きゃみの駅訪問

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(58) 山陽本線 福山駅 ~エピローグ(一旦東京に帰ります)~

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笠岡駅から山陽本線の下り列車に乗車しました。笠岡駅は山陽本線上における岡山県の最西端の駅・・・すぐに県境を越えて広島県へ。20分ほどで3駅進んで福山駅に到着です。4番線着。ここで折り返すため下車します。 福山駅は広島県福山市三之丸町にあるJR西日本とJR貨物の駅で福山市の代表駅。福山は福山藩の比較的新しい城下町です。駅は所在地の地名からもわかるように、三の丸南側を東西に横断するように設置されたとのことで...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(57) 山陽本線 笠岡駅 ~「悪霊島」のラストシーンと「Let It Be」~

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新山駅跡にある井笠鉄道記念館に立ち寄り、再びバスに乗車して井笠鉄道本線の廃線沿いを南下します。が、即寝落ちzzz。目が覚めると既に終点の笠岡駅に到着してました^^; 後払い420円也。 笠岡駅は岡山県笠岡市笠岡にある山陽本線の駅。笠岡市の代表駅です。笠岡は瀬戸内海に面する古くから海運で栄えた地。細長くて深い笠岡湾があります。白石島や北木島などの笠岡諸島とを結ぶフェリーなどの客船が駅裏にある笠岡港から出て...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(56) 井笠鉄道本線 新山駅跡 ~井笠鉄道記念館のコッペル~

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矢掛駅から井笠バスカンパニーの笠岡駅前行きバスに乗車しました。バスは途中で井笠鉄道の矢掛駅跡に立ち寄ったりしながら国道486号を西進。小田駅の先で左折して南へ、かつての井笠鉄道本線のルートを進みます。18分ほど乗車して新山バス停で下車します。矢掛からは運賃480円也。 バス停はとても長閑な場所にありました。確か保育園のすぐ横だったと思います。奥に伸びる道を進むこと10分弱・・・大通りの向こうに踏切の警報器...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(55) 井原鉄道井原線 矢掛駅 ~井笠鉄道矢掛線の跡を辿る~

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清音駅で井原鉄道井原線に乗り換えました。乗車した気動車はIRT355-201の単行。「夢やすらぎ号」という水戸岡さんデザインの観光車両でした。車内の様子。テーブル付きのボックスです。気動車は清音駅を出るとまず3線区間の真ん中の線路を走り、勾配を登ってから伯備線下り線路を跨いで西に進路をとります。左下に伯備線下り線路。ここから右奥に見える高梁川を大橋梁で渡ります。井原鉄道井原線は元々は吉備線の延長路線という形で...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(54) 伯備線・井原鉄道井原線 清音駅 ~終点一つ手前で井原線に乗換え~

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美袋駅から伯備線を南下再開します。伯備線も大詰めですが、終点までは行かずに一つ手前の駅で下車しようと思います。ということで下車したのは倉敷駅の手前の清音駅。1番線に到着です。 清音駅は岡山県総社市清音上中島にあるJR西日本と井原鉄道の駅。乗り入れ路線はJR西日本の伯備線と井原鉄道井原線の2路線。井原線が当駅から分岐していますが、隣の総社駅までは伯備線と線路を共用しており、どちらの路線も途中駅の扱いに...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(53) 伯備線 美袋駅 ~大正期の木造駅舎と駅前食堂~

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新見駅で乗り継いだ列車は、数分間停車した備中高梁駅を出ました。ここから先は列車本数が増えるので下車しやすい区間となります。どこかひと駅下車してみましょう。下車することにしたのは美袋駅。駅舎の写真を見て決めました。1番線に到着です。下車してまず思ったことは、蒸し暑い・・・。 美袋駅は岡山県総社市美袋にある伯備線の無人駅。駅名標の通りで「みなぎ」と読みますが・・・これはまず読めませんね~。なかなかの難読駅...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(52) 伯備線 (新見駅→備中高梁駅) ~伯備線の踏破完了。更に南下します~

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新郷駅で"パノラマやくも"の通過を待ってから伯備線の南下再開です。足立駅付近の左車窓。西川です。分水嶺を越えたので下流方面に進んでいきます。そして列車は備中神代駅に停車しました。備中神代駅は岡山県新見市西方にある無人駅で、芸備線の分岐点にあたります。個人的には構造的に好きな駅のひとつです→→2019年9月訪問の備中神代駅駅舎のあった側の1番線に到着しましたが、その光景にちょっと驚きました。駅舎が無くなってま...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(51) 伯備線 新郷駅 ~「やくも」との交換風景 その③ 今回はパノラマ編成~

