きゃみの駅訪問

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(14) 阿佐海岸鉄道阿佐東線 甲浦信号場 ~かつての鉄道駅にスロープが付いた信号場~

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阿波海南文化村から阿佐海岸鉄道のDMVに乗車して"線路"の終点の甲浦信号場までやってきました。甲浦信号場は高知県安芸郡東洋町河内にある阿佐海岸鉄道阿佐東線の終点。かつては高知県で最も東に位置していた鉄道駅でしたが、DMVが運行開始されてからは、鉄道モードとバスモードの切り替えを行う「モードインターチェンジ」となっています。乗車してきたDMVはホーム横に停車。ホーム上に停車標識がありますね。この位置が鉄道モード...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(13) 阿佐海岸鉄道海南宍喰線/阿佐東線 (阿波海南文化村→甲浦) ~DMVで阿佐東線を再踏破~

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阿波海南駅からDMVの折り返し点となる阿波海南文化村に向かいます。国道55号の隣の住宅地の道を北に歩きます。10数分ほど歩くと目的の場所が見えてきました。阿波海南文化村です。奥が文化村。手前はDMVのバス停です。阿波海南文化村は海陽町の複合文化施設で、多目的ホールの他、古墳の出土品などが展示されている博物館もあるそうです。飲食店もあるのですが、朝早くてまだ開店前でした^^;唯一見られたのは、関船展示館というと...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(12) 牟岐線・阿佐海岸鉄道 阿波海南駅 ~分断された線路とDMVのモードインターチェンジ~

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日和佐駅で特急「むろと」などと交換してから牟岐線を更に進みます。国道55号に沿って内陸部を3駅進んで牟岐駅に到着。3分間の停車がありましたが、車内で大人しくしてました。牟岐駅は特急「むろと」の終着駅で、8年前の訪問時はここから「むろと」で徳島方面に帰りました。更に海沿いを3駅進んで終点の阿波海南駅に到着です。徳島からは約2時間半ほど。 阿波海南駅は徳島県海部郡海陽町四方原にある海陽町の中心的な駅。駅名の海...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(11) 牟岐線 由岐駅と日和佐駅 ~特急「むろと」の交換風景~

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阿南駅や桑野駅などで長時間停車しながら列車は牟岐線を南下します。次に列車交換があったのは桑野駅から3駅目の由岐駅でした。1番線着。ここで6分間停車します。 由岐駅は徳島県海部郡美波町西の地東地にある牟岐線の駅。「西の地」にある「東地」・・・変わった地名ですね。由岐はリアス式海岸の入り江にある漁業の町。元々の地名だった由岐町は日和佐町と合併して美波町となったそうです。駅構造は相対式ホーム2面2線で南から1~2...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(10) 牟岐線 阿南駅 ~ビッグキヨスクや駅前喫茶店は閉店したようです・・・~

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徳島駅から朝イチの阿波海南行きに乗車しました。列車は前日訪問した中田駅、南小松島駅・・・とまだ日の昇らない牟岐線を進みます。まず最初に列車交換が行われたのは立江駅でした。3分間の停車です。時刻表を見たところ、パターンダイヤは9時半から20時半の間に設定されており、この時間帯はどこで交換が行われるかわかりませんね~。 立江駅は徳島県小松島市立江町にある1面2線の無人駅。四国八十八箇所の19番札所の最寄駅だ...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(9) 牟岐線 (二軒屋駅→徳島駅) ~「ホテルクレメント」に宿泊していざ室戸へ~

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羽ノ浦駅から高徳線の板野行きに乗車しました。夕暮れの牟岐線を走ります。乗車した1000形には前面展望できる一人席がありました。列車は3駅進んで南小松島駅に到着。列車交換が行われました。パターンダイヤでは、羽ノ浦駅の次は南小松島駅で交換が行われます。そしてその次で行われたのが4駅先の二軒屋駅でした。 二軒屋駅は徳島市内にある1面2線の無人駅。駅構内に居酒屋が入居しているそうです。交換相手は阿南行きの2連...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(8) 牟岐線 羽ノ浦駅 ~古庄への貨物支線が分岐していた駅~

