南九州駅巡り20冬(20) 鹿児島市電2系統 (神田(交通局前)停留場→天文館通・高見馬場停留場) ~鹿児島市電の車両たち~

きゃみ

郡元停留場から鹿児島市電2系統の鹿児島駅前行きに乗車して唐湊線を進みます。
6分ほど走って神田(交通局前)停留場に停車、ここで下車しました。
P1150892_神田(交通局前)_R

神田(交通局前)停留場は名前のように、鹿児島市交通局本局のすぐ近くにある停留場です。交通局の裏手には市電の車両基地があることを知って下車してみることにしました。ちなみに市電の車両基地は東側にありますが、北西側ではJRの鹿児島本線と指宿枕崎線が分岐しており、そこにはJRの車両基地もあります。

停留場の駅構造は2面2線。上りと下りのホームが間にT字路交差点を挟んで別の位置に設置されています。私が下車したのは北側のホームでした。
まずは北側ホームから南側の郡元方面を望みます↓
右奥に見えるのが南側ホームで郡元方面の電車に乗車する人の列があります。そして左に延びる線路が車両基地への入出庫線。まさに出庫しようとする電車が見えます。
P1150893_神田(交通局前)_R

青地に「谷山」の行先を表示した電車は、出庫するとまずこちらにやってきました。
P1150894_神田(交通局前)_R

北側ホームの横の下り線上で一旦停止します。車両形式は"2102"。1989年製造の2100形です。
P1150895_神田(交通局前)_R

一旦停止した車両は向きを変えて南側ホームに入線。客を拾って郡元方面に出発していきました。
P1150896_神田(交通局前)_R

この電車・・・ここから谷山まで行くということは、前回記事でお話しした郡元のトライアングルの南側1辺を通る貴重(笑)な電車ですね。朝晩のみの入出庫系統ということかな?

それでは車両基地のほうに行ってみましょう。
入口から覗くと奥には車庫が見えました。
P1150897_神田(交通局前)_R

すると赤地「谷山」表示の電車が出てきました。車両は"9505"、9500形です。この塗装が鹿児島市電の標準塗装になるのかな?
この時間帯は電車がどんどん出庫しているようですね。女性運転士さん、かっこいい~
P1150898_神田(交通局前)_R P1150899_神田(交通局前)_R

西側からの車庫の様子。11番線まであるようです。
遠いですが手前に見える車両は"101"。1両しかない2代目100形で「かごでん」という愛称の観光レトロ電車です。
P1150900_神田(交通局前)_R

今度は北側に回り込んでみます。北側には「上荒田の杜公園」という広場があったので、そこから車両基地を覗いてみました。
左から"602"、"1013(多分)"、そして「かごでん」"101"。
P1150903_神田(交通局前)_R

車庫の脇の一番奥には"615"
P1150904_神田(交通局前)_R

そして、公園から一番目につく場所にいたのが"612"と"504"
P1150902_神田(交通局前)_R

600番台の古い形の車両たちは1959年から1963年にかけて製造された600形。「研修車」という表示の"504"はおそらく最古参の1954年製で既に引退した車両だそうです。

いろいろな車両が見れて満足満足。次に進みましょう。
停留場に戻って2系統鹿児島駅前行きの黒い"9502"に乗車します。時刻は8時ちょっと前・・・通勤ラッシュで車内は大混雑でした。
P1150906_神田(交通局前)_R

電車は鹿児島中央の駅前を抜け、1系統が分岐する高見馬場停留場を通り、次の天文館通停留場に停車、ここで下車しました。これにて鹿児島市電の踏破完了です。
P1150909_天文館通_R

ここは鹿児島市の繁華街である天文館の最寄り駅のようです。天文館には過去一度だけ飲みに行ったことがありました。しゃがまないと入店できない隠れ家的な飲み屋といったような店だった記憶だけが残っています。

