三連休三陸駅巡り19冬(3) 八戸線・北リアス線 久慈駅 ~「こたつ列車」に乗り継ぎ~
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鮫駅から八戸線久慈行きの気動車に乗車しました。列車はここから太平洋沿岸を進んでいくことになります。八戸線は進行方向左側の海側席が断然おすすめです。種差海岸など素晴らしい車窓が見られますが、今回は海側席を確保できず撮影は遠慮しておきました。鮫駅からは1時間20分ほど走って八戸線終点の久慈駅に到着しました。 久慈駅は岩手県久慈市の代表駅。乗り入れ路線はJR東日本の八戸線と三陸鉄道北リアス線の2路線でどち...
三連休三陸駅巡り19冬(2) 八戸線 鮫駅 ~うみねこの街の駅~
八戸駅から八戸線の気動車に乗車しました。出発して間もなく線路は青い森鉄道線から東に別れていくのですが、すぐ後に出発した快速「しもきた」のキハ110が線形のよさそうな元東北本線を単行でカッとんで行く姿がとっても印象に残りました。そのすぐ後、左手に八戸臨海鉄道DD56牽引の貨物列車などが見えると、コンテナが山積みされているようなところで列車は静かに停車、意外なところで列車交換が行われます。その先はずっと貨物線...
三連休三陸駅巡り19冬(1) 東北新幹線・八戸線 八戸駅 ~上野から「はやぶさ」で一気に八戸へ~
今回からは1月の三連休で出かけてきた三陸の駅巡りを記事にしたいと思います。私にとっては1年ぶりの遠出です。三陸は計画だけは前々から立てていたのですが、行こう行こうと思いつつも後回しになり、なかなか行けなかった地域。初めて乗車する路線ばかりです。2011年の大震災による影響でいまだ山田線の一部区間が不通でしたが、今年の3月に三陸鉄道に移管されて復活するそうですね。幸か不幸かその復活直前の訪問となってしまい...
京急大師線 (東門前駅→川崎大師駅) ~金剛山 金乗院 平間寺~
産業道路駅から歩いて更に西に向かいます。途中踏切があったので東門前方面を撮影です。奥に駅がみえます。砂利敷きがなくなっているこの辺りで線路は地下に潜ることになるのかなと思います。更に線路北側にある大師通りを進んでいくと、周囲の雰囲気には似つかわしくない、不思議な建物を見つけました。何かの寺院なのかなと思いその時はスルーしましたが、あとで調べて見たら「川崎大師自動車交通安全祈梼殿」という川崎大師の施設...
京急大師線 産業道路駅 ~消えゆく日本一長い踏切と道路名の駅名~
小島新田駅からは今年3月に地下化されることで消えてしまう大師線線路沿いを歩きます。しばらく歩いて小島新田から2つ目の踏切で上り列車撮影です。列車は頻繁にやってきます。踏切から線路撮影。物々しい雰囲気は小島新田駅から続きます。左は産業道路駅方向、首都高横羽線や駅が遠くに見えます。右は小島新田駅方面、このあたりだけは単線になっています。 少し歩いて産業道路に出てきました。真上には首都高横羽線がありま...
京急大師線 小島新田駅 ~貨物線にぶち当たるどん詰まりの駅~
京急川崎駅から京急大師線に乗車しました。大師線の営業キロは僅か4.4km、モバイルSuicaだと154円の短い路線です。途中駅は後々訪問することにして、まずは終点の小島新田駅に向かいます。途中、川崎大師駅で大半の乗客が予想通り下車していき車内は落ち着きます。東門前駅を過ぎて次の産業道路駅に入る手前の前方展望です↓東門前~小島新田は大師線全線地下計画の第一弾で今年の3月3日に段階的に地下化される区間です。京急川崎駅...
東海道本線 川崎駅から京急本線 京急川崎駅へ ~京急大師線に乗車~
先週末に京急大師線に出かけてきました。色々な方のブログで大師線の東門前~小島新田間が今年の3月に地下化されるということを知ったのがきっかけでした。大師線はまだ未乗車の路線でもあり、乗りつぶしと川崎大師へのちょっと遅い初詣も兼ねて行ってきました。大師線といえば東武にもありますね。そちらは西新井大師への路線です→→東武大師線大師前駅自宅をお昼前に出発して、上野から上野東京ラインに乗車、まずは川崎駅にやっ...
