18きっぷ八高線(4) 八高線 明覚駅 ~ログハウス風の駅舎~
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刻み刻みで越生駅からひと駅進んで次は明覚駅で下車しました。 私を降ろした列車は高崎方面に出発していきました。明覚駅は埼玉県皮比企郡ときがわ町に所在する無人駅。駅構造は列車交換可能な相対式ホーム2面2線。ホーム間は跨線橋で結ばれています。駅舎反対側のホームには開放型の待合室があります。明覚の駅舎は八高線の他の木造駅舎とはちょっと趣きが異なりました。ログハウス風の造りです。1988(昭和63)年11月に火災に...
18きっぷ八高線(3) 八高線・東武越生線 越生駅 ~80年代の越生駅~
毛呂駅からひと駅、次は越生駅で下車しました。越生は約30年ぶり2度目の訪問です。 越生駅は埼玉県入間郡越生町の駅。JR東日本の八高線と当駅を終点とする東武鉄道越生線が乗り入れており、両社の共同使用駅となっています。駅構造は駅舎側(画像↓の左側)の単式ホーム1面1線がJRの八高線です。以前は一番左にもう1線あって1面2線でしたが、棒線化のため廃止されました。右側には東武越生線の島式ホーム1面2線があって、駅舎と...
18きっぷ八高線(2) 八高線 毛呂駅 ~駅前食堂で朝食カレーライス~
八高線の木造駅舎巡りを始めます。まずは高麗川駅からひと駅だけ進んで毛呂駅で下車しました。「毛呂」と書いて「もろ」と呼びます。 毛呂駅は埼玉県入間郡毛呂山町に所在する駅で、当駅からは高崎支社の管轄となるそうです。ちなみに高麗川駅以南は八王子支社の管轄。同じ毛呂山町にある東武越生線の東毛呂駅は、この駅から約1キロほどのところにあります。越生線もいずれ乗車しなければな~と思っています。駅構造は相対式ホー...
18きっぷ八高線(1) 八高線 高麗川駅 ~八高線の木造駅舎巡りスタート~
今年の夏の18きっぷは秋田青森の駅巡りで3日分を使用しましたが、その後残りの2日分を使えずに9/9を迎えてしまいました。期限まであと2日。この2日間に近場でまだ乗車したことのない路線区間に乗車することにしました。まず1日目のターゲットを八高線の高麗川駅以北としました。特に寄居駅より先は未乗車区間。この区間を乗りつぶしながら、木造駅舎の駅巡りを行うことにしました。今回使用した18きっぷ今回4日目の下車印は訪問順...
24系寝台特急 「出羽」
今回の"懐かしの上野駅"は新幹線開業後に寝台特急となった「出羽」を紹介します。80年代前半の上野駅地平ホームにてEF64に牽かれる「出羽」「出羽」の始めは1960(昭和35)年の上野~新庄間を東北本線・奥羽本線経由で運転開始した不定期夜行準急だそうです。1961(昭和36)年10月のダイヤ改正ですぐに急行に格上げされました。その後1963(昭和38)年10月に気動車に置き換えられ、陸羽西線経由で酒田まで運転区間が延長されました。その後、東...
秋田青森駅巡り17夏(26) 奥羽本線 山形駅 ~ラストは山形新幹線で上野へ~
新庄駅から奥羽本線を南下して列車の終点の山形駅に到着しました。今回最後の駅となります。3番線着。列車は折り返し新庄行きとなりました。 普通列車で奥羽本線を更に南下するには、ここで米沢行きに乗り継ぐことになりますが、この駅で夕食にして東京行きの山形新幹線に乗り換えることにしました。4番線の719系5000番台、米沢行きの出発を見送ります。山形駅は山形県の県庁所在地である山形市の代表駅。今回意外にも初訪問...
秋田青森駅巡り17夏(25) 奥羽本線 新庄駅 ~改軌によって分断されたレール~
余目駅から陸羽西線を経由して新庄駅にやってきました。5番線に到着です。 山形県新庄市の代表駅である新庄駅。所属線である奥羽本線、当駅を起点とする陸羽西線、当駅を終点とする陸羽東線の3路線が乗り入れています。また、奥羽本線上を走る山形新幹線の終着駅でもあります。この駅・・・駅構造好きにとっては興味津々なつくりなんですよね。同じ奥羽本線でも山形新幹線開業によって山形方面と秋田方面で軌間が異なるようにな...
東北駅巡り85春 陸羽西線 高屋駅と古口駅 ~急行「もがみ」に乗車~
余目駅から陸羽西線に乗車しました。陸羽西線は奥羽本線の新庄から羽越本線の余目までを結ぶ東西連絡線です。愛称は「奥の細道最上川ライン」というだけあって、大部分が最上川と並走しています。今回は雨で車窓が曇ってしまいましたが、最上川の渓谷を望むことができます。さて、陸羽西線のどこかの駅に足跡を残しておきたいなと考えていましたが、大雨による運行遅延などで計画が崩れてしまったので今回は素通りとなりました。代わ...
