北海道完乗の旅19夏(23) 根室本線 茶内駅 ~花咲線を更に東へ~
0
池田駅から乗車した根室本線下り列車は、厚内駅などを通って終点の釧路駅に到着しました。ここですぐ根室行きに乗り継ぎですが、少しだけ構内を見て回りました。3番線に13:35発「くしろ湿原ノロッコ号」塘路行きが出発待ち。緑に塗られたDE10に・・・50系改造客車の編成です。1番線にはキハ283系特急「スーパーおおぞら3号」が到着。釧路駅にはまた戻ってくるので、駅構内の観察はその時にじっくり行おうと思います。10分ほどの乗り継ぎで...
北海道完乗の旅19夏(22) 根室本線 厚内駅 ~そしてついに釧路に到着~
池田駅から根室本線下りの釧路行きに乗車しました。この列車で再び豊頃駅などを通り、やっとのことで浦幌駅の先に足を踏み入れます。帯広駅を発ってから5時間が経過していました。ここから山を抜けて海側に出るルートを取るのですが、山に入っていきなり何もないところで停車しました。常豊信号場です。ここで4分ほど停車して列車交換を行いました。上り本線が一線スルーの構造ですね。トンネルを抜け、2年前に旅客扱いが廃止され...
北海道完乗の旅19夏(21) 根室本線 池田駅 ~「なつぞら」主題歌に洗脳される(笑)~
未だに帯広と釧路の間をウロウロ中です(笑)利別駅から池田駅に徒歩で向かっています。利別川を渡ると池田の市街地に入ってきました。町役場の前を通り、踏切の手前で右折してちょっと寂しい商店大通りを進みます。池田駅からしばらくは列車の中になりそうなので、1店だけあったコンビニで食料を調達。更に進み商店街が終わりに差し掛かったところで池田駅に到着です。白とワインレッドカラーに塗られた駅舎は昭和36(1961)年1月築と...
北海道完乗の旅19夏(20) 根室本線 利別駅 ~ひと駅歩いて利別川を渡る~
浦幌駅を折り返して根室本線を一旦西に戻ります。豊頃駅で貨物と交換するなどしながら池田駅に再び到着。ここで下車するつもりでいましたが、それでも時間を持て余しそうです。それならばともうひとつ先の駅まで進んでから、徒歩で池田に戻ろうということにしました。我ながら好きですね、こういうの(笑)ということで次の駅、利別駅で下車しました。 1766ともお別れ、さようなら~利別駅は中川郡池田町字利別西町に所在する無...
北海道完乗の旅19夏(19) 根室本線 浦幌駅 ~足踏みしてるのなら折り返してみよう~
豊頃駅で特急との交換を終えて列車は出発。次は新吉野駅に停車しました。新吉野駅の駅構造は2面3線で単式と島式がずれて配置されています。列車は島式ホームの3番線に到着。ここで1番線の新得行き2522Dの単行と交換しました。新吉野駅を出ると列車は北に向きを変えて、列車の終点浦幌駅に到着です。駅舎側1番線の到着~。 浦幌駅は十勝郡浦幌町の中心駅。特急「スーパーおおぞら」も1往復が停車します。駅構造は相対式ホーム2面...
北海道完乗の旅19夏(18) 根室本線 豊頃駅 ~釧路に向けてのんびり東へ~
旅の3日目の朝は帯広駅から根室本線下り始発の浦幌行きに乗車しました。まずは釧路を目指しますが、ここからが長かったです。帯広を発った列車は札内川を越えるとまず札内駅に到着。2面2線で大きな駅舎があります。札内駅を越えると元仮乗降場だった廃駅の稲士別駅跡を通過し、幕別駅に到着。中川郡幕別町の中心駅です。2面3線の業務委託駅。しかし窓が開くっていいですね(笑)その後列車は十勝川を渡り、広々とした農園が広がるエ...
北海道完乗の旅19夏(17) 根室本線 帯広駅 ~十勝地方の中心駅~
今年の夏の旅の続きです。幸福バス停から十勝バスに乗車して国道236号を更に北上します。この辺りから大正27号、大正26号・・・といった名前のバス停がずらっ~と、しかもちょこちょこと並びます。大正シリーズを過ぎると国道から一旦外れて愛国バス停に停車。駅舎は見られず・・・。その後は札内川を渡って帯広の市街に入っていきます。乗車客も増え、イオンの駐車場内のバス停に停車したりといろいろ寄っていき、帯広駅南口が見えたと...
北海道駅巡り86冬 士幌線 木野駅 ~士幌線にひと駅だけ乗車~
1986年冬の駅巡り、愛国駅から広尾線を折り返して帯広駅に戻ってきました。帯広駅の駅舎の様子(1986/12/19撮影)1966(昭和41)年11月築の3代目駅舎だそうです。いかにも地方都市のターミナル駅といった印象でした。この時は現在のような高架化はまだされておらず、南に広尾線、北に士幌線というローカル線が分岐していた交通の要衝でした。高架化は1996(平成8)年11月のことで、同時に4代目の駅舎に生まれ変わっています。これについ...
北海道駅巡り86冬 広尾線 愛国駅 ~愛の国から幸福へ その2~
今年の夏の旅では広尾線の愛国駅跡には立ち寄ることはできませんでしたが、駅が現役の頃に一度だけ訪問した事がありました。今回はその時の様子を・・・。夜行の青函連絡船で函館に上陸した後は、ワイド周遊券を駆使して連絡船接続の特急「北斗」に乗車、札幌駅に向かいました。札幌で一息ついた後、まず目指したのが愛国駅でした。釧路行きの特急「おおぞら」で3時間かけて帯広へ。そこで広尾線に乗り換えました。16分ほどで愛国駅に到着...