ふらっと両毛(9) 東武伊勢崎線・両毛線 伊勢崎駅 ~帰りは「りょうもう」で浅草へ~
太田駅から伊勢崎線を西に進み、ついに終点の伊勢崎駅に到着しました。これで伊勢崎線の踏破も完了です。 伊勢崎駅は群馬県伊勢崎市の代表駅。乗り入れ路線はJRの両毛線とこの駅を終点とする東武伊勢崎線の2路線です。明治22年にJR両毛線の前身の両毛鉄道により開業しました。東武も明治43年の開業と歴史は古いです。東武側はほぼワンマン運転で館林か太田行きの普通列車が発着しますが、特急「りょうもう」が浅草まで1往復だけ...
ふらっと両毛(8) 東武伊勢崎線 太田駅 ~東武鉄道のジャンクション~
東小泉駅から小泉線支線の列車に乗車して太田駅にやってきました。6番線に到着。これにて小泉線の踏破完了です。 太田駅は"SUBARU"の街としても知られている群馬県太田市の玄関駅。乗り入れ路線は全て東武で伊勢崎線とこの駅を起点とする桐生線、小泉線支線の3路線があり交通の要衝になっています。地図を見ると分かりやすいですが、タスキ状にきれいに4方向に線路が延びています。ちなみに太田駅は調べて見ると全国に結構あ...
ふらっと両毛(7) 東武小泉線 (西小泉駅→小泉町駅→東小泉駅) ~沿線をお散歩~
西小泉駅から徒歩でお隣の小泉町駅まで向かいます。すぐそばには小泉城跡のある城之内公園があり、その公園と線路の間にちょっとした遊歩道がありました。そこをのんびり歩いていきます。公園には花が咲いていました。何の花かな?にゃんこも何匹かたむろしてました。遊歩道を悠々と闊歩しています(笑遊歩道をふらっと歩くこと約1.3kmで目標の小泉町駅に到着です。小泉町駅は小さい駅舎(ではなくトイレ?)のある無人駅でした。小泉...
ふらっと両毛(6) 東武小泉線 西小泉駅 ~小泉線の終点、ブラジルの街の駅~
小泉線のいくつかの途中駅を巡り終え、成島駅から小泉線を西へ向かいます。途中、太田方面の支線が分岐する東小泉駅を通り、次の小泉町駅を過ぎると、90度曲がって南に方角をとった直後に終点の西小泉駅に到着します。1番線着。 西小泉駅は群馬県邑楽郡大泉町にある小泉線の終着駅ですが、以前はこの先に東武仙石河岸線という貨物線が利根川手前まで伸びていたそうです。更に利根川を渡って対岸の妻沼で東武熊谷線に接続して...
ふらっと両毛(5) 東武小泉線 本中野駅と成島駅 ~小泉線に残る木造駅舎たち~
葛生駅から佐野線を折り返して館林駅に戻ってきました。次は小泉線に乗車します。佐野線は1番線に到着。左に見えるのが4番線の小泉線です。小泉線の車両は8000系2連のワンマン。先頭車のクハ8672に乗車します。小泉線は駅を出発すると佐野線とは逆方向の西に分岐していきます。ここでもネットで確認しておいた木造駅舎の残る中間駅を2つほど下車する予定です。まずは、館林から2つ目の本中野駅で下車します。2番線着。 本中野...
ふらっと両毛(4) 東武佐野線 葛生駅 ~佐野線の終着駅~
佐野市駅と渡瀬駅に寄ってから佐野線を更に北上します。30分ほど進んで終点の葛生駅に到着しました。 栃木県佐野市にある葛生駅は佐野線の終着駅。今は寂しい駅になってしまいましたが、かつてはこの駅から貨物線が3本も出ていたことがあり、貨物ターミナルとして大変賑わっていたそうです。3本の路線の名は、東武会沢線・東武大叶線・日鉄鉱業羽鶴専用鉄道といったらしいのですが、みんな初めて聞く名前です。現在は葛生発着...