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南小松島駅から阿波海南行きに乗車して牟岐線を南下します。列車は10分ほど走って3駅目の羽ノ浦駅に到着です。1番線着。ここで下車することにしました。     羽ノ浦駅は徳島県阿南市羽ノ浦町宮倉羽ノ浦居内にある牟岐線の中間駅。旧那賀郡羽ノ浦町の中心的な駅で、特急「むろと」も停車するようです。駅の開業は1916(大正5)年12月。小松島線の中田駅から古庄駅までが阿南鉄道として開通した時の中間駅として開業...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(7) 牟岐線 南小松島駅 ~小松島市の後任の代表駅~

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小松島港から最寄り駅の南小松島駅に向かいます。道のりは南へ1km、徒歩で13分の計算。まず神田瀬川の河口近くを渡ります。「八千代橋」。かつての線路は左岸にありました。橋を渡った南側は住宅密集地になっており、その中を突っ切っていくと駅が見えてきました。南小松島駅に到着です。南小松島駅は徳島県小松島市南小松島町にある牟岐線の駅。小松島線の廃止後、小松島駅に代わって小松島市の代表駅となっています。南小松島は古...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(6) 小松島線 小松島駅と小松島港仮乗降場跡 ~かつての南海フェリーとの連絡駅~

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牟岐線の中田駅で下車して小松島線の廃線跡を辿ります。小松島線は中田駅と小松島駅を結ぶかつての国鉄路線で、営業キロは1.9km。当時は国鉄で一番短い路線だったそうです。廃止されたのは1985(昭和60)年3月のこと。廃線跡は遊歩道と自転車専用道になっていて、地図で見ると跡がはっきりとわかります。遊歩道に沿って歩いていくと・・・これは当時の信号機でしょうか?更に進み、遊歩道の終点のようなところで大通りを横切ります。そ...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(5) 牟岐線 中田駅 ~小松島線から牟岐線が分岐していた駅~

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徳島駅から牟岐線の阿南行きに乗車しました。列車はまず"元小松島線"の区間を南下します。これについては後述。徳島から2駅目の二軒屋駅で列車交換が行われました。牟岐線の徳島~阿南間は昼間は30分に1本のパターンダイヤになっています。つまりは交換駅が毎回同じことになりますね。徳島から15分ほど走って中田駅に到着しました。1番線の到着。ここで下車します。 中田駅は徳島県小松島市中郷町長手にある牟岐線の無人駅。「...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(4) 高徳線 徳島駅 ~駅ビルと駅構内がアンバランスな印象の駅~

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徳島港の南海フェリー前バス停から徳島市営バスに乗車しました。西に進んで20分ちょっとで徳島駅前に到着です。運賃は一律210円。QRコード使えました。木々が南国チックですね~。そして、この手前に徳島駅があります。徳島駅は徳島県徳島市寺島本町西にあるJR四国の駅で、徳島県の県庁所在地である徳島市の代表駅。JR四国では高松駅に次いで2番目に乗降客が多いそうです。ちなみに市役所の最寄り駅ですが、県庁は隣の阿波富田駅が...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(3) 南海フェリー南海四国ライン (和歌山港→徳島港) ~紀伊水道を渡って四国上陸~

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特急「サザン」で難波駅から和歌山港駅までやってきました。ここから南海フェリーに乗船して徳島に向かいます。南海フェリーは和歌山港と徳島港を結ぶフェリー航路を運航しています。難波~徳島間の「南海四国ライン」の一部を形成する航路です。かつては南海の和歌山港駅と国鉄小松島線の小松島港駅を結ぶ鉄道連絡船の機能を持っていましたが、様々な外的環境の変化があって現在に至っています。主な出来事をピックアップすると・・・&nb...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(2) 南海本線・和歌山港線 (難波駅→和歌山港駅) ~特急「サザン」で和歌山港へ~

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新大阪駅から地下鉄御堂筋線に乗車して南海の難波駅までやってきました。南海電気鉄道の難波駅は大阪府大阪市中央区と浪速区に跨る南海本線の起点となる駅です。駅構造や概要について→→2020年10月訪問の難波駅さて、ここから南海和歌山港線終点の和歌山港駅まで行き、南海フェリーに乗船する予定。購入したきっぷは「とくしま好きっぷ」というフェリーとセットになった乗車券です。2,200円也。フェリーの一般価格が2,200円なので、和...

