南九州駅巡り20冬(35) 日豊本線 北俣駅と青井岳駅 ~長時間停車の各停旅~
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国分駅からまずは宮崎に向けて日豊本線を東進します。国分の街を出てしばらくはひたすら森の中を進んでいくといった感じでした。列車は宮崎方面の強風による影響で数分遅れで森の中を進みます。さて、この辺りは特急優位の単線区間。列車交換や特急待ち合わせが発生すると思われます。時刻表を確認すると、北俣駅で4分間、山之口駅で3分間の停車がありそうです。微妙な停車時間ですがホームに出てみようと思います。まず北俣駅に到...
南九州駅巡り20冬(34) 日豊本線 国分駅 ~日豊本線踏破開始早々・・・~
嘉例川駅から肥薩線を南下して隼人駅に戻ってきました。再び2番線に到着です。 さて、ここからははるか北九州の小倉に向けて日豊本線の踏破に取り掛かります。ちなみに鹿児島方面は踏破済み。ここで「きりしま3号」が15分遅れとの構内アナウンスがありました。ありゃ、大丈夫かな・・・次の日豊本線上り列車は1番線にやってきました。やってきたのは国鉄415系、交直流両用近郊形電車です。といってもその力を発揮する場はJR九州に...
南九州駅巡り20冬(33) 肥薩線 嘉例川駅 ~木々の中に佇む明治期の木造駅舎~
隼人駅からこの日の2番列車で肥薩線を折り返しました。折り返してでも降りておきたかった駅に向かいます。肥薩線を北上すること4駅目、列車は嘉例川駅に到着です。ここで下車します! 走り去る列車。この列車は吉松から吉都線に入って都城まで向かいます。さて、嘉例川駅・・・鹿児島県霧島市隼人町嘉例川にある無人駅。静かな山間の駅ですが、駅ファンなら誰でも知っているだろうと思われる魅力的な駅ですね。駅構造は単式ホー...
南九州駅巡り20冬(32) 日豊本線 隼人駅 ~肥薩線をちょっとだけ折り返し~
吉松駅から夜の肥薩線を南下して終点の隼人駅に到着しました。2番線の到着です。 隼人駅は鹿児島県霧島市の旧隼人町地区にある駅。カッコいい駅名ですよネ。乗り入れ路線は当駅の所属線の日豊本線と終点となる肥薩線の2路線です。前回の吉松駅で関連するお話をしましたが、隼人駅は以下のように所属線がコロコロ変わっています。 ①鹿児島方面から鹿児島線が北に延伸していき、全通して鹿児島本線の所属になる。 ②川内経由の...
南九州駅巡り20冬(31) 肥薩線 吉松駅 ~夜の肥薩線を更に南下して隼人へ~
肥薩線を南下して終点の吉松駅に到着しました。2番線の到着です。 吉松駅は鹿児島県姶良郡湧水町の駅。駅所在の吉松町が栗野町と合併したそうです。乗り入れ路線は当駅の所属線の肥薩線と当駅を起点とする吉都線の2路線。ですが、肥薩線の人吉方面は「いさぶろう」「しんぺい」を含めても1日3往復しかない区間で、全てこの駅を始発・終着としており、この駅を跨ぐ肥薩線の列車はありません。逆に隼人方面と吉都線の都城方面を直通...
南九州駅巡り20冬(30) 肥薩線 (白石駅→人吉駅→吉松駅) ~夜の矢岳越え~
本日やっと「アベノマスク」が家に届きました^^; 奇しくも緊急事態の解除が宣言された日に・・・(笑)さて、南九州駅巡りは肥薩線を白石駅まで登ってきました。列車は球磨川を左に見て進みます。が、撮影はずっと右車窓です><白石駅の次は「球泉洞」最寄りの球泉洞駅に停車。そしてその次が一勝地駅です。球磨郡球磨村の代表駅になるのかな?開業時の駅舎は火災で焼失したため、1914(大正3)年に再建された木造駅舎があります。...
南九州駅巡り20冬(29) 肥薩線 白石駅 ~単行キハは球磨川沿いを行く~
八代駅から肥薩線に乗車しました。肥薩線の単行キハは八代駅を出るとすぐに球磨川を右に見て進みます。一方、同じく八代から出る肥薩おれんじ鉄道の線路は肥薩線としばらく並走の後、一旦東側に出てからカーブして球磨川ごと肥薩線を跨いで南西に向かっています。その鉄橋を潜って南に進むと段駅に到着。一文字漢字の珍しい駅名です。段~坂本の右車窓、球磨川です。人吉までの区間は球磨川にほぼ忠実に沿いながら蛇行していきます...
