きゃみの駅訪問

東武東上本線 ときわ台駅 ~「板橋の田園調布」のレトロ駅舎~

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中板橋駅からは線路と離れて北側を走ります。石神井川を渡り、環七通りを横切って少し登っていくと・・・ときわ台駅に到着です。ときわ台駅は東京都板橋区常盤台にある東武鉄道東上本線の駅。「常盤台」は環七通りのすぐ外側の台地にある住宅地。東武初の沿線開発として分譲を開始したそうです。駅を中心とした放射状の道、点在する特徴的な環状型の遊歩道?などもあり、「板橋の田園調布」などとも呼ばれているらしいです。地図で見ると...

東武東上本線 中板橋駅 ~上中下とある板橋駅の真ん中の駅~

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東上線沿線サイクリングは大山駅で一旦帰宅しましたが、先週末はその先にも行ってきました。ということで次の中板橋駅にやってきました。中板橋駅は東京都板橋区弥生町にある東武鉄道東上本線の駅。東上線に上中下と3つある「板橋駅」の2つ目です。開業は1927(昭和2)年のことで、当時は板橋遊泉園にあるプールの利用客向けに夏季のみ営業する仮停留所だったそうです。この時に「中板橋」という言葉が登場。現在は「中板橋」という地名が...

東武東上本線 大山駅 ~いつ来ても賑やかな駅周辺をひと回り~

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下板橋駅から東上線沿線を更に進みます。前回最後に訪れた電留線の先には線路を跨ぐ大きな橋が架かっています。山手通りの「新金井窪橋」です。そこに上がって下板橋方面の様子。下り列車の車番は"34413"。右奥に下板橋電留線があります。この辺りにはかつて金井窪駅が存在していたそうです。下板橋駅からわずか400mの距離。駅は東京大空襲で被災し、そのまま廃止されたとされています。この橋を渡り北側へ。線路に一番近い道を進み...

東武東上本線 下板橋駅 ~豊島区にあるのになぜ下板橋?~

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北池袋駅から東武東上線沿線を進みます。線路は北池袋駅の北側で直進する赤羽線から別れて西に急カーブしていきます。伊勢崎線の堀切駅の北側もそうでしたが、このような住宅密集地のカーブって道路の法則?に無関係に曲がっていくので沿道が無いことが多いと感じます。このあたりも線路沿いの道は無く、とにかく住宅地を北に走ります。すると踏切に出てきました。その横には歩道橋もありました。「池袋本町四丁目歩道橋」そこに上が...

東武東上本線 北池袋駅 ~赤羽線との並走区間にある駅~

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本日の東京は最高気温が35℃を超えました。観測史上最速の猛暑日となったそうです。前回まで紹介していた東武伊勢崎線の終点、伊勢崎ではなんと40℃を超えたそうです。6月では観測史上初・・・。こんな状態だったので今日のお出かけは控えておきました。さて今回は先々週の週末サイクリングの様子。東武東上線の近場の駅を訪問しました。まずは北池袋駅にやってきました。北池袋駅は東京都豊島区池袋本町にある東武鉄道東上本線の一番最...

東武伊勢崎線 東向島駅 ~東武博物館と京成白鬚線~

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鐘ヶ淵駅から東武伊勢崎線に沿って南に進みます。線路の東側にわかりやすい沿道があるのでそちらを進んでいくと、線路は高架上に上がっていきます。そのまま進んでいくと、賑やかな場所に東向島駅がありました。東向島駅は東京都墨田区東向島にある東武鉄道伊勢崎線の駅。位置的には隅田川に架かる「白鬚橋」から東に進み、明治通りと水戸街道が交差する地点(東向島交差点)近くにあります。開業は1902(明治35)年4月のことですが、当...

東武伊勢崎線 鐘ヶ淵駅 ~11人いる!~

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堀切駅から東武伊勢崎線の線路沿いに南に進みます。まず墨堤通りで旧綾瀬川を渡ると墨田区にはいります。そのまま南下、鐘ヶ淵通りの交差点を左折すると・・・鐘ヶ淵駅に到着です。こちらは西口。鐘ヶ淵(鐘ケ淵)駅は東京都墨田区墨田にある東武鉄道伊勢崎線の駅。鐘ヶ淵はカネボウの創業の地だそうです。旧社名は鐘淵紡績。駅構造は通過線2線を挟んだ相対式ホーム2面2線で西から1~2番。いわゆる"「のぞみ」の通過する新幹線型構造"です...