四国駅巡り22秋-徳島東高知編(1) 大阪メトロ御堂筋線 (新大阪駅→難波駅) ~東京からなんばへの最短ルート?~

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今回は昨年秋に出かけてきた四国駅巡りについて記事にしようと思います。ターゲットは徳島と高知東部の鉄道路線全般。そのうち、阿佐海岸鉄道ととさでん交通がメインターゲットとなります。大まかな計画は以下のとおり。きっぷは現地調達します。 ①日目:徳島から上陸して牟岐線の駅巡り ②日目:徳島から室戸を経由して高知へ ③日目:とさでん交通と土讃線の駅巡り ④日目:徳島線、高徳線、鳴門線の駅巡りスタートは品川駅。い...

津軽海峡駅巡り22秋(25) 大湊線 下北駅と大湊駅 ~エピローグ、「はやぶさ」で東京へ~

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樺山駅跡の訪問後は、下北交通バスで終点の下北駅までやってきました。運賃は後払い370円也。下北駅は青森県むつ市下北町にある大湊線の中間駅で、みどりの窓口のある業務委託駅。ちょっと離れてはいますが、むつ市街から一番近い駅です。かつては大畑線が分岐していた駅で、大畑線が廃止されてからは本州最北端の駅となっています。駅舎の様子。大畑線が廃止された後の2009(平成21)年1月に供用開始されたものだそうです。駅構造は...

津軽海峡駅巡り22秋(24) 下北交通大畑線 陸奥関根駅と樺山駅跡 ~林の中にひっそりと残る駅舎~

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川代駅跡からむつ市街に向けて更に歩きます。時刻は15時半。次の目標は北関根バス停。道のり3.3km、徒歩で41分の計算です。まず一面ススキの原野を突っ切る国道279号のバイパス「むつはまなすライン」を歩きます。しばらく歩くと橋がありました。「新出戸橋」。そこから出戸川下流方面を見ると、鉄道橋が見えました。川を渡ると279号の旧道と合流。南に進路をとって山側に向かいます。坂を登っていき、「石神温泉」のドライブインだった...

津軽海峡駅巡り22秋(23) 下北交通大畑線 正津川駅と川代駅跡 ~大畑線の廃線跡に沿ってひたすら歩く~

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大畑駅跡にある大畑バス停でバスを降りて、むつ市街を目指して歩きます。その前にまず腹ごしらえしようと思います。地図を見てまず一番近い食堂に向かいましたが閉店中・・・。飯を求めて街を彷徨っていると、軒先で猫が2匹で仲良く日向ぼっこしてました。結局バス停から北の方に1キロ弱歩いて、やっと開店中の食堂を発見しました。ここでラーメンセットを注文。安いです! いや~生き返りました。チャージもできたので、改めてむつ市...

津軽海峡駅巡り22秋(22) 下北交通大畑線 大畑駅跡 ~かつての本州最北端の駅~

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大間崎から下北交通バスに乗車しました。バスは下北半島の外側の海沿いを南東方向に進みます。この区間は大間線という未成線の区間で、鉄道遺構もいくつか残っているそうです。ただ、車内はほぼ満席で身動き取れずで撮影はできませんでした。約50分ほど走って、バスは大畑バス停に到着しました。さて・・・ここからの計画は2通り考えていました。 ①このままバスに乗車してむつ市のバスターミナルで乗り継いで恐山に行く ②こ...

津軽海峡駅巡り22秋(21) 津軽海峡フェリー 大間フェリーターミナル ~本州最北端の大間崎へ~

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函館フェリーターミナルから「大函丸」に乗船して下北半島の大間を目指します。右後方に函館山が小さくなっていきます。カモメが一羽だけ飛んできて、しばらくの間休んでました。ホッコリ約90分の航海。しばらく船内探検をしてから、雑魚寝スペースに籠ってzzzとなりました。間もなく到着というアナウンスがあると、下北半島の大間港が見えてきました。大間フェリーターミナルです。本州に戻ってきました~。着岸するとボーディングが伸...

津軽海峡駅巡り22秋(20) 津軽海峡フェリー 函館フェリーターミナル ~「大函丸」に乗船して大間へ~

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七重浜駅から歩いて函館フェリーターミナルまでやってきました。函館フェリーターミナルは函館市港町にある「津軽海峡フェリー」のフェリーターミナルです。ここからは青森と大間とへの2航路が出ています。今回は下北半島の北端にある大間行きに乗船する予定~。ターミナルビルの1階にある発券カウンター。今回は事前予約済みだったので、カウンターの向かいにある自動券売機で発券できました。券売機から見たターミナルビル内の様子...