北海道完乗の旅19夏(16) 広尾線 幸福駅跡 ~愛の国から幸福へ~
広尾駅から帯広方面行きの十勝バスに乗車しました。バスは基本的に国道236号を北上していきます。旧広尾線をたどっていく感じですね。この辺りは平野で真っすぐな道が続きます。バス停がちょこちょこあって「野塚13線」、「野塚11線」・・・などといった名前のものが何もないところにずらっと並びます。地元の方でないと区別つかないですね、これ。バスは「忠類」という街に入ってきました。ここには待合所のあるバス停があって、運転手さん...
北海道完乗の旅19夏(15) 日勝線 広尾駅 ~かつての国鉄広尾線の終着駅~
えりも岬に立ち寄った後は日勝線バスの広尾行きに乗車しました。今度は東海岸を北上します。まずはほぼ原野の中を走る襟裳公園線という道道を抜け、国道336号に合流すると庶野という街に入ります。庶野を抜けると、海岸線の断崖を連続トンネルで抜けていきます。「黄金道路」と呼ばれる道路で、天候不良でバスがよく運休するところだと様似観光センターのおばさんが言ってました。ただ、道は結構新しめの良い道路で、バスは一定速度...
北海道完乗の旅19夏(14) 日勝線 えりも岬 ~霧の襟裳岬~
様似駅から日勝線バスでえりも駅を経由してえりも岬バス停までやってきました。バス停の様子↓ 小さなバス待合所があります。あとは霧が深くてな~んも見えません・・・。 その待合所のすぐ後ろには広い駐車エリア。そして「えりも岬観光センター」があります。中に入ると海産物などがずらっと並んでいます。館内には吉田拓郎の「襟裳岬」♪がずーっと流れてましたが、森進一が歌ってるわけでもなく誰が歌ってるのかわかりません...
北海道完乗の旅19夏(13) 日勝線 (様似駅→えりも駅→えりも岬) ~日勝線バスで海岸線を更に南下~
さて「北海道完乗の旅」は、様似駅から日勝線バスに乗車しました。日勝線はジェイ・アール北海道バスが運行する元国鉄バス路線です。国鉄バスとしては結構メジャーな路線ではないでしょうか。以前は周遊きっぷでも乗車できたそうですね。元々、苫小牧~鵡川~浦河~広尾~帯広に鉄路を通す計画があったそうで、苫小牧からは日高本線で様似まで、帯広からは広尾線で広尾までは開通しましたが、様似~広尾間は鉄道が開業する前に先行し...
北海道完乗の旅19夏(12) 日高本線 様似駅 ~日高本線の終着駅であり日勝線バスの乗り継ぎ駅~
静内駅から代行バスに乗車して終点の様似駅にやってきました。様似駅は様似郡様似町の中心的な駅であり、長大な日高本線の終着駅。はるばる来た感があります。駅舎です↓ 開業は1937(昭和12)年8月。木造の駅舎は1977(昭和52)年の改築だそうです。駅舎に入ると左側に待合室や窓口、右には観光案内所があります。観光案内所は静内からの始発バス到着直後でちょうど開店するところでした。とりあえず待合室の方に入ってみました↓...
北海道完乗の旅19夏(11) 日高本線 (静内駅→様似駅) ~JR北海道の踏破完了~
静内駅から始発の様似行き代行バスに乗車しました。宿を出た時から小雨でしたが、乗車した途端に本降りに・・・。窓が曇ってしまい、まともな写真が撮れなかったのであしからず。。バスはまず国道235号に入って静内川を渡ります。法定速度を守って走るバスの横を大型トラックが水しぶきを上げてガンガン追い抜いていきます。しばらく海沿いを走り、東静内駅、春立駅と停車していきます。どちらも乗降なし。春立駅を出発するとすぐに北...
北海道完乗の旅19夏(10) 日高本線 静内駅 ~列車の来ない駅構内~
苫小牧駅から日高本線の列車で鵡川駅まで行き、そこで代行バスに乗り継いで終点の静内駅にやってきました。時刻は19:30、既に日は暮れていました。静内駅は日高郡新ひだか町の中心的な駅。日高本線内では運行上の節目となる駅で、代行バスはここで乗り継ぎが必要になります。静内駅の駅舎↓ 2001(平成13)年2月築の建物で、想像以上に立派なもので驚きました。この日はここで一泊の予定。遠くに波音響く暗い駅構内を少しだけ散歩して...
北海道完乗の旅19夏(9) 日高本線 (苫小牧駅→鵡川駅→静内駅) ~代行バスは日高の海岸線を行く~
鷲別駅から苫小牧行きに乗車して室蘭本線を東進します。往路と同様、いやそれ以上の濃霧の中をゆっくり進んで行きます。朝からの遅れはどうやらこの濃霧による徐行運転が原因のようです。結局、苫小牧駅には数分の遅れで到着しました。4番線の到着。ここで乗換えです。次に乗車するのは日高本線! 列車は既に1番線で出発を待っていました。キハ40の2連は、先頭が日高色のキハ40-354、後方は標準色のキハ40-1786でした。早速乗り込...
北海道完乗の旅19夏(8) 室蘭本線 東室蘭貨物駅と鷲別駅 ~足止めでひと駅歩く~
御崎駅から室蘭本線支線で東室蘭駅に戻ってきました。2番線の到着。ふと隣の3番線を見ると室蘭行きらしきキハ40-1784がいました。すると、奥のほうから日高色のキハ40-353がゆっくり近づいてきます。 そのまま1784に連結しました。こういった風景は東京では見られないので、いつも見入ってしまいます(笑) さて、これから日高本線に乗車するために苫小牧駅に向かいますが、次の列車まで1時間以上あります。ということなの...