南九州駅巡り20冬(28) 鹿児島本線 八代駅 ~肥薩線吉松行きに乗換え~
出水駅などに途中下車しつつ肥薩おれんじ鉄道線を北上し、八代駅にやってきました。1番線の到着。乗換えのため下車します。 八代駅は熊本県八代市の代表駅。乗り入れ路線はJR九州の鹿児島本線と肥薩線、そして肥薩おれんじ鉄道線の3路線。鹿児島本線は九州新幹線が開業する前は鹿児島駅まで続いていましたが、現在は並行在来線経営分離のために終点となっています。肥薩線と肥薩おれんじ鉄道線はこの駅が起点で、それぞれ山線...
南九州駅巡り20冬(27) 肥薩おれんじ鉄道線 出水駅 ~八代に向けて北上~
薩摩大川駅から再び上り列車に乗車しました。列車は阿久根駅を越えるとしばらく海岸沿いを走りますが、次の折口駅手前辺りから進路を東にとって内陸部に向かいます。内陸部をしばらく走って西出水駅に停車。1面2線の有人駅で学生の利用が多いことから、当駅終着の列車も設定されているという駅です。その後は米ノ津川を渡って北に向きを変えるとすぐに出水駅に到着です。1番線の到着。この駅では列車交換のため8分ほど停車がありま...
南九州駅巡り20冬(26) 肥薩おれんじ鉄道線 薩摩大川駅 ~訳ありブロック積みの2階建て駅舎~
阿久根駅から方向転換して川内行きの下り列車に乗車しました。すぐに下車つもりでいたので、席には座らずに前面展望します。乗車して次の駅、牛ノ浜駅に到着です。相対式2面2線の構造で駅舎のない無人駅。国道3号を挟んですぐ先が東シナ海という「海に近い駅」。牛ノ浜の景勝地が見渡せる絶好のロケーションにあります。この駅は下車候補でしたが今回はスルーします。牛ノ浜を出ると列車は海沿いを南下しますが、すぐに内陸部に入っ...
南九州駅巡り20冬(25) 肥薩おれんじ鉄道線 阿久根駅 ~ブルートレインの佇む駅~
川内駅から肥薩おれんじ鉄道の八代行きに乗車しました。肥薩おれんじ鉄道線は元鹿児島本線。もちろん電化はされてはいるのですが、トキ鉄の日本海ひすいラインのようにデッドセクションが無いにもかかわらず、すべて気動車での運行となります。コスパがいいんでしょうかね?さて、列車はしばらく走ると薩摩高城駅の手前あたりで海岸に出てきます。そこからしばらく海岸線を北上します。西方~薩摩大川間の車窓風景。席は断然左(西)...
南九州駅巡り20冬(24) 鹿児島本線 川内駅 ~肥薩おれんじ鉄道に乗り継ぎ~
薩摩松元駅から鹿児島本線上り列車に乗車して終点の川内駅にやってきました。1番線に到着。ここで乗り継ぎです。 川内駅は鹿児島県薩摩川内市の代表駅。元々は川内市でしたが他の町村と合併したそうです。乗り入れ路線はJR九州の鹿児島本線と九州新幹線、そして肥薩おれんじ鉄道線の3路線あります。新幹線開業直前時点では鹿児島本線の単独駅でしたが、新幹線並行在来線の経営分離によって八代方面が肥薩おれんじ鉄道に移管さ...
南九州駅巡り20冬(23) 鹿児島本線 薩摩松元駅 ~傾斜地にある無人駅~
伊集院駅からは反転、下車駅稼ぎのため鹿児島本線の下り列車に乗車しました。ひと駅戻って薩摩松元駅に到着。2番線着。ここで下車します。 薩摩松元駅は鹿児島県鹿児島市上谷口町にある無人駅。伊集院駅と上伊集院駅の間にある駅ですが、伊集院駅は日置市伊集院町徳重、上伊集院駅は市境を隔ててこの駅と同じ鹿児島市上谷口町にあるんですね。不思議な気がしますが、この辺りは昔は上伊集院村といっていたそうです。駅名標の...
