南九州駅巡り20冬(7) 日南線 志布志駅 ~大隅半島のかつてのジャンクション~

きゃみ

油津駅から乗車した列車は日南線を進み、終点の志布志駅に到着しました。
これにて日南線の完乗・・・とはまだいきません。南宮崎~田吉間がまだでしたね・・・
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はるばる来ました志布志駅、鹿児島県志布志市の代表駅で日南線の終着点。所在地は鹿児島県志布志市志布志町志布志。「志」がずらっと並びます。

志布志駅・・・かつては北からの志布志線と西からの大隅線、そして東からの日南線という3路線が接続しており、広い構内を持った駅でしたが、1987(昭和62)年3月に志布志線と大隅線が相次いで廃止されると駅の規模も縮小されました。
ちなみに似たような駅で思い出すのは名鉄の吉良吉田駅。吉良吉田も海岸に近い位置にあり、北から西尾線、西から三河線、東から蒲郡線が接続していましたが、三河線が廃止されましたね。いつか訪問したい駅です。

そんなジャンクションだった駅も今の駅構造は単式ホーム1面1線に側線が数本。
南宮崎方からの様子↓ 雑草が生い茂る荒れた構内・・・。
夜間滞泊が設定されているようなので、こんな様子の側線でも使われているのかもしれません?
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南宮崎方面の様子↓
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線路終端側からの様子と名所案内
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駅舎は線路終端側に直角に立っていて、線路は駅舎に突き当たる形になっています。左隅に89キロポストがありますが、起点の南宮崎駅からの距離だと思います。
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線路終端側からの様子。このキハは約1時間後に折返しの油津行きとなります。
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駅舎外観。
志布志線と大隅線が廃止された後の1990(平成2)年2月に改築されたもの。旧駅構内の貨物取扱い用引込み線を利用して日南線専用のものとして建設されたそうです。その結果、旧駅から100メートル宮崎寄りに移転しています。
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改札窓口の様子。駅が移転してから数年後に無人化されたそうです。
右に待合室、左に観光案内所があり、正面にキハの顔をチラ見できます。
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観光案内所に入ると昼休みのようで誰もいませんでしたが、私に気づいたのかおばさんが中から出てきました。周辺の地図をいただいて、散歩がてら何かいいところはないかな~と眺めていたところ、近くに鉄道公園があるようです。そちらに向かってみます。

駅前の大型商業施設を抜けるとすぐにSLや腕木信号機が見えてきました。「志布志鉄道記念公園」です。
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展示されているSLの形式は「C58 112」
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昭和14年製、昭和50年に廃車。最後の所属が志布志機関区だったようです。
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他にも車掌車「ヨ8951」や・・・
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キハ52-130も展示されていました。キハはやっぱりこのカラーが一番(笑)
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この公園はかつての志布志機関区があったところだそうです。旧志布志駅の駅構造は2面3線。機関区、車掌区、保線区も置かれ、転車台もあったそうです。更に海側には広大な貨物操車場もあったそうです。その当時に訪問してみたかったですねぇ。
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駅に戻ります。1月なのに少し歩いただけでも汗がでます。防寒してきましたが不要でしたね。

さて、ここから向かう候補は3つ。ひとつは日南線を折り返して宮崎方面へ。ふたつめは志布志線ルートをバスで都城へ。そしてもうひとつは大隅線ルートをバスで鹿屋・垂水方面へ。日南線を完乗させたい気持ちもありますが、これは後回しにしてバスを選択しました。選んだのは大隅線ルート!

志布志駅前バス停は駅のすぐ横にありました。
それでは鹿児島交通のバスに乗車して大隅半島を更に西進します。ここからはしばらくバスの旅です。
P1150619_志布志(鹿児島交通バス)_R

行程:油津(1931D志布志行)志布志(鹿児島交通バス垂水中央病院行)鹿屋

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Comments 8

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Koganeturbo  

こんにちは。
自分が志布志に入った時、冬の夜でしたから鉄道公園はイルミネーションが綺麗でした。
ただし人は皆無でしたが(苦笑)
志布志から先をどう移動されるか注目してましたがバスでしたか。
都城方面でなく垂水方面とは意外な展開です(笑)

2020/04/22 (Wed) 23:05 | EDIT | REPLY |   
railway99  
きゃみ様 こんばんは

きゃみ様 初めまして

初めて書き込みさせていただきます。
拙い当ブログにご訪問くださいまして誠にありがとうございました。

ブロ友さんの風来梨様のところからお邪魔させていただきました
その節は読み逃げで申し訳ありませんでした

きゃみ様のブログの作品群、興味深く拝見しました
旅行記や細かく観察された駅の記事など楽しく拝見しました
どの作品も丁寧にうまく撮影されていて素敵ですね

私たちは9年くらい前から鉄道撮影を始めた者でして、未だ
駆け出しのひよっこですが、下手くそながら夫婦で撮影を楽しんでおります

ヤフーブログさんの閉鎖に伴いこちらへ移転しきました
ああでもないこうでもないと言いながら二人でブログ作っております(^^;)

