広島山口駅巡り16師走(4) 呉線 広駅と呉駅 ~軍港の町の駅~
三原駅から呉線列車に乗車しました。
呉線はかつて軍港のあった呉市を経由して、瀬戸内海に沿って三原駅と海田市駅とを結んでいます。そのうちの三原~広間は海の近くまで山がせまる区間も多く、「瀬戸内さざなみ線」という愛称で呼ばれています。車窓を楽しむなら断然左側座席ですね。ロングシートだとちょっとつらいですが・・・
安芸幸崎~忠海間の車窓。穏やかな海です。
1時間半ほど乗車して列車の終点、広駅に到着しました。ここで広島方面の列車に乗り継ぎです。
広駅は広島県呉市にあるJR西日本の直営駅で、運転系統上の境界駅です。朝晩の一部の列車を除いてここで乗換えが必要になります。
駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線。ホーム間は跨線橋で結ばれています。
3番線に三原から乗車してきた105系、島式ホームを挟んで2番線はこれから乗車する広島方面の快速列車で今回初乗車の227系です。227系には「Red Wing」という愛称がつけられています。
駅舎の様子。駅舎自体は小さいですが、左側に駅の事務所らしき建物が連なります。
改札口の様子。みどりの窓口があり自動改札が並びます。
この駅では10分ほどで乗り継ぎです。
広駅から先は「広島シティネットワーク」と呼ばれる広島市の近郊路線のひとつとして扱われているため、列車本数も断然多くなります。呉線のラインカラーは駅名標の色にもなっている黄色。路線記号は列車の行先票にもある”Y"です。いよいよ広島市に近づいてきた感があります。
乗車した列車は227系の3連、先頭車両クモハ226-3。車内は満席だったので前面車窓を眺めていました。
次は3駅進んで呉駅で下車してみました。
広島県呉市の中心駅ですね。駅構造は2面3線、橋上駅舎を有しています。駅構内のメロディは「宇宙戦艦ヤマト」のオープニングテーマです♪
駅舎は4代目、1981年に建て替えられた駅ビルで「クレスト」という愛称が付けられています。駅は想像していたよりも賑やかで人が多かったですね。
駅ビル2階にあるコンコースの様子。広い構内と改札口を持っています。
さすが軍港の町、駅前には船のスクリューのモニュメントがありました。
『海色の歴史回廊 くれ』は呉観光のキャッチフレーズです。
さて、この駅では20分ほどの滞在で次の列車に乗車します。
先ほどと同じ227系の3連で先頭のクモハ226-32に乗車、40分ほど走って終点の広島駅に到着しました。