東武伊勢崎線 堀切駅 ~荒川放水路開削の歴史~

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京成関谷駅と牛田駅から線路沿いに東に進みます。東側には荒川が横たわっていますが、その手前で東武伊勢崎線は南に急カーブして高架上の京成本線をくぐります。京成はそのまま荒川を渡って青砥方面に直進していきます。・・・それはわかっていたのですが、このあたりは住宅密集地で線路沿いに道が無くちょっと迷い気味。公園のようなところに歩道橋らしき階段があったので、チャリで登ってみると・・・そこは「川の手通り」が荒川を渡る「...

京成本線 京成関谷駅と東武伊勢崎線 牛田駅 ~向かい合う2つの駅~

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前々回の続き。隅田川駅をぐるりと回り、南千住駅から北東方面に向かいます。まず駅東側に広がる高層団地エリアを進み、東京メトロ日比谷線の車両基地沿いを進むと・・・隅田川に出てきました。橋が架かっています。「千住汐入大橋」です。橋を渡って足立区に入ります。墨堤通りを左折して進んでいくと、高架上に駅が見えてきました。京成関谷駅です。京成関谷駅は東京都足立区千住曙町2にある京成電鉄本線の駅。「千住関屋町」という住所...

常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス 南千住駅 ~奥の細道 矢立初めの地?~

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前々回の記事の続き。隅田川貨物線を跨ぐ歩道橋からは駅がすぐそこに見えます。東京メトロ日比谷線の南千住駅です。南千住駅は東京都荒川区南千住にあるJR東日本、東京メトロ、首都圏新都市鉄道の駅。駅周辺は、西側に古くからの街が広がり、東側にリバーサイドの新興高層団地が並ぶといった印象があります。乗り入れ路線はJR東日本の常磐線、東京メトロの日比谷線、そしてつくばエクスプレスの計3路線。駅構造は3社それぞれ別改札...

常磐線貨物支線 隅田川駅 ~その2 駅周辺をひと回り~

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常磐線貨物支線の隅田川駅にやってきました。先週はこの後に南千住駅に立ち寄ってから帰宅しましたが、晴天だったので本日再び訪問しました^^; おかげで腕や顔は真っ赤に焼けてしまいましたが・・・。先に本日の分を記事にしてしまおうと思います。今回は隅田川駅の周りをぐるっと回ります。まず駅の南西の角あたり。ここに出入口がありました。入ったところは駐車場のようですが、この奥に、"1面1線の上屋付有蓋車用貨物ホーム、「エ...

常磐線貨物支線 隅田川駅 ~EF66の牽く貨物列車が出発!~

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三ノ輪橋停留場から国道4号「日光街道」に出ると、すぐそばに常磐線の高架があります。そこから線路の南側に沿って進んでいくと、東京メトロ日比谷線の高架が常磐線に寄り添ってきました。そのまま東に進み、線路を跨ぐ歩道に上がってみると・・・広大なエリアに線路がいっぱい。隅田川駅です。隅田川駅は東京都荒川区南千住にあるJR貨物とJR東日本の駅。開業は1896(明治29)年12月。常磐線貨物支線(通称:隅田川貨物線)上にある貨物駅で...

都電荒川線 (荒川区役所前→荒川一中前→三ノ輪橋) ~レトロ風に改装された荒川線の始点~

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新三河島駅から南千住駅を目指して明治通りを東へ。宮地の大交差点を抜けて行くと荒川区役所がありました。そのそばの公園を抜けた先には・・・都電荒川線です。車番は8900形の"8906"。奥には東京スカイツリー、そして電停も見えます。その電停の名は荒川区役所前停留場です。 荒川区役所前停留場は東京都荒川区荒川にある電停。名前の通り区役所が近いですが、警察署や消防署なども近くにあります。構造は相対式の2面2線。早稲...

