西日本完乗への道-岡山香川編(7) 智頭急行智頭線 (智頭駅→大原駅→上郡駅) ~山陽路に向けて南下~

きゃみ

智頭駅から智頭急行智頭線の上郡行きに乗車しました。

智頭線は山陽の上郡と中国内陸部の智頭を結ぶ高規格の路線で、京都から「スーパーはくと」、岡山から「スーパーいなば」が陰陽連絡特急として走っています。この路線の開通により、特急「あさしお」や急行「砂丘」が廃止に追い込まれたという言い方もできるかもしれませんね。
もともと国鉄線として建設が開始されましたが、紆余曲折があって第三セクターでの運行となりました。上記のJR直通特急があって経営が成り立つといった具合だと思います。同じような路線としては、他に北越急行が思い浮かびます。あちらはJR直通特急の「はくたか」が時速160キロでぶっ飛ばしていました。北陸新幹線金沢延伸で「はくたか」は廃止されましたが、今の経営状況はどんなものなのでしょうか・・・

さて、駅を出た列車は千代川沿いの高い場所を進みます。基本的に高いところを走るので見晴らしがよいです。
P1140342_智頭~恋山形_R

まず最初に停車したのは恋山形駅。この駅・・・ピンクで派手派手です(笑)
P1140343_恋山形_R

いわゆるインスタ映えする駅といったところでしょうか。お隣ボックスの女性乗り鉄さん?が盛んにカメラに収めていたのが印象に残っています。
P1140344_恋山形_R

本来の地名は「山形」で、「恋」は後付けらしいです。「恋」がつく駅名としては、母恋駅恋し浜(小石浜)駅、恋ヶ窪駅などありますが、これらの駅と「恋駅プロジェクト」という連携企画があった時にピンク塗装されたそうです。いろいろ考えますね・・・

列車は次の山郷駅を出ると長大トンネルで県境を越えて岡山県に入り、あわくら温泉駅に到着。岡山最東端の駅だそうです。
P1140345_あわくら温泉_R

西粟倉駅を越えると大原駅に到着。この駅で列車交換のため11分ほどの停車がありました。
P1140346_大原_R

大原駅は元々は岡山県英田郡大原町の代表駅でしたが、合併して美作市の所在となりました。特急も停車する智頭線の主要駅です。
この時は上下特急との交換がありました。上りの「スーパーいなば」と下りの「スーパーはくと」。
P1140351_大原_R

駅構造は島式ホーム1面2線に単式ホーム1面1線の計2面3線が盛土上にあり、ホーム間と西側にある駅舎とは地下通路で連絡しています。

単式ホーム3番線の上郡方から、特急が去った後の様子↓
左奥の1番線に上郡行き単行が停車中。3番線から「スーパーはくと」が出発していったところ。真っ先に「スーパーいなば」が出発していった2番線を上下共用本線とする1線スルーだそうです。
P1140352_大原_R

駅の東側には車両基地がありました。「智頭急行大原総合車両基地」 大原駅は夜間滞泊が設定されています。
P1140350_大原_R

駅舎はホームから階段を下りて地下通路を抜けた地上にあります。駅は1994(平成6)年12月の智頭線開業とともに開業しましたが、その時からのものでしょうか。なかなか立派な構えの瓦葺です。
P1140348_大原_R

駅構内も昔の木造駅舎を意識した造りとなってますね。有人駅で窓口には確か女性の方がいたような気がします^^; 物産館を併設しているそうですが気づかなんだ・・・
P1140349_大原_R

正面から入って駅舎を抜けると地下通路の入口がありますが、その手前の造りがゆるゆるで、駅舎の横からも入ることができます。そこから盛土上を見上げると、1番線の列車が見えました。
P1140347_大原_R

特急が去ってからしばらくしてこちらも出発。
次の駅はその名もずばり「宮本武蔵駅」。宮本武蔵の生誕伝承地が近くにあるそうです。撮影できず・・・
長いトンネルに突入すると再び県境を越えて兵庫県へ。姫新線との交差点の佐用駅を通って更に南下します。

河野原円心駅
ちょっと珍しい駅名ですが、地名は「河野原」。「円心」は近くにある「白旗城」にいた南北朝時代の武将「赤松則村」の法名だそうです。智頭急行にはこういったちょい足しした駅名が多いような気がします。
P1140354_河野原円心_R

そして智頭から1時間15分、終点の上郡駅に到着でございます。
P1140355_上郡_R

行程:智頭(742D上郡行)大原(同左)上郡

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Comments 4

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たかはし  
通過駅

単線でも高速化のため、2線式でも1線スルーが増えていますね。昔の2線式は平等に「Yの字」型に分かれて駅がありましたが、今は、「トの字」型ですね。

2020/02/09 (Sun) 18:52 | EDIT | REPLY |   
 風来梨  
恋のつく駅の元祖

こんばんは。

この年末年始の東北岬めぐりの旅で、三陸鉄道の恋し浜(小石浜)は立ち寄ることができました。 この駅は棒線駅なんですけど、乗客に観光客が多いと3~4分止まって、駅設置の『幸せの鐘』を鳴らさせてくれます。 駅は高台にあり、遠めに海が望めます。

それと元祖『恋』駅であるのと鉄道の『恋路駅』は、のと鉄道の珠洲線が廃止となって消えちゃいましたね。

ここも『恋』駅としての売り出しは半端でなく、頭に『恋=LOVE』、『路=ロ』を入れて『ラブロ恋路』と、モーテルのような名前をつけられ、それが至る処に看板設置されて退いた事があります。(笑)

2020/02/09 (Sun) 20:44 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
Re: 通過駅

たかはしさん、こんにちは。
大原駅の1線スルーは、上郡方から真っ直ぐ2番線本線が延び、トの字で3番線が、更に逆トの字で1番線が別れていくようです。
駅から智頭方面に進むと、2,3番線の間にクロッシングがあり、逆トの字で1番線が本線に合流。一方3番線は車両基地への分岐があってから、トの字で本線に合流していきます。
3番線まである1線スルーで車両基地を有しているのでちょっと複雑です。

2020/02/10 (Mon) 14:21 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
Re: 恋のつく駅の元祖

風来梨さん、こんにちは。
恋し浜駅は私も昨年立ち寄ることができました。高台にあるいかにも三陸鉄道の駅といった感じでした。
 https://opentp2.blog.fc2.com/blog-entry-1613.html
恋路駅・・・思い出しました。こちらは正真正銘の地名ですよね。学生時代最後の駅巡りで七尾線の輪島まで行ったことがありましたが、私鉄ということで能登線には立ち寄らず・・・惜しいことをしました。
いつか能登半島のバス巡りに行きたいと思っているのですが、その時に立ち寄れたらいいですね。まだ遺構が残っていればよいですが・・・?

2020/02/10 (Mon) 14:36 | EDIT | REPLY |   

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