更新も気ままで、拙いブログですが、今後もご交流いただけると幸いです

これから時々お邪魔させていただきたいと思いますので、勝手ながら
ブログリンクさせていただきたいと思います


今後ともよろしくお願いいたします

<(_ _)>

2020/04/23 (Thu) 00:00 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
志布志から西へ

Koganeturboさん、こんにちは。
鉄道公園には昼下がりの暖かな時だったからか子連れ家族が何組かいました。保存車両には電装?が施されていたので、夜はさぞかしきれいなんだろうな~というのが想像できました。
志布志から先、折り返すのだけはやめておこうと思ってました(笑) 北か西かは大いに迷いましたが、いくつかの興味あるスポットや交通手段があるのを知って西を選びました。特にこの「交通手段」が旅の幅を広げてくれました。また報告します~。

2020/04/23 (Thu) 14:07 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
はじめまして

railway99さん、こんにちは。
こちらこそご訪問、コメントいただきありがとうございます。
実は私もYahooでブログをやっていたのですが、閉鎖で止むなくこちらに引越ししました。風来梨さんとはYahooの頃からお世話になっています。
ご夫婦で旅や撮影、ブログ作成っていいですね。共通の趣味を持った者同士、絆は深くなるのかなと思います。
私は小中高の頃に旅や鉄道が好きで写真を撮ってましたが、その後はしばらく離れてました。ひょんなことで旅好きが復活して5年ほど・・・まだひよっこです。今はコンデジ片手に巡ってます。写真は下手なので数で勝負です(笑)

こちらからもリンクさせていただきました。鉄旅好きの同志として、今後ともよろしくお願いします。

2020/04/23 (Thu) 14:24 | EDIT | REPLY |   
たかはし  
日南線

なんと言いますか、関西圏からみると、端っこ過ぎて、興味がないわけではないんですけど、地味な印象が拭えません。

そんなときは、昭和39年の時刻表の登場です。
また自分のブログでアップしますので、よければご覧ください。

2020/04/24 (Fri) 18:46 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
快速「大隅」

たかはしさん、こんばんは。
端っこであればあるほど、はるばるやってきたな~という達成感を感じます(笑)

>そんなときは、昭和39年の時刻表の登場です。
私も手元にある85年の時刻表も見てみました。
大隅線のページをみると、快速「大隅」という志布志から大隅線経由で指宿枕崎線の山川まで行く列車がありました。面白いな~と思いながら、今度は志布志線のページを見るとそちらにも快速「大隅」が・・・日南線の油津から志布志を経由して志布志線・西都城経由で山川に行く列車でした。あれ?と思って日豊本線のページを見たら両列車は国分で併合してました。とても面白い列車です。

2020/04/24 (Fri) 23:13 | EDIT | REPLY |   
 風来梨  
快速〔佐多〕

こんばんは。

快速〔大隅〕の他に、快速〔佐多〕もありましたね。 コチラも元急行で、最盛期は博多発の日豊本線・大分・宮崎経由の鹿屋行というエリート急行だったようです。

晩年は宮崎~鹿屋に短縮され、〔大隅〕と共に快速となってましたが、それでも〔大隅〕より停車駅の少ないエリート快速だったようです。

ちなみに快速〔大隅〕は、若き日の過ち(時刻表の見落し)で撮りそびれました。 あぁ、もったいない! 快速〔佐多〕は、菱田川橋梁(大隅線では桜島と並ぶ撮影地でした)で撮る妄想を机上で描いた矢先に、大隅線が路線廃止となりました。

2020/04/25 (Sat) 20:55 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
急行「佐多」と「日南」

風来梨さん、こんにちは。
ちょっと興味があったので急行「佐多」を調べてみました。
66年3月の時点で博多~鹿屋を10時間以上かけて走っていたようです。
博多では、西鹿児島行きの「にちりん」、別府や鳥栖を経由して博多に戻ってくる「ゆのか」との併結で堂々の13両で出発。多段ディーゼル急行ですね。別府で「ゆのか」分割、宮崎で「にちりん」分割、最後は2両編成となって鹿屋に向かっていたそうです。
それと急行「日南」が別府~鹿屋を走っていたんですね。「日南」といえば門司港~西鹿児島の夜行のイメージが強いですが、元々は列車名の通り日南線を走って日南駅にも停車していたんですね~。

2020/04/26 (Sun) 11:39 | EDIT | REPLY |   

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