秋田青森駅巡り17夏(24) 羽越本線 余目駅 ~陸羽西線に乗換え~
矢島駅から鳥海山ろく線上り列車に乗車して羽後本荘駅に到着、羽越本線の上り列車に乗り換えます。車両は2連のクハ700-104でした。雨は本格的に大降りとなり、列車は徐行運転を始めました。終点の酒田で陸羽西線の快速に数分接続で乗り換える予定でしたが、列車は大幅に遅れる見込みです・・・。これでは間に合いそうもありません。列車は県境を越えて山形県に入り、結局25分遅れで酒田駅に到着しました。ふと構内を見回すと、国鉄急...
秋田青森駅巡り17夏(23) 鳥海山ろく線 矢島駅 ~国鉄矢島線 羽後矢島駅~
羽後本荘駅から由利高原鉄道鳥海山ろく線の「まごころ列車」に乗車しました。車内はロングシートに長テーブル。乗客は4名、そのうち観光客というか乗り鉄は私を含めて2名。平日雨の昼間帯ということもあるのか、ちょっと寂しい車内ではありました。車内ではアテンダントさんが一人一人に丁寧に沿線の案内をしてくれました。時刻表や沿線紹介のパンフレットをいただいたりもして大変お世話になりました。残念だったのは雨が本降りにな...
秋田青森駅巡り17夏(22) 羽越本線 羽後本荘駅 ~鳥海山ろく線「まごころ列車」に乗換え~
秋田駅から羽越本線に乗車しました。雨は降ったり止んだりのぐずつき状態のまま、約40分ほどで羽後本荘駅に到着しました。ここで由利高原鉄道に乗換えです。 羽後本荘駅は秋田県由利本荘市に所在する駅。JR東日本の羽越本線と由利高原鉄道の鳥海山ろく線が乗り入れています。駅構造は島式ホーム2面4線。駅舎側から1~3番線がJR、4番線は由利高原鉄道が使用しており、跨線橋は両社で共用になっています。停車中の列車は次発の...
秋田青森駅巡り17夏(21) 奥羽本線 秋田駅
男鹿駅を折り返した列車はそのまま奥羽本線に入り終点の秋田駅に到着しました。この日はここに宿を予約しています。 秋田駅は言わずと知れた秋田県県庁所在地である秋田市の中心駅です。乗り入れ路線は、所属線としている奥羽本線と、当駅を終点とする羽越本線と秋田新幹線、また男鹿線の列車が奥羽本線を経由して乗り入れています。夜遅くなってしまったので宿に向かうためすぐに改札口を出ようとしたところ、D51の見事な模...
秋田青森駅巡り17夏(20) 男鹿線 男鹿駅 ~なまはげの街の終着駅~
土崎駅から男鹿線の直通列車に乗車しました。列車は通勤通学客のラッシュで激混み状態・・・彼らに混じって立っていましたが、追分駅までで半数近くが下車していき若干落ち着きました。私もロングシートではありましたが座ることができました。男鹿線の愛称は「男鹿なまはげライン」。男鹿半島の南側を日本海沿いに進みます。列車は駅ごとに通勤客を降ろしていき、土崎から50分ほどで終点の男鹿駅に到着しました。時刻は19時前で日が落...
秋田青森駅巡り17夏(19) 奥羽本線 追分駅と土崎駅 ~ひと駅稼いで男鹿線に乗り換え~
東能代駅から奥羽本線秋田行きの列車に乗車しました。列車は奥羽本線を南下して八郎潟の脇を通りますが、それを過ぎると追分駅に到着です。ここで男鹿線に乗り換えるために下車しました。 秋田県秋田市に所在する追分駅は、奥羽本線と男鹿線が乗り入れています。駅の所属線は奥羽本線。男鹿線は当駅を起点としていますが、男鹿線の全ての列車は奥羽本線経由で秋田駅まで運転されています。駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホー...
秋田青森駅巡り17夏(18) 奥羽本線 東能代駅 ~五能線の秋田側の分岐点~
能代駅から一区間だけの列車に乗車して終点の東能代駅に到着しました。これにて鈍行での五能線全長147.2kmの完乗を果たしました! さて東能代駅。米内川南岸に位置しており、能代市中心からは離れています。乗り入れ路線は奥羽本線と五能線の2路線。駅の所属線は奥羽本線で五能線の起点となります。路線の選定上、能代の中心部に線路を通すことができなかったために、この位置に駅がつくられたということです。五能線にある能...