きゃみの駅訪問

東海駅巡り23冬-名鉄編(42) 名鉄広見線 御嵩口駅 ~御嵩駅と呼ばれたかつての終着駅~

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御嵩駅から歩いて隣駅の御嵩口駅に向かいます。駅間距離は営業キロでたったの0.6km。線路北側の住宅地を歩いてほどなく到着です。 御嵩口駅は岐阜県可児郡御嵩町中茶園原にある名古屋鉄道広見線の中間駅。1920(大正9)年8月に東濃鉄道の終着駅として開業。開業時は「御嵩駅」を名乗っていたそうです。"元祖"御嵩駅。当時は貨物取り扱いもあり、亜炭の積み出しが行われていたそうです。「亜炭」とは炭化の程度が低く質の落ちる石炭のこ...

東海駅巡り23冬-名鉄編(41) 名鉄広見線 御嵩駅 ~中山道49番目の宿場「御嵩宿」の終着駅~

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新可児駅から広見線の末端区間に入りました。中間駅は明智駅、顔戸駅、御嵩口駅の3駅あります。これらについては次回少しだけご紹介。さて、列車は新可児駅から10分ちょっとで・・・終点の御嵩駅に到着しました。広見線踏破完了です🚋 御嵩駅は岐阜県可児郡御嵩町中にある名古屋鉄道広見線の終着駅。「御嵩」は願興寺の門前町、そして中山道49番目の宿場として栄えたそうです。中山道が恵那(大井宿)付近から中央西線ルートよりもず...

東海駅巡り23冬-名鉄編(40) 名鉄広見線 新可児駅 ~国鉄の駅から独立したスイッチバック構造の駅~

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犬山駅から名鉄広見線に乗車しました。列車は6番線を出ると左に急カーブして東に方向を変えます。地図を見るとわかりますが、広見線は犬山線を犬山口駅から東に真っすぐ伸ばした延長上に重なります。これは何かというと、元々広見線(当時は今渡線)が犬山口駅から分岐していた路線だった名残りらしいです。へ~。東に向きを変えるとすぐ右手に車両基地が見えます。「犬山検査場」。その後は一気に田舎の風景になります。県境を越えて...

東海駅巡り23冬-名鉄編(39) 名鉄犬山線・小牧線・広見線 犬山駅 ~愛知県北部の楽しいジャンクションの駅~

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上飯田駅から名鉄小牧線に乗車しました。列車は地下から抜け出ると味鋺駅に到着。この間二つの川を潜っていたようです。ちなみに小牧線には「味」という文字の付く駅名が多い印象です。その後はzzz。目が覚めるといつの間にか単線になっていました。小牧駅から先は単線のようです。ただ複線を敷設できるだけの敷地が確保されているところもありました。田県神社前駅で列車交換。更には高架上の信号場でも交換のため運転停車。五郎丸...

東海駅巡り23冬-名鉄編(38) 名古屋市営地下鉄上飯田線 (平安通駅→上飯田駅) ~ひと駅区間だけの日本一短い地下鉄線~

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栄駅から地下鉄名城線の右回りに乗車しました。列車は地下を走るので車窓は望めませんが、地図を見たところだと・・・久屋大通の真下を北上した先では、その路線名の通り名鉄瀬戸線よりも内側の「名城」内を走るようですね。二之丸の脇を通っており、その区間にはズバリの名古屋城駅もあります。この駅はこの訪問の数日前に市役所駅から駅名改称されていました。その先は瀬戸線の外側を大回りで右カーブして大曽根駅に向かいますが、そ...

東海駅巡り23冬-名鉄編(37) 名鉄瀬戸線 栄町駅から名古屋市営地下鉄名城線 栄駅へ ~お堀の下を走る線路~

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守山自衛隊前駅から名鉄瀬戸線の栄町行きに乗車しました。女性車掌さんが乗務されていましたが、車掌らしからぬ鼻にかかったかわいい声でした^^;列車は大曽根駅に停車。ここで多数の下車客があって座席にありつけます。大曽根から先はかつての通勤路・・・高架上を西進します。そのまま進めば名古屋城に突き当たりますが、清水駅の先で勾配を下りながら左直角カーブして地下に潜ります。次の東大手駅は地下駅。その名のとおり、近くに...

東海駅巡り23冬-名鉄編(36) ガイドウェイバス志段味線 守山駅から名鉄瀬戸線 守山自衛隊前駅へ

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小幡緑地駅からガイドウェイバス志段味線を折り返します。ちなみに志段味は「しだみ」と読みます・・・なかなかの難読です。前面車窓から。位置的には・・・右端に見えるのが庄内川。庄内川って山形にあると思ってましたが・・・。その左隣の白い建物群がアサヒビールの工場。ということは、先に見える駅は川宮駅と予想。川村~川宮間の車窓だと思われます。さて、このまま大曽根まで戻っても面白くないので、手前の駅で下車しようと思います...