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上石見駅では岡山行きの「やくも」に追い抜かれてから出発となりました。駅を出発すると県境を越えて岡山県に入ります。岡山県に入って最初に停車したのは新郷駅。1番線に到着です。ここでは6分の停車がありました。もちろん下車しますが、ほぼ各駅で下車している気がします(微) 新郷駅は岡山県新見市神郷釜村にある伯備線の無人駅。開業は1953(昭和28)年12月のことで、足立~上石見間に新設開業した請願駅で、当時の所在地は阿...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(50) 伯備線 上石見駅 ~「やくも」との交換風景 その②~

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上菅駅でしばらく停車した伯備線の新見行きは、その後も日野川に沿って進み・・・お次は生山駅に停車。生山駅は鳥取県日野郡日南町生山にある伯備線の駅。2面3線をもつ特急停車駅で、立派な駅舎もありますが、昨年無人化されたそうです。生山駅を出ると線路は日野川や広島県の備後落合方面に向かう国道と別れて、日野川支流の石見川に沿って上流方面に進みます。要するに更に山深くへ・・・。次に停車したのは上石見駅でした。3番線の到...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(49) 伯備線 上菅駅 ~「やくも」との交換風景 その①~

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伯耆大山駅で乗車した伯備線列車は根雨駅や黒坂駅にしばらく停車。列車交換を行いながら南下します。次に停車する上菅駅でも長時間停車がありました。9分間の停車。若い乗り鉄君2名と共に活動開始します(笑) 上菅駅は鳥取県日野郡日野町上菅にある伯備線の無人駅。日野川と国道180号「日野往来」が共に並走する山間隘路に位置しています。駅構造は島式ホーム1面2線。北側にある駅舎とは跨線橋で連絡しています。新見方からの様...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(48) 伯備線 根雨駅と黒坂駅 ~「サンライズ出雲」との交換風景~

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伯耆大山駅から伯備線の新見行きに乗車しました。ここからは初乗車区間・・・しっかり観察していきます。幸いにも?、「やくも」などの特急が頻発する単線区間ですので、列車交換等で長時間停車する駅が多いです♪列車は山陰本線と別れて南下を開始。まず2つ目の伯耆溝口駅で交換が行われましたが、待たせる側だったので残念ながらすぐに出発。その次に停車した江尾駅を車窓から。読みは「えび」。2面3線をもつ日野郡江府町の中心駅。「奥大...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(47) 山陰本線 伯耆大山駅 ~「WEST EXPRESS 銀河」に遭遇~

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倉吉駅から乗車した列車は伯耆大山駅に到着しました。1番線に到着。乗換えのためここで下車します。 伯耆大山駅は鳥取県米子市内にあるJR西日本とJR貨物の駅。駅名はそのまま「伯耆大山」に因んでいるそうですが、所在地は西伯郡大山町ではなく米子市。大山町のほうにも「伯耆大山」に因んだ大山口駅があります。1902(明治35)年12月に熊党駅として開業したという歴史のある駅ですが、山陰本線開業の一か月後に新設されたそうで、...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(46) 山陰本線 (倉吉駅→由良・下市・御来屋駅→伯耆大山駅) ~大山は雲隠れ?~

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倉吉線の泰久寺駅跡を訪問した後は、日本交通(鳥取日交)バスに乗車して宿に直行しました。倉吉駅の駅前通り沿いのビジホにチェックイン。すぐそばに餃子の王将があったのでそこで夕食。 倉吉にも"王将"あるんだな~と思いつつ、食後の散歩していると、対面には大阪王将も発見^^; といいますか、ラーメン屋が結構ありました。倉吉ってラーメン処で知られてましたっけ?最終日の朝は4時過ぎには起床、5:45にチェックアウト...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(45) 倉吉線 泰久寺駅跡 ~竹林を貫くかつての鉄路~