ふらっと両毛(3) 東武佐野線 佐野市駅と渡瀬駅 ~佐野駅と間違えられてしまう駅~
館林駅から東武佐野線に乗車しました。佐野線では渡瀬駅と佐野市駅に下車することを予め決めていました。列車は次の渡瀬駅に到着しますが、ここでは下車せずスルー。渡瀬駅を出ると渡良瀬川を渡ります。「渡良瀬川」といえば森高千里ですかね。曲名は「渡良瀬橋」でしたね。館林駅から3つ目の駅、佐野市駅で下車します。1番線着。 佐野市駅はその名のとおり栃木県佐野市の駅で東武佐野線の単独駅。駅構造は相対式ホーム2面2線に中...
ふらっと両毛(2) 東武伊勢崎線 館林駅 ~佐野線に乗り換え~
北千住駅から特急「りょうもう」に乗車して館林駅にやってきました。 館林駅は群馬県館林市の玄関口。乗り入れ路線は全て東武で伊勢崎線・佐野線・小泉線の3路線。このうち佐野線と小泉線はこの駅が起点となります。そして、車両基地や工場も併設されており東武の列車運用の要となっています。今回はこの2つの路線がターゲットなので、乗り換えのために下車することになりました。また、「ふらっと両毛 東武フリーパス」のフリー...
ふらっと両毛(1) 東武伊勢崎線 北千住駅 ~特急「りょうもう」で館林へ~
今回は昨年11月の日帰り駅巡りについて記事にしようと思います。しばらくさぼっていたので昨年1月以来の久々の駅巡りです。今回の目的は東武ローカル線の木造駅舎訪問と乗りつぶしです。調べてみると木造駅舎は数駅ほど辛うじて残っているようでした。当日、朝起きてからネットで調べながら10分くらいで適当に計画を立てて出発です。最寄駅からJRを乗り継いでまず北千住駅にやってきました。北千住駅は足立区最大のターミナル駅で...
185系新特急「谷川」と急行「ゆけむり」
今回の”懐かしの上野駅”は前回の「新特急なすの」に続き、185系新特急つながりで「新特急谷川」を紹介します。上野駅地平ホーム18番線のL特急「谷川」特急「谷川」は、1982(昭和57)年に急行「ゆけむり」の一部が格上げされることによって誕生しました。上の写真はHMに「新特急」表示がないので、新特急になる前のものだと思います。ただ、Lのマークはあります・・・撮影した日時の記録も記憶もないものでよくわかってません・・・。ちなみに急行「ゆけ...
佐賀長崎駅巡り18冬(28) 筑豊本線 桂川駅 ~雪のちらつく原田線起点駅~
長者原駅から篠栗線電車に乗車して桂川方面に向かいます。乗車時は通勤時間帯で混雑していましたが、途中の篠栗駅で大量下車していき、車内は座れるくらいに落ち着きました。乗車してから20分ちょっとで桂川駅に到着です。1番線着。列車はこのまま筑豊本線に乗り入れて折尾駅まで向かいますが、博多に戻って篠栗線を完乗するために下車しました。 桂川駅・・・といえば東海道本線にもありますね。そちらは「かつらがわ」と読みます...
佐賀長崎駅巡り18冬(27) 篠栗線 長者原駅 ~香椎線との立体交差にできた駅~
前回、現役時の勝田線の話に脱線しましたが、昨年1月の駅巡りに話を戻します。宇美駅からは折り返しの香椎線上り列車に乗車して、16分ほどで長者原駅に到着しました。ここで乗り換えのために下車します。 長者原駅は福岡県糟屋郡粕屋町に所在する駅ですが、前回訪問時はこの駅はまだありませんでした。分割民営化直後に地元の要望によって香椎線と篠栗線が立体交差する位置にできたそうです。1988(昭和60)年3月のこと。勝田線...
1984年夏 勝田線 筑前勝田駅 ~廃止間際の赤字路線終着駅~
30年以上前に香椎線で宇美駅を訪問した際、勝田線の列車に乗り換えて終点の筑前勝田駅まで行ってきました。勝田線は1985(昭和60)年4月に廃止された国鉄路線です。かつては石炭の輸送で賑わっていたそうですが、炭田が閉鎖されて衰退していきました。その後、沿線はベッドタウンとして発展し人口は増加していたのですが、1日6~7往復のままが続き、廃止に至ったそうです。博多方面と直結するバスは頻繁に走っていたようなので、鉄路...