東海駅巡り23冬-名鉄編(35) ガイドウェイバス志段味線 (大曽根駅→小幡緑地駅) ~ゆとりーとラインに寄り道乗車~

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名鉄瀬戸線で大曽根駅にやってきました。ここからガイドウェイバス志段味線に乗車します。ガイドウェイバス志段味線は日本で営業運転している唯一のガイドウェイバス路線。名古屋ガイドウェイバスが運行しています。愛称は「ゆとりーとライン」。これは一般バス路線を含めた総称のようで、そのうちの大曽根~小幡緑地間の専用軌道区間がガイドウェイバス志段味線となります。Wikipediaからゆとりーとライン路線図を拝借↓今回の乗りつ...

東海駅巡り23冬-名鉄編(34) 名鉄瀬戸線・中央本線・ガイドウェイバス志段味線 大曽根駅 ~久々の大曽根でガイドウェイバスに乗り換え~

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尾張瀬戸駅から名鉄瀬戸線を折り返しました。列車は基本的には街中を西に進みます。途中では尾張旭駅が変則構造だったので気になりましたが、車両基地が隣接していることを知って納得。列車は矢田駅を抜けると高架に上がり、右カーブしつつ中央本線を跨ぎながら寄り添う形で南に向きが変わると・・・大曽根駅に到着です。2番線の到着。ここで下車します。ちなみに乗車したのは4連先頭4号車"4108"でした。 大曽根駅は愛知県名古屋...

東海駅巡り23冬-名鉄編(33) 名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅 ~瀬戸物の街の終着駅~

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新瀬戸駅から名鉄瀬戸線に乗車して名鉄駅巡りを再開します。尾張瀬戸行きに乗車。列車は瀬戸の町なかを東に進んで2駅目、終点の尾張瀬戸駅に到着しました。1番線の到着です。 尾張瀬戸駅は愛知県瀬戸市山脇町にある名古屋鉄道瀬戸線の終着駅。駅は1905(明治38)年4月に瀬戸駅として開業。瀬戸焼出荷の拠点としての役割を担ったそうです。「瀬戸」といえば、日本有数の陶磁器である瀬戸焼の生産地として知られていますよね。「瀬戸...

東海駅巡り23冬-名鉄編(32) 名鉄瀬戸線 新瀬戸駅 ~名鉄の孤立路線に乗車~

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愛知環状鉄道で瀬戸市駅までやってきました。これからすぐ近くにある名鉄の新瀬戸駅に移動して瀬戸線に乗車しようと思います。新瀬戸駅は愛知県瀬戸市東横山町にある名鉄瀬戸線の駅。「新」が付くだけあって、近年は駅周辺に新たな市街地が形成されつつあるそうです。そして前回記事の通り、愛知環状鉄道線の瀬戸市駅との乗換駅となっています。瀬戸線は高架上を南北に伸びる愛環線に対して、地上を東西に横切っています。ちなみに19...

東海駅巡り23冬-名鉄編(31) 愛知環状鉄道線 (八草駅→瀬戸市駅) ~岡多線と瀬戸線の分岐点として計画された駅~

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リニモに乗車して八草駅までやってきました。奥の高架上がリニモ、右手が愛知環状鉄道の駅。これから愛知環状鉄道線に乗車します。愛知環状鉄道の駅構造は相対式ホーム2面2線で東から1~2番。駅舎は橋上にあります。愛環線の駅は新豊田駅から高蔵寺駅までが延伸した1988(昭和63)年1月の開業。当時は1面1線の小さな無人駅だったそうですが、「愛・地球博」の開催に合わせて2004(平成16)年10月に万博八草駅に一時改称され、11月には1面1...

東海駅巡り23冬-名鉄編(30) 愛知高速交通東部丘陵線 (藤が丘駅→八草駅) ~リニモに乗って朝焼けの東部丘陵へ~

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名古屋市営地下鉄東山線で藤が丘駅までやってきました。次は"リニモ"に乗車します。"リニモ"は藤が丘駅と八草駅を結ぶ愛知高速交通東部丘陵線の愛称。愛知万博開催に合わせて2005(平成17)年3月に開業した路線です。愛称からも想像できると思いますが、リニアモーターカーの一種で「磁気浮上式鉄道路線」となります。日本初の磁気浮上式鉄道の常設実用路線なんだそうです。法律上は軌道法に基づく軌道線。ちなみに乗りつぶしオンライ...