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倉吉線の打吹駅跡を訪問の後、赤瓦・白壁土蔵バス停から再びバスに乗車しました。バスは小鴨川沿い、つまりはかつての倉吉線沿いに南西に進みます。確か・・・寄り道をしながら、基本的には国道313号を走っていたと思います。結構走って「関金温泉」というバス停に停車しました(画像は復路時)。バス停は矢送川沿いの国道上にあり、南側にある関金温泉郷の玄関口にあたるようです。待合室はなかなか立派な赤瓦屋根です。ここでは最後まで...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(44) 倉吉線 打吹駅跡 ~倉吉の街の赤瓦・白壁土蔵と蒸気機関車~

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倉吉駅前のバスターミナルから日本交通バスに乗車しました。バスは駅前から南に伸びる大通りを進み、天神川を渡ると車窓は古くからの街並みに変わります。倉吉駅から10分ちょっと、赤瓦・白壁土蔵バス停で下車します。後払い230円也。地図を確認すると・・・バス停は倉吉市の中心市街地のど真ん中にあるようです。街は北の小鴨川と南の打吹山に挟まれた地にあります。打吹山には打吹城があったそうなので、倉吉の街は城下町だったんで...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(43) 山陰本線 倉吉駅 ~かつて倉吉線が発着していた駅~

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鳥取駅で乗車した列車は終点の倉吉駅に到着しました。3番線の到着です。ホームに降り立ってまず感じたのは、蒸し暑い・・・。 倉吉駅は鳥取県倉吉市上井にある山陰本線の駅で、倉吉市の"現在"の代表駅。「倉吉市」・・・地図を見て初めて知ったのですが海に面していないんですね。北東側にある東郷池の辺りから南西側の大山の麓まで伸びた形になっています。山陰本線はその北東部分を掠めるように走っていて、そこに倉吉駅があります...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(42) 山陰本線 (鳥取駅→湖山駅→浜村駅→倉吉駅) ~山陰本線をのんびり西進~

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鳥取駅から山陰本線下りの倉吉行きに乗車しました。列車は一つ目の湖山駅で早速長時間停車です。2番線の到着で7分停車。 湖山駅は鳥取県鳥取市湖山町東にある山陰本線の無人駅。湖山池の東側に位置する鳥取市内の駅です。駅構造は相対式ホーム2面2線で北から1~2番。ホーム間は鳥取方の跨線橋で連絡しており、駅舎は1番ホームの北側に面しています。2番ホームの倉吉方からの様子。構造は1番の一線スルーで、2番は上下副本線と...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(41) 山陰本線 鳥取駅 ~あまり見られない非電化の高架駅~

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浜坂駅で鳥取行きの単行に乗り継ぎました。この辺りでは東浜駅付近で日本海に最接近する他は、海からつかず離れずといったルートを通ります。が、私は寝落ちzzz。気が付くと福部駅で交換待ちでした。この間に鳥取県に入ったようです。福部駅の次が鳥取駅ですが、駅間距離が長いです。この間にあるスイッチバック構造の滝山信号場を目視確認。街に出ると高架に上がって終点の鳥取駅に到着。ここで再び乗り継ぎです。2番線の到着。こ...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(40) 山陰本線 浜坂駅 ~兵庫から鳥取への乗り継ぎ駅~

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鎧駅から乗車した浜坂行きは餘部駅を出発しました。列車はここから海を離れて山間を西進します。秘境駅っぽい久谷駅を出ると山から抜けて、終点の浜坂駅に到着です。1番線の到着。ここで乗り継ぎです。 浜坂駅は兵庫県美方郡新温泉町浜坂にある山陰本線の駅。新温泉町の中心的な駅で湯村温泉の玄関口。湯村温泉は「夢千代日記」の舞台でもあったようです。新温泉町・・・読みはそのまま「しんおんせん」。ストレートな地名ですよね。...

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(39) 山陰本線 鎧駅 ~日本海の入り江を見下ろす秘境駅~

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餘部駅から道の駅に立ち寄り、たかのすの森遊歩道を歩いて鎧駅までやってきました。鎧駅は兵庫県美方郡香美町香住区鎧にある山陰本線の無人駅です。珍しい地名ですね。まずは駅舎外観。南向きです。駅は1912(明治45)年3月の開業。駅舎は1980(昭和55)年2月に改築されたというカプセル型です。この駅の特徴は立地にあると思います。鎧湾の漁港を見下ろす高台にあります。地図を見ると・・・鎧の集落は駅の東側の入り江奥にあります。駅...