北海道完乗の旅19夏(36) 石北本線 (上川駅→桜岡駅→旭川駅) ~旭川で「ライラック旭山動物園号」に乗換え~
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上川駅から旭川行きの普通列車に乗車しました。キハ40の窓を開けて駅の撮影です。窓が開くっていいですね(笑)東雲駅。仮乗降場上がりの駅。「東雲」というとりんかい線の「しののめ」駅を思い浮かべますが、こちらはストレートに「とううん」と読みます。安足間駅。「あんたろま」、北海道らしい駅名ですね。アイヌ語が由来のようです。愛山駅。こちらも仮乗降場上がりの駅。入植者が愛知と山形の出身者だったそうです。中愛別駅。一応2面2...
北海道完乗の旅19夏(35) 石北本線 上川駅 ~隣の駅までは37.3km、普通列車はたった1本の駅~
網走駅から特急「大雪」に乗車して石北本線を西に向かっています。車内はがらがらだったので、シートを回してボックスにしてリラックス。網走駅で買っておいた駅弁をすかさず開きます。「磯宴 蟹いくら弁当」 車窓には網走湖が見えます。たまに乗る特急車両は快適でいいですね(笑)しばらく西に向かっていた列車は留辺蘂駅を出ると北に向きを変えて進み、網走から2時間弱で遠軽駅に到着です。3分ほど停車の後、スイッチバックして...
北海道完乗の旅19夏(34) 石北本線 網走駅 ~特急「大雪」に乗換え~
原生花園駅に立ち寄った後は快速に乗車して終点の網走駅にやってきました。3番線に到着した列車。「しれとこ摩周号」のヘッドマークはすぐに取り外されました。 網走駅はその名の通り網走市の代表駅。乗り入れ路線は当駅の所属線である石北本線と釧網本線の2路線でいずれも終点となるようです。かつては湧網線というローカル線や石北本線の貨物支線も乗り入れていました。駅構造は単式ホーム1面1線と相対式ホーム1面2線の計2面3...
北海道完乗の旅19夏(33) 釧網本線 原生花園駅 ~小清水原生花園最寄りの臨時駅~
北浜駅から快速「しれとこ摩周号」に乗車してひと駅、原生花園駅にやってきました。釧網本線最後の訪問駅です。 原生花園駅は斜里郡小清水町字浜小清水にある無人駅。名前の通りで「小清水原生花園」のすぐそばにあり、5月~10月の間しか営業しない臨時駅です。季節限定の臨時駅で思い浮かぶ駅としては・・・ 常磐線の偕楽園駅→→常磐線 偕楽園駅 ~観梅シーズンしか開かない臨時駅~ 上越線のガーラ湯沢駅→→上越線 ガーラ湯沢駅 ~...
北海道完乗の旅19夏(32) 釧網本線 北浜駅 ~浜辺の小さな木造駅舎~
藻琴駅から一つ手前の北浜駅に徒歩で向かっています。釧網本線の線路はオホーツク海に沿って伸びており、国道244/391号が並走しています。その国道を東に向かいます。途中、藻琴湖から海に流れる川を渡ります。「藻琴橋」国道から線路を渡って海岸に出てみました。砂浜が広がります。遠くに見えるは知床半島の羅臼岳。このあとしばらく砂浜を歩いて行きましたが、国道に戻る道が無く引き返します。その後は国道を真っすぐ進みます。...
北海道完乗の旅19夏(31) 釧網本線 藻琴駅 ~大正時代の木造駅舎に青い駅名板~
釧網本線を上って藻琴駅までやってきました。下車は私一人。 キハ54単行は網走に向かって走り去って行きました。藻琴駅はオホーツク海沿岸の町、網走市字藻琴にある無人駅。付近には藻琴湖という湖があります。駅構造は単式ホーム1面1線の棒線駅。かつては相対式の2面2線構造だったそうです。オホーツク海は画像右(北)側にあり、街は左の内陸側に広がっています。木造駅舎の内部の様子。駅務室だったところには喫茶店が入居し...
北海道完乗の旅19夏(30) 釧網本線 (標茶駅→藻琴駅) ~道東を縦断してオホーツク海へ~
標茶駅を出発した列車は釧網本線を更に北上します。ここからはしばらく車窓からの撮影です。まずは磯分内駅。国鉄時代からの木造をコンパクト化した駅舎のある無人駅です。待合室部分だけを残してコンパクト化した駅舎はたまに見かけます。思いつくところでは札沼線の新十津川駅や、鶴見線の安善駅もそうですね。南弟子屈駅。貨車駅舎の無人駅。 そして摩周駅に到着です。ここでは数名ほどが下車していきました。摩周駅は川上...