常磐線 三河島駅 ~2つの貨物支線の分岐点。ついでに京成本線 新三河島駅~

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西日暮里駅に立ち寄った後は常磐線貨物支線を辿ります。貨物線を辿っていくとまたまた踏切がありました。道灌山通りの横切る「日暮里道踏切」です。そこから三河島方面。右から奥に行く高架は常磐線の旅客線。貨物線はその両側の勾配を登っていきます。更に三河島方面に進むと旅客線と貨物線の合流する地点にも踏切がありました。「三河島道踏切」。高架上の旅客線を特急車両が通過。「ひたち」or「ときわ」ですかね。と、警報が鳴り出しま...

東北本線 西日暮里駅 ~常磐線貨物支線を辿ろうとしたら・・・~

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前回は田端駅から北に向かいましたが、今回は東に向かいます。天候は曇り。新田端大橋を渡った先で右折。駅を右手に南に進むと、坂道を登るようになります。そこは跨線橋になっていました。何を"跨線"するかというと・・・跨線橋の金網越しから北西方面を望む。カーブする線路6本、常磐線貨物支線です。奥が田端信号場方面。正面奥の高架上を東北新幹線が走っています。その手前、右に下っていく高架が東京新幹線車両センターへの回送...

東北本線 (上中里駅→王子駅) ~田端信号場と北王子線。おまけで都電荒川線栄町停留場~

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前回の続き、京浜東北線の上中里駅に来ています。駅舎横の歩道跨線橋を渡ると線路を幾つか越えることになりますが、並んでいる順番は南西側から・・・ ①東北本線電車線(京浜東北線の上中里駅) ②多分・・・山手貨物線(湘南新宿ライン等) ③高架上の東北新幹線 ④JR関連?の施設と思われる細長い建物 ⑤謎の線路が2本⑤はおそらくですが・・・田端駅の北東側にある貨物発着線から延びてきた貨物線だと思われます。この線路は上中里駅の王子方...

東北本線 上中里駅 ~飛鳥の小径を歩いていきたいところですが・・・~

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尾久車両センターの見学を終えて、すぐ近くにある上中里駅に向かいます。前回地図の⑧の位置から住宅密集地を南に進むと、壁にぶち当たりました。壁の向こうが駅のようです。その壁を越える歩道橋が先に延びています。自転車をここに一旦置いてから、この歩道橋を渡っていくと・・・上中里駅に到着です。(前回地図の⑨の位置)上中里駅は東京都北区上中里にある東北本線の単独駅。ここも路線名称上は「東北本線」ですが、発着系統は電車線...

東北本線 尾久駅 ~尾久車両センターの24系とE26系~

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前回の続き。田端運転所のほうから尾久車両センターの北側にある尾久駅に向かいます。前回に続きWikipediaから航空写真を拝借させていただきます(クリックで拡大できます)。前回最後は④の位置にいました。ここから車両センターの下をくぐる長い地下通路が⑥の位置にある尾久駅まで延びています。自転車も通行可能ですが、ここは敢えて南東側から回り込んでみます。車両センターの東側で一番近い踏切にやってきました。踏切名は「東北...

JR東日本 田端運転所 ~ピカピカの機関車たち~

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田端駅北口の駅前通りにきています。ここは線路を跨ぐ「新田端大橋」という橋になっており、眼下に線路を望めそうですが、柵が・・・。脇から覗いてみました。田端駅の北側です。線路は左手前から、山手線内回りの2番、少し空いて3番と4番。手前のもっと左側に京浜東北線北行きの1番がありますが、山手線の複線をくぐるために少し離れています。3,4番の向こうにも何本か線路がありますが、貨物線かな? 長物車のような保線車両のような...

東北本線 田端駅 ~山手線唯一の踏切と田端信号場駅~

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前回は山手線の大塚~駒込の沿線を走りました。次の週は駒込駅から更に東に進みます。この先は鉄好き、線路好きにはちょっと面白いエリアだと思います。駒込の南側辺りの線路は地平と同レベルを走りますが、その先で旅客線と貨物線で動きが変わります。地平レベルを維持する旅客線に対して、貨物線は坂を下って掘割を走るようになります。その区間にはなんと踏切があります。「第二中里踏切」この踏切・・・山手線に現存する唯一の踏切...