東海駅巡り23冬-名鉄編(29) 名古屋市営地下鉄東山線 (高畑駅→名古屋駅→藤が丘駅) ~日跨りで東山線乗り潰し~

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今回はほぼ行動記録です・・・。あおなみ線の荒子駅から歩いて地下鉄の駅に向かいます。「八熊通」という大通りを西に真っすぐ進めば高畑駅に到着です。高畑駅は愛知県名古屋市中川区高畑にある名古屋市交通局の駅。読みは「たかばた」。地下鉄東山線の始点となる駅で、中川区役所の最寄り駅になるそうです。1982(昭和57)年9月に東山線の中村公園駅からの延伸により開業。地下鉄としては比較的古い部類の駅になるのかな?駅構造は地下2階...

東海駅巡り23冬-名鉄編(28) あおなみ線 (名古屋駅→金城ふ頭駅→荒子駅) ~夜のあおなみ線乗り潰し~

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知多半田駅から名鉄で名鉄名古屋駅まで戻ってきました。次は名古屋駅に移動して未乗だった"あおなみ線"を乗り潰しておこうと思います。あおなみ線は名古屋臨海高速鉄道の運行する名古屋~金城ふ頭間の路線。正式な路線名称は西名古屋港線。元々は笹島~西名古屋港間のJRの東海道本線貨物支線だったものを改良して旅客線とした路線で、一部区間では今でも貨物列車が運行されているそうです。あおなみ線としての開業は2004(平成16)年...

東海駅巡り23冬-名鉄編(27) 名鉄河和線 知多半田駅 ~知多半島巡りを終えて名古屋へ~

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JR武豊線の半田駅から歩いて名鉄の知多半田駅に向かいます。JR駅の出入口は東向きですが、名鉄の駅は西側にあるので武豊線をくぐることになります。この狭~い道が駅から東西を連絡する最短経路になります。南北にある踏切は駅から結構遠いため、現在進められている武豊線半田駅周辺の高架化の効果は大きいのかなと思います。線路をくぐってそのまま真っすぐ歩いていくと、ほどなくして駅に突き当たりました。名鉄の知多半田駅に到...

東海駅巡り23冬-名鉄編(26) 武豊線 半田駅 ~消えたJR最古の跨線橋~

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武豊駅から武豊線の大府行きに乗車しました。列車はまず衣浦臨海鉄道半田線の分岐する東成岩駅に停車。駅自体は寂しい無人駅です。更にひと駅進んで半田駅に到着です。3番線の到着。ここで下車します。 半田駅は愛知県半田市御幸町にある武豊線の単独駅で半田市の代表駅。西側徒歩圏内に名鉄の知多半田駅がありますが、市役所は東側にあるのでこの駅が最寄り駅。駅の開業は武豊~熱田間が開通した1886(明治19)年3月のことで、...

東海駅巡り23冬-名鉄編(25) 武豊線 武豊駅と武豊港駅跡 ~かつての鉄道資材の陸揚げ港の駅~

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知多武豊駅から歩いてJR武豊線の武豊駅に向かいます。武豊駅は東口から北東方面に600mほどの距離にありますが、その前に"ある鉄道遺構"を訪ねたいと思います。その場所は西口から南東方面に15分ほど歩いたところにありました。「転車台ポケットパーク」という小さな公園。ここにはかつて武豊港駅があったそうです。武豊港駅は愛知県知多郡武豊町大字里中にあった武豊線貨物支線の終着点の貨物駅。元々は1886(明治19)年3月に開業した...

東海駅巡り23冬-名鉄編(24) 名鉄河和線 知多武豊駅 ~常滑市のコミュニティバスを利用すれば・・・~

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内海駅から金山行きの普通列車に乗車しました。列車は知多新線を進みます。比較的新しい路線だというのがわかる造りで、町のある海岸側を避けて山側のトンネルや高架を進んでいきます。上野間駅を出ると山間の何もないところで、2分間の運転停車があって交換が行われました。別曽池信号場という信号場のようですね。富貴~上野間は知多半島の東西海岸間を横断するような区間で、駅間距離も長いため信号場が必要になるんでしょうね...

東海駅巡り23冬-名鉄編(23) 名鉄知多新線 内海駅 ~ちょっと寂しい知多新線の終着駅~

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河和駅から南知多町営の「海っ子バス」に乗車しました。バスは知多半島を横断して16分ほどで内海駅バス停に到着。下車します。後払い300円也。ちなみにバスはこの先も西海岸をず~っと南下して半島の先にある師崎港まで行きます。師崎港からは日間賀島、篠島、伊良湖への高速船が出ていますが、かつては鳥羽行きのフェリーも出ていたはずで、それに乗船したことがありました→→(師崎港→伊勢湾フェリー→鳥羽→和歌山港→南海フェリー→小...