北海道駅巡り86冬 標津線 (計根別駅・根室標津駅・中標津駅)
今回ははるか昔、学生時代に訪問した標津線の駅の様子を・・・。前日に根室警察署で一夜を明かした後、根室駅始発の釧路行きに乗車して厚床駅で下車しました。ここで標津線に乗り換えです。3方向への列車が集合した早朝の厚床駅(再掲)当時の標津線は、標茶~中標津~根室標津の本線と中標津~厚床の支線とがありました。まずは厚床から支線に乗車します。本数は1日わずか4往復・・・その始発に乗車しました。単行の車内は学生で満席だっ...
北海道完乗の旅19夏(29) 釧網本線 標茶駅 ~かつては標津線が分岐していた駅~
釧路駅から釧網本線に乗車して、釧路湿原を抜けると標茶駅に到着です。ここで列車交換のため4分ほど停車です。 標茶駅は川上郡標茶町の代表駅。かつてはこの駅から東に標津線が分岐していましたが、1989(平成元)年4月に廃止され、現在は釧網本線の単独駅になっています。駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線。駅舎に面した単式ホーム側から1~3番線と振られているようですが、3番のりばは現在は使用されて...
北海道完乗の旅19夏(28) 釧網本線 塘路駅 ~釧路湿原を行く~
釧路駅から釧網本線上り列車に乗車しました。花咲線をひと駅走って再び東釧路駅に到着です。駅構造は島式ホーム1面2線。今回は駅舎側1番線に停車したので駅舎を望むことができました。1957(昭和32)年1月築とのこと。かつては多くの側線が並んでいたそうで、その名残りで駅舎とホームが結構離れています。前回も少し話しましたが、この駅には35年前にも下車したことがありました。いい旅チャレンジ20,000キロの証明写真を撮るためだ...
北海道完乗の旅19夏(27) 根室本線 釧路駅 ~昔ながらのターミナル駅~
根室駅から花咲線を乗り通して2時間半ほどで釧路駅に戻ってきました。5番線の到着。時刻は21:38。 釧路駅は釧路市の代表駅。乗り入れ路線は根室本線のみですが、釧網本線の全ての列車も隣の東釧路駅から乗り入れており実質2路線となっています。また根室本線の根室方面は「花咲線」という愛称が付けられており、この駅で運転系統が完全に分断されています。ちなみに1986年当時の時刻表を見ると、厚岸発大楽毛行きと厚岸発白糠行...
北海道完乗の旅19夏(26) 根室本線 根室駅 ~根室警察署の思い出~
東根室駅から徒歩で根室駅までやってきました。根室駅は根室市の代表駅であり根室本線の終着駅。北海道本土最東端の納沙布岬へは駅前から根室交通納沙布線バスで約45分の位置にあります。駅舎の様子↓ まず最初に気になったのは駅舎左端に入店しているおそば屋さん。このお店、単なる駅そばのようなものではなくてちゃんとしたお店のようでした。とても気になりましたが今回は我慢です。駅舎全景↓ 開業は1921(大正10)年8月。駅...
北海道完乗の旅19夏(25) 根室本線 東根室駅 ~日本最東端の駅~
厚床駅から花咲線を更に東に進み、終点一つ手前の東根室駅で下車しました。 私ともう一人を降ろして列車は終点根室に去っていきました。何か取り残された感が・・・。ご存知の方も多いと思いますが、東根室駅は根室市にある日本で最も東に位置する駅です。東進してきた花咲線は落石駅辺りから半島の先っぽに突入するのですが、そこでほぼ北に向きを変えます。東根室まで北上するとそこからクイっと西に向きを変えて終点の根室駅...
北海道完乗の旅19夏(24) 根室本線 厚床駅 ~かつての標津線の分岐駅~
今回から再び北海道の旅に戻ります。茶内駅を発った列車は更に花咲線を東に進みます。厚岸郡浜中町の代表駅の浜中駅を越えると同じ浜中町内の姉別駅に停車。姉別駅を越えると根室市に入り、厚床駅に停車します。現在は単式ホーム1面1線の無人駅。上画像の駅舎は1989(平成元)年11月に改築されたという駅舎です。厚床駅は今回は下車できませんでしたが、ずっと以前に1度だけ下車した事のある駅です。今は根室市厚床にある根室本線の...
東京都交通局上野懸垂線 ~都民の日に上野動物園に行ってきました~
今日は都民の日。上野動物園が無料開放の日ですね。ということで午前だけ使って上野動物園にチャリで行ってきました。目的は今年の11月1日に車両老朽化で休止となる東京都交通局上野懸垂線、通称「上野モノレール」の乗車です。上野懸垂線は日本初の懸垂式モノレールで、営業キロ0.3kmという日本で最も短いモノレールでもあります。鉄道線としては2番目に短い路線で、最も短いのは京都にある鞍馬山のケーブルカーで営業キロは0.2kmだ...