三連休三陸駅巡り20春(3) 大船渡線 (一ノ関駅→気仙沼駅) ~大船渡まで行かない大船渡線と気仙沼まで来ない気仙沼線~

きゃみ

一ノ関駅から計画よりも1本後の大船渡線気動車に乗車しました。
列車は東に進み、最初に停車する真滝駅でいきなりの列車交換がありました。4分ほど停車します。
P1170426_真滝_R P1170427_真滝_R

真滝駅は相対式ホーム2面2線の無人駅。一ノ関行きと交換後に出発です。
P1170428_真滝_R

この辺りの線路は北へ南へとくねくね進みます。北上川を渡り陸中門崎駅を過ぎるとよく知られている「鍋弦線」を北に進むようになります。大船渡線の愛称は「ドラゴンレール大船渡線」。
「ドラゴンレール」について→→2019年冬の大船渡線~我田引鉄のドラゴンレール~

北上する途上にある陸中松川駅。2面3線と比較的広い構内を持っており、過去には貨物列車も発着していた無人駅です。駅名標にはピカチュウが描かれています。
P1170429_陸中松川_R

その次が猊鼻渓駅。比較的新しい1面1線の無人駅で、名勝「猊鼻渓」の最寄り駅です。猊鼻渓は砂鉄川沿いの渓谷で「東北の耶馬渓」といわれているそうです。
P1170430_猊鼻渓_R

計画ではこの駅で下車する予定でしたが・・・強風による列車の遅延で1本遅い列車になってしまい、今回はあきらめました。非常に残念><

列車は猊鼻渓の辺りから鍋弦線を東に進むようになり、摺沢駅からは南に向きを変えます。
再び東に向きを変えたところで千厩駅に到着です。
2番線着。駅名標にはやっぱり『ピィ~カァ~』がいました(笑)
P1170431_千厩_R P1170433_千厩_R

ここでも交換のため4分ほど停車。
千厩駅の駅構造は島式ホーム1面2線。南側に平屋建ての駅舎を持つ業務委託駅です。
P1170432_千厩_R

1番線に一ノ関行きが到着です。駅舎のほうにも行きたかったですが、4分は微妙です・・・。
P1170435_千厩_R

千厩駅を出発してからはほぼ国道284号沿いに東に進み、終点の気仙沼駅に到着です。
4番線の到着。ここにも・・・(笑)
P1170437_気仙沼_R P1170438_気仙沼_R

気仙沼駅は"気仙沼ちゃん"の出身地、宮城県気仙沼市の代表駅。ちなみに欽ドンです(笑)
乗り入れ路線は大船渡線と気仙沼線の2路線。でしたが、今年4月のBRT鉄道事業廃止に伴って、鉄道駅としては大船渡線の単独駅であり終着駅となってしまいました。大船渡まで行かない大船渡線、気仙沼まで来ない気仙沼線・・・寂しいですね。
こういった路線は経緯は違えど全国にいくつかあります。例えば片町駅の無くなった片町線。北陸に行かなくなった北陸本線ももうすぐできそうです・・・。

駅構造は鉄道とBRTの複合駅で変則2面4線。駅構造については前回訪問時の様子→→2019年冬の気仙沼駅
BRTの乗り入れでいろいろと改造されています。

さて、ここではすぐに乗換えましたが、再訪時の駅構内の様子を少し・・・
1,2番線の盛方からの様子。
1番線に気仙沼線BRTの前谷地行きが停車中。奥に見えるのは3番線の大船渡線気動車。
P1170470_気仙沼_R

切欠き3番線の黄色い気動車の横を大船渡線BRTの盛行きとなるバスがやってきました。黄色のキハ100系は初めて見ましたが、ラッピング車かな?
P1170466_気仙沼_R

「切欠き3番線」と表現しましたが、正確には切欠きではなくて、旧2番線の線路の端っこ部分だけを残して3番線に振り直したようです。新2番線のBRT専用道はその手前で1番線に合流する形になっています。BRT複合駅ならではの構造です。

バスは2番線に入線。盛方面の乗客をここで拾います。
P1170467_気仙沼_R

駅舎内の様子。開放型の待合室になっています。
P1170464_気仙沼_R

待合室のテレビでは地元の番組でしょうか?三陸鉄道の全線再開のニュースが流れていました。釜石~宮古間は元々はJRの山田線だった区間ですが、大震災後の2019(平成31)年3月に三陸鉄道リアス線の一部として復旧しました。が、同年の台風19号で再び一部が不通となり、この日がその復旧初日だということをここで思い出しました。

駅舎外観。1929(昭和4)年7月の開業時からの駅舎。2012(平成24)年12月にリニューアルしたそうです。
P1170439_気仙沼_R

それでは次に行きます。次に乗車するのはまだ乗車したことのない大船渡線BRTの宮城県側の枝線です。

宮城県側の枝線は岩手県側とは違って、ミヤコーバス鹿折金山線という路線バスが代行しています。のりばは駅前通りにあるバス停で、前回訪問時に位置を確認しておきました。

こちらが駅前通りにある気仙沼駅前バス停
すぐに目的のバスがやってきました。地元の方もうひとりと一緒に乗車します。
P1170440_気仙沼駅前(ミヤコーバス)_R

行程:一ノ関(327D気仙沼行)気仙沼(ミヤコーバス鹿折金山行)上鹿折

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Comments 8

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こまち6号  
BRT

こんばんは。昔から思うのですが、鉄の感覚では、BRTも専用道路だけで、信号や運行形態が完全に鉄道と同じなら興味が湧くんですけどね(笑)まあ、それじゃあバスのメリットも無くなるし、デュアルモードビークルなんてどうすんだ?って話ですけど。
昔の仙北鉄道の築館線なんて、バスも瀬峰駅の場内信号機は腕木信号機だったらしいですが。
どうせなら、現代は閉塞信号機もありでやってくれると嬉しい(笑)

