三連休三陸駅巡り(17) 大船渡線 (陸前高田駅→気仙沼駅→摺沢駅→一ノ関駅) ~我田引鉄のドラゴンレール~

きゃみ

陸前矢作駅を折り返して一旦陸前高田駅に戻りました。近くのショッピングモールで食料を調達後、BRT本線の気仙沼行きバスに乗車します。

バスは再び国道340号の突き当りに差し掛かりますが、今回は左折、海に向かって少し走ると奇跡の一本松駅に停車します。この辺りは津波によって壊滅した高田松原のエリアだったところで、奇跡的に残った一本松があるらしいのですが、残念ながらどこにあるかはわかりませんでした。

その後すぐに突当りを右折、国道45号に入ると気仙川を越え、東浜街道を海沿いに南下していきます。その後は寝落ち・・・
目が覚めたのは鹿折唐桑駅辺り。ここから再び専用道路に入ります。専用道路は海側の気仙沼市街地を避ける形で山側を進みます。

いくつものトンネルを抜けていくと・・
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終点の気仙沼駅が見えてきました。
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この駅も盛駅と同じように線路が撤去されてかさ上げされたところにバスが乗り入れます。
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駅舎側1番線に到着、乗客全員が下車します。
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大船渡線はこの先も続きますがBRTはここまで。気動車に乗り継ぎになります。次の列車まで20数分ほどあったので、駅構内など撮影しましたが、ご紹介は別途にさせていただきます。

次に乗車するのは4番線から。一ノ関行きワンマン運転のキハ100-43と31の2連です。
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久々のキハに揺られながら内陸方面に西進します。
市境を越え一ノ関市に入り、折壁駅辺りで日は沈んでいきました。
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千厩駅に到着。駅舎入口でピカチュウが出迎えてくれます。大船渡線ではどの駅にもピカチュウが見られました。ラッピング列車も走っているそうです。
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そしてこの駅から列車は一旦北に向きを変えます。この辺りが「鍋弦線」といわれるひん曲がった線形で知られているところですね。
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いわゆる「我田引水」ならぬ「我田引鉄」の代表例ですね。元々陸中門崎から真っすぐ進んで千厩へ抜ける計画だったところ、摺沢から立候補した政治家が当選、摺沢を経由して千厩を通らないように計画変更されました。更に千厩が推す政党が勝利すると、摺沢から千厩に向かうようにまたまた計画変更、現在の線形となりました。大正から昭和初期の頃の話です。

そんなこともありBRTを含む大船渡線の線形は、竜のような形をしているように見えるため、「ドラゴンレール大船渡線」という愛称がつけられています。盛が頭、鍋弦線が胴体、尻尾の先が一ノ関ですね。

その摺沢駅に到着です。ここでは列車交換のために3分ほどの停車がありました。
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駅は相対式ホーム2面2線の構造で上り列車は駅舎側1番線に停車中。ここにもピカチュウが・・・
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ここの政治家がいなかったらこの駅はなかったのではないかと思うと、何となく感慨深いです(笑) ちなみにその政治家の銅像が駅前に建っているそうです。

列車交換後に出発、鍋弦線を西に南に進み、陸中門崎駅からはまた西に、真滝駅を通って・・・
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終点の一ノ関駅に到着しました。これにて大船渡線の踏破完了です。
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行程:陸前矢作(3111陸前高田行)陸前高田(108気仙沼行)気仙沼(338D一ノ関行)摺沢(同左)一ノ関

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Comments 2

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あすこ  
No title

タイトルを見て、大笑いをしてしまいました。
まさに、我田引水ならぬ我田引鉄ですよね~!
岐阜羽島駅も上越新幹線も・・・と思いだして、笑いが止まらなくなりました~!
摺沢駅前の銅像、見たいで~す。
ナイス!

2019/02/22 (Fri) 21:25 | EDIT | REPLY |   
きゃみ  
No title

> あすこさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
我田引鉄・・・これ面白い造語ですよね(笑)
そういえば岐阜羽島なども政治が見え隠れしていますね。よくご存じですね。
上越新幹線は浦佐について以前記事にしていました。→https://blogs.yahoo.co.jp/opentp2/36611892.html
こちらは我田引駅でしょうかね・・・
線路や駅の生い立ちを紐解くのも面白いものです。

2019/02/23 (Sat) 00:50 | EDIT | REPLY |   

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