここでUターンして来た道を戻ります。
国道に戻る途中で岩泉線だった鉄橋を潜ります。この辺りに岩手大川駅があったらしいです。現在は伏屋」というバス停が近いらしい。
P1170723_東日本交通バス岩泉茂市線_R

国道に戻ると再び北上。バス停をいくつか過ぎていくと久々の集落に入ってきました。
この集落にある「浅内」というバス停で下車しました。後払い590円也、思ったよりも安い。
P1170725_浅内_R P1170727_浅内_R

この近くには廃駅となった浅内駅があるはずです。早速向かってみましょう。

行程:宮古[泊](632D茂市行)茂市(東日本交通岩泉茂市線バス1便岩泉病院行)浅内

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Comments 6

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 風来梨  
岩泉線跡めくり

こんばんは。

この春に岩泉線跡と水芭蕉満開の櫃取湿原を訪ねましたが、岩手刈屋駅への道は細い道で、路線バスは駅のあった場所には入れませんね。 そして岩手刈屋の駅舎は撤去されて砂利敷にトイレのみとなってました。 たぶん、バス停前は製材所だったかと。

中里・岩手和井内はレールバイクが運営されていて、線路も残ってます。

押角は駅への橋が台風で流されて行けなくなりましたが、根性一発沢靴を履けば簡単に渡れる沢ですが、する人はいないでしょう。

岩手大川は自然に帰ってますね。
それと、押角の新しいトンネルはこの秋くらいより供用開始のようです。 岩泉線の線路・トンネルを転用してるらしいですので、峠道は殆ど通らなくなるようです。

岩手大川駅跡
https://furai58.blog.fc2.com/blog-entry-1806.html

2020/09/15 (Tue) 22:41 | EDIT | REPLY |   
こまち6号  

こんばんは。私も以前、きゃみさんが岩泉線の話題を出されたときに、ふと思い出してネットで調べてみたのですが、押角トンネルは平成30年6月5日に貫通式が行われたようです。2018年ですね。風来梨さんのおっしゃる通りで、岩泉線の押角トンネルを拡幅工事し(BRTと違って広い)道路トンネルに作り替えたのが、国道の押角トンネルです。実際の貫通は平成30年4月4日だそうです。これにより押角峠のくねくねなどがショートカットされ、2.4km短縮されたとか。ちなみに、これも最初はアースで見ていて工事を発見しましたが、何の工事かわからず、、調べてやっとわかりました。
なにせ線路や駅の表示が無くなった上、廃線跡は木で隠れて非常に見ずらいため、アースで押角駅跡などを探し出すのはかなり困難でした。和井内養魚場の表示の数百メートル手前辺りにストリートビューの野郎(笑)を落として行ったり来たりしていると押角駅の標識を発見します。

2020/09/16 (Wed) 00:58 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
Re: 岩泉線跡めくり

風来梨さん、こんにちは。
風来梨さんも同じ時期に訪問されてたんですね。
岩泉線の代行バス廻りは、予想通りの山奥でなかなか面白かったです。
岩手刈屋や岩手大川については、お亡くなりになられたようで・・・残念でしたが、岩手和井内やこの後の浅内駅など、残されている駅舎もあって、訪問した甲斐がありました。
私事ですが、次回は日中線の廃線跡を訪問しようと考えています。熱塩の駅舎が残されているらしいのですが・・・さて。

2020/09/16 (Wed) 13:01 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
押角トンネルと押角駅

こまち6号さん、こんにちは。
ご指摘ありがとうございます。
押角トンネルは鉄道トンネルの流用なんですね。なかなか面白いです。
押角駅跡については、通過したという記録だけが残っています。国道上にあった押角駅の標識を見たんだと思いますが記憶が・・・。ストリートビューを見ると、こんなところに駅?といったところに確かに標識がありました(笑)
家のPCが壊れて古いPCを使っているのでアースが重くて使えない・・・

2020/09/16 (Wed) 13:22 | EDIT | REPLY |   
こまち6号  
押角駅

こんばんは。押角駅が現役だった頃の訪問サイトはたくさんあるでしょうから、そちらを見れば感じは掴めると思いますが、あの標識のところに車を停めて、刈屋川の方に歩いていくと、工事現場の足場みたいな粗末な橋が架かっていて、それを渡るとそこが押角駅でした。腐ったような木のホームがあり、ポイントがありましたが、それは昔のスイッチバックのポイントではなく、保線車両用の横取りポイントで、後からつけられたものでした。スイッチバックの痕跡はわかるようなわからないような、草だらけという印象しかありません。人っ子一人いないので熊が出たら死ぬな、という危機感がありました。都会の人はピンとこないかもしれませんが、岩手、秋田あたりで、ああいうところは必ず熊が出ます。そして熊は人を襲います(笑)
今も売ってるようですが、元国鉄機関士、新幹線運転士の大石和太郎さんという人の撮影した蒸気機関車映像のディスクにC58がスイッチバックする、現役の押角が写ってます。私も持ってますが、なんと1992年のレーザーディスク(笑)今は当然ブルーレイで出てます。

2020/09/17 (Thu) 00:00 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
現役時の押角駅

こまち6号さん、こんばんは。
橋を渡らないと出入りできない駅・・・。下車してみたかったです。
廃駅訪問は車が必須そうですね。しかし危険なようなので遠慮しておこうと思います・・・。

ある方のHPに押角駅の現役当時の駅構造と一部推測の駅舎の図がありました。それを見るとちゃんとした駅舎があり、2面3線のスイッチバック駅だったようです。あんな場所に2面3線・・・今のホームだけの写真からは想像もできません。SL運転時はひと駅停車するのにも手間も時間もかかったんでしょうね~。

2020/09/17 (Thu) 22:57 | EDIT | REPLY |   

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