駅構造は横断歩道を挟んで南北離れた位置にある2面2線。
南側ホームから見た鹿児島駅方面の様子↓ 両歩道はアーケードのようになっていました。
P1150908_天文館通_R

ここからは一つ手前の高見馬場停留場まで徒歩で向かいます。
少し歩くと大きな交差点がありました。第一期線と第二期線が分岐する「高見馬場交差点」です。
左に折れていく線路が第一期線谷山方面、右が鹿児島中央駅方面の第二期線で奥に高見馬場停留場が見えます。
P1150911_天文館通~高見馬場_R

90度の急カーブ上で1系統の市電がすれ違っていく横をバスがこちらに右折してきます。この時間帯、市電もそうですがバスも道路上に連なり頻繁に行き来していました。
P1150912_高見馬場_R

ちなみに上画像↑の左端に見える乗降場も高見馬場停留場で2系統向けの乗降場になります。つまり高見馬場停留場は1系統と2系統でそれぞれ別々に2面2線を持つ構造ということになります。

さて、市電巡りを終わりにして鹿児島中央駅に向かおうと思います。2系統向けの乗降場に向かいます。
やってきたのは"601"、1959年製の600形の1番機でした。最後に乗れてよかったです。
しかし、前と後ろの顔がずいぶん違います(笑)
P1150914_高見馬場_R P1150915_高見馬場_R

この電車の行先表示は「市立病院前」、んん・・・? 私が確認した範囲では時刻表にはない便でした。調べてみると市立病院前停留場は先ほどの神田(交通局前)停留場の一つ手前にあります。時刻は8時半過ぎ。通勤時間帯の運用を終えてそのまま入庫するのかもしれませんね。ちなみに車内は先ほどとはうってかわりガラガラ状態でした。

行程:郡元(2系統鹿児島駅前行)神田(2系統鹿児島駅前行)天文館通(徒歩)高見馬場(2系統市立病院前行)鹿児島中央駅前/鹿児島中央

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Comments 4

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たかはし  
路面電車

路面電車は普及してほしいと考えていますが、ある程度、柵などで覆われているとはいえ、道路中央で乗降するのは、危険だなと感じます。それに対する具体的な改善案は持ち合わせていませんが、一般車の通行をある程度制限してリスクを減らす方向ぐらいしかないのかな、と思います。

2020/05/14 (Thu) 10:30 | EDIT | REPLY |   
ViVid Mr.K  

こんにちは。。。
様々なデザインのトラムもカッコイ~と思いましたが
新旧ユニークな車両が揃っていて乗るだけでなく見るのも楽しそうですね♪
一時は消えていった路面電車ですが最近は見直されているようですので
今後も残していって欲しいですよね。。。
お邪魔いたしました。。。

2020/05/14 (Thu) 20:55 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
Re: 路面電車

たかはしさん、こんばんは。
昨年夏に訪問した岡山電気軌道で見ましたが、狭い道路の中央にある停留場は非常に危険だなと感じました。鹿児島市電は比較的安全かなという感想ですが、それでも狭いホームのすぐ横を車が走るのは結構怖いものがありました。
話は変わりますが、路面電車は東京よりも西に多い気がします。東北には一つも残ってませんよね。道路を走る特性に関連して何か理由があるのかもしれません?

2020/05/14 (Thu) 22:54 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
To ViVid Mr.Kさん

ViVid Mr.Kさん、こんばんは。
路面電車は概してカラフルですが、特に鹿児島市電は新旧様々な車両が見れて面白いなと思いました。
今回で札幌、函館、岡山、鹿児島と乗車することができました。後は・・・富山地鉄、万葉線、福井、広島、松山、高知、長崎、熊本、東急、阪堺などまだまだありますね。いずれ全て乗車したいです!
そして自宅のすぐ近くを走る都電・・・まだ乗車したことがありません(笑)

2020/05/14 (Thu) 23:02 | EDIT | REPLY |   

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