2020/08/26 (Wed) 00:10 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
BRTにDMV

こまち6号さん、こんばんは。
大船渡線BRTは元単線線路幅の専用道を走るため、交換?設備や信号機もありました。鉄道のものとは程遠いですが、これはこれで新鮮でした。踏切の遮断機も専用道側にあるのが面白かったです。
仙北鉄道は初めて知りました。かなり昔の話ですが、先々を考えていち早く鉄道を捨ててバス転換を考えていたようですね。BRTの走り的存在かな?瀬峰駅は30年以上前に訪問したことがありましたが全く知らず・・・。前々から再訪を考えていましたが、これで興味が一つ増えました。今も遺構があるのかはわかりませんが・・・。
デュアルモードビークルは、最近ある方のブログで知ったのですが、近いうちに阿佐海岸鉄道に導入されるらしいですね。これに乗車して室戸岬に行ってみたいですね~。

2020/08/26 (Wed) 18:23 | EDIT | REPLY |   
こまち6号  

こんばんは。築館線の直接の廃止のきっかけは昭和23年のアイオン台風ですね。近所の仙台鉄道もこの台風に鉄橋などを流されて、路線の大半を失っています。
昔、仙台に就職したと書いたと思いますが、その1か月後には仙台鉄道の遺構探しに出かけました(笑)何十年も追いかけてると、現在道路になっている線路跡がはっきりわかります。
アースを見ると、あ、ここが線路だったと。そして驚くのは、田んぼの区画整理で消えたはずの石森(漫画家、石ノ森章太郎の実家のそばです)の路盤が、田んぼの中に浮かび上がっているのです。衛星写真では、地面の微妙な凸部?とかが浮かび上がるのでしょうか。もはやミステリーです(笑)
ここは90年代ぐらいまで路盤が残っていたので、見たことがありますが、その名残りがあるのでしょう。全線廃止後は、米谷-登米間が宮城交通のバス専用道路でした。確かにBRTの先駆けでした。

2020/08/26 (Wed) 22:30 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
仙北鉄道

こまち6号さん、こんばんは。
仙北鉄道は如何せん生まれるずっと前の話なので、面影はもうなさそうですね。駅舎やホームが残されていたら是非行ってみたいですが・・・。
災害に遭ってそのまま廃止という路線って結構多いんですね・・・。今だと肥薩線や湯前線が大変ですが復活を祈っています。

2020/08/27 (Thu) 20:43 | EDIT | REPLY |   
こまち6号  

こんばんは。間違って仙台鉄道の遺構とか書いてますが、仙北鉄道ですね。
失礼しました。
と、言っても、仙台鉄道ももちろん(笑)遺構探しに行ってますけど。

仙北鉄道の終点の登米駅舎は私が就職した頃には保存されていましたが、2007年に解体されたようです。残っているのは機関車の車輪くらいらしいです。
瀬峰駅は、現JR駅本屋の反対側が仙北鉄道の駅でした。今は駐車場になっていますが、築館線、登米線が伸びていた方向は道路になっていますから、その程度は分かります。
JRでも廃止になってしまうのですから、中小私鉄なんてひとたまりもありませんね。

2020/08/27 (Thu) 22:03 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
仙台鉄道と栗原電鉄

こまち6号さん、こんにちは。
仙台鉄道も初めて知りました。仙台と古川を結んでいたということは、今の東北本線の西側の国道4号沿いにあったと想像します。本来の奥州街道ですよね。
それと登米が立派な市だったとは知りませんでした・・・。駅舎が無くなったのは非常に残念です。で、地図を見ていたら石越に近かったんですね。栗原電鉄はまだ遺構が残っていると思うので、訪問の候補に挙がっています(笑)

2020/08/28 (Fri) 12:56 | EDIT | REPLY |   
こまち6号  
鉄道と宮城交通

こんばんは。またこのコメント欄で引っ張って恐縮ですが、仙台鉄道は、全線が44kmもあり、軽便鉄道としては破格の長さでした。起点は現在の仙山線の北仙台で、ここから七北田の現4号線に出て、大和町で現国道457号線方向に向かいます。いわゆる羽後街道、仙台から秋田方向に行く街道です。自衛隊王城寺原演習場の中を通過して、現在の加美町、かつての中新田町の市街地に向かいます。ここも今でも路盤などが一部確認できます。台風で鳴瀬川にかかる鉄橋を流されたため、昭和25年に北仙台-加美中新田間を廃止しています。すみません、昭和23年のアイオン台風で流されたのではなかったようです。そのため、末端の加美中新田と、陸羽東線の中新田、現西古川の間の3.4kmだけが残り、昭和35年に全線廃止されています。ちなみに仙北鉄道は昭和43年の廃止です。仙北鉄道は仙台鉄道に経営参加し、宮城バスへと社名を変更しています。そして現在の宮城交通の元になっています。会社としては命脈を保っています。栗原電鉄も宮城交通に絡んでいますから、この辺の鉄道会社全てのなれの果てが宮城交通なんですね。

2020/08/28 (Fri) 22:33 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
宮城交通とミヤコーバス

こまち6号さん、こんばんは。
詳細情報ありがとうございます。
廃止路線は昭和50年代頃からの国鉄線については把握していますが、それ以外、それ以前の知らない路線が結構ありそうです。「こんなところに・・・」といったものが多いですし、知ることでその時代だけでなく現在のその地域の様子がわかってきます。
今回乗車したミヤコーバスは宮城交通系列のバス会社ですよね。つながりました(笑)

2020/08/29 (Sat) 15:02 | EDIT | REPLY |   

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