南九州駅巡り20冬(22) 鹿児島本線 伊集院駅 ~かつての鹿児島交通枕崎線の分岐駅~
鹿児島中央駅から鹿児島本線の上り川内行きに乗車しました。鹿児島本線の川内~鹿児島間は九州新幹線開業により「並行在来線のJR経営分離」によって分断された片割れ区間です。といいますか、並行在来線にもかかわらずJRに残留した特殊なケースということになります。他でいうと、3区間に分断されてしまった信越本線にも似たような経緯がありますよね。この区間ではどこかひと駅下車してみようと考えていました。選んだのは主要駅の...
南九州駅巡り20冬(21) 鹿児島本線 鹿児島中央駅 ~鹿児島本線を北上開始~
高見馬場停留場から鹿児島市電2系統に乗車して、鹿児島中央駅前停留場にやってきました。鹿児島中央駅前停留場はその名の通り、JR鹿児島中央駅の東側、桜島口の駅前広場を挟んだ目の前にあります。構造は相対式2面2線で、駅との連絡が便利なようにシングルサイドリザベーション方式を採用しています。乗降場の様子。鹿児島中央駅はこの右にあります。鹿児島駅方面に出発していく2110形の"2111"。ラッピングは何故か「岐阜県大垣市」・...
南九州駅巡り20冬(20) 鹿児島市電2系統 (神田(交通局前)停留場→天文館通・高見馬場停留場) ~鹿児島市電の車両たち~
郡元停留場から鹿児島市電2系統の鹿児島駅前行きに乗車して唐湊線を進みます。6分ほど走って神田(交通局前)停留場に到着。ここで下車しました。神田(交通局前)停留場は、名前のように鹿児島市交通局本局のすぐ近くにある停留場です。交通局の裏手には市電の車両基地があることを知って下車してみることにしました。ちなみに市電の車両基地は東側にありますが、北西側ではJRの鹿児島本線と指宿枕崎線が分岐しており、そこにはJRの車...
南九州駅巡り20冬(19) 鹿児島市電1系統 (鹿児島駅前停留場→谷山停留場→郡元停留場) ~旅名人の九州満喫きっぷ~
前夜は鹿児島駅のそばのホテルに入って一泊。旅の3日目は4:30に起床して6:00には出発しました。鹿児島駅前停留場に再びやってきました。時刻は6:10頃、日が昇っていることを期待していましたが、冬の朝は遅いです。櫛型3面3線の1番のりばには既に1系統谷山行きが出発待ち。"1016"と表示された電車は1000形のようですね。3連接車両で愛称は「ユートラム」。しばらくすると3番のりばに2系統のちょっとかっこよさげな電車が到着しました...
南九州駅巡り20冬(18) 鹿児島本線 鹿児島駅 ~駅舎改築中の元鹿児島市代表駅~
鹿児島中央駅から鹿児島本線をひと駅進んで鹿児島駅にやってきました。4番線に到着です。 鹿児島駅はその名の通り鹿児島県鹿児島市の駅。県庁所在地の代表駅、といいたいところですがそれは過去のことで、現在はお隣の西鹿児島駅から改称された経緯のある鹿児島中央駅が代表駅の扱いです。乗り入れ路線は西から鹿児島本線、東から日豊本線の2路線が乗り入れておりどちらも終点となります。ちなみに駅の所属線は鹿児島本線。日...
南九州駅巡り20冬(17) 指宿枕崎線 (指宿駅→喜入駅→鹿児島中央駅)
指宿駅から指宿枕崎線は薩摩半島の東岸に沿って北上します。まず宮ケ浜駅で海に出ます。駅には「長渕剛ゆかりの地 宮ヶ浜」という看板があったかと思います。この辺りが出身地なんでしょうか?長渕剛といえばまだひ弱な印象の頃の「巡恋歌」や「順子」とかが良かったかな。日が暮れて、列車は喜入駅に到着しました。2番線の到着。列車交換のため5分ほど停車します。 喜入駅は鹿児島県鹿児島市喜入町の駅。ここはもう鹿児島市なんで...
南九州駅巡り20冬(16) 指宿枕崎線 指宿駅 ~「砂蒸し」指宿温泉の玄関口~
枕崎駅から鹿児島中央行きの上り列車に乗車しました。席は海側ボックスを確保です。再び開聞岳を望みながら東に進みます。この風景は記憶が曖昧ですが、山川駅手前の車窓、山川湾かな? この辺りから進路を北にとります。こちらは山川~指宿間からの海。枕崎から1時間10分ほど、列車は指宿駅に到着です。3番線着。ここではなんと14分間停車します。嬉しいですね(笑) 指宿駅は鹿児島県指宿市の代表駅で指宿温泉の玄関口、そし...