きゃみの駅訪問

17GW北陸駅巡り(12) 七尾線 七尾駅 ~のと鉄道に乗り継ぎ~

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高松駅から七尾線の七尾行きに乗車しました。列車は能登半島の西海岸をしばらく進みますが、羽咋あたりから半島を斜めに横断して東海岸に向かいます。高松から50分ほどで東側の湾に出ると、列車の終点の七尾駅に到着です。1番線着。 七尾駅は能登半島の中心都市である石川県七尾市の代表駅です。元々は輪島までを結ぶ七尾線の中間駅でしたが、1991年の電化開業時に当駅を境に運転系統が分断されました。七尾線のうち、JR西日...

17GW北陸駅巡り(11) 七尾線 (津幡駅→高松駅) ~北陸おでかけパスで能登へ~

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2日目の早朝、富山駅は予め準備していた「北陸おでかけパス」で入場します。JR企画のきっぷですが、金沢~直江津間の第三セクター区間も乗車できる便利な周遊きっぷです。下車印は七尾と福井の2つ。北陸の駅の下車印は日付入りの大きいものが定番ですね。さて、富山駅からあいの風とやま鉄道の列車に乗車しました。列車は途中、あいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道の境界駅である倶利伽羅駅に停車。特に何かあるわけでもなく出発して...

17GW北陸駅巡り(10) 高山本線・あいの風とやま鉄道線 富山駅 ~変わりゆく富山駅~

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猪谷駅から高山本線を更に北上して1時間ほどで終点の富山駅に到着しました。岐阜駅を11:45に出発してから6時間半、高山本線もこれにて完乗です。そして富山駅は北陸新幹線開業後初の訪問となります。列車は高架上の2番線に到着。2年前の訪問時は高架ホームは無かったのでちょっと驚きです。駅名標も真新しい"あいの風とやま鉄道"仕様です。 高山本線の列車は高架上にある切欠き2番線に発着するようですね。その隣りの1番線に...

17GW北陸駅巡り(9) 高山本線 猪谷駅 ~山間のJR会社境界駅~

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高山駅から高山本線猪谷行きの気動車に乗車しました。乗車した2連列車の車内は立ち客もでるほどでしたが、3つ先の飛騨古川駅で多くが下車していき、車内は少し落ち着きます。そして高山から1時間ほど乗車して列車の終点、猪谷駅に到着。ここで乗り継ぎとなります。猪谷駅は富山県富山市猪谷に所在する駅。かつてはこの駅に元国鉄線の神岡鉄道神岡線も乗り入れていましたが、2006年に廃止となっています。また、JR東海とJR西日本の...

17GW北陸駅巡り(8) 高山本線 高山駅 ~「飛騨の小京都」の玄関口~

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久々野駅から再び同じ列車に乗車して2駅進むと高山駅に到着です。岐阜から3時間40分ほど乗車してきた列車とはここでお別れ、富山方面への乗り継ぎとなります。高山駅は「飛騨の小京都」といわれる日本有数の観光地、岐阜県高山市の代表駅です。特急「(ワイドビュー)ひだ」を含めた全ての列車が停車し、約半数が当駅を始発終着としています。駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線です。特急型キハ85系とキハ25形、JR東...

17GW北陸駅巡り(7) 高山本線 久々野駅 ~高山本線で最も高い駅~

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美濃太田駅から再び高山行きの気動車に乗車しました。高山本線は美濃太田駅を過ぎると山間部に入って行きます。線路は飛騨川に沿って進みます。途中、上麻生駅では上り特急「ひだ」と列車交換。福来信号場でも「ひだ」と交換・・・特急と頻繁に列車交換を行っていきます。この辺りは信号場の多い区間ですね。途中の飛騨金山駅。この駅もそうですがこの辺りには魅力的な木造駅舎が並びます。「天下の三名泉」と呼ばれる下呂温泉の玄関口、下...

17GW北陸駅巡り(6) 高山本線 美濃太田駅 ~駅弁の立ち売りもある岐阜のジャンクション~

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岐阜駅から高山本線に乗車して30分ほど走ると美濃太田駅に到着です。1番線着。列車はここで特急「ひだ」の追い抜きと太多線との連絡などで21分の停車となります。この間に駅の観察です。ホームでは今時珍しい駅弁の立ち売りが行われていました(右画像奥)。 美濃太田駅は岐阜県美濃加茂市の代表駅です。元々は加茂郡太田町という地名だったことからこの駅名が名付けられたようですが、合併によって美濃加茂市となったため現在は...

17GW北陸駅巡り(5) 東海道本線 岐阜駅 ~北陸に向けて高山本線に乗車~

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荒尾駅から大垣駅で東海道本線上り列車に乗り継いで岐阜駅にやってきました。列車は1番線に到着、下車します。 岐阜駅は岐阜県の県庁所在地である岐阜市の代表駅。乗り入れ路線は当駅の所属線である東海道本線と当駅を起点とする高山本線の2路線。東海道新幹線は名古屋~米原間をショートカットして岐阜羽島駅を経由していることもあり、当駅には乗り入れていません。駅構造は高架上にある島式ホーム3面6線。高架駅となったの...

17GW北陸駅巡り(4) 東海道本線赤坂支線 荒尾駅と南荒尾信号場

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美濃赤坂駅から"ひと駅歩こう"で手前の駅まで徒歩で向かいました。途中、踏切で石灰石を運ぶ貨物列車に遭遇したりしながら荒尾駅に到着です。荒尾駅はインカーブの単式ホーム1面1線。駅舎は無く、美濃赤坂方に出入口があります。裏手には学校の校庭が見えました。ホーム上に待合室があるのみの小さな駅です。駅名標はJR東海標準タイプ。しばらくすると下り列車がやってきました。この列車の美濃赤坂からの折り返しに乗車する予定。...

17GW北陸駅巡り(3) 東海道本線赤坂支線 美濃赤坂駅 ~木造駅舎の残る赤坂支線の終点~

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大垣駅から美濃赤坂線に乗車しました。列車は東海道本線をしばらく西に進み、南荒尾信号場から北に分岐する美濃赤坂線に入ります。唯一の途中駅の荒尾駅を越えると間もなく終点の美濃赤坂駅に到着です。 この駅はずっと昔から訪問してみたかった駅のひとつでしたが今回やっと念願叶いました。駅構造は単式ホーム1面1線ですが、構内はとっても広いです。美濃赤坂駅から先には西濃鉄道の市橋貨物線が続いており、駅は貨物列車の...

17GW北陸駅巡り(2) 東海道本線 大垣駅 ~美濃赤坂支線に乗り継ぎ~

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名古屋駅から東海道本線の新快速に乗車。30分ほどで列車の終点、大垣駅に到着しました。1番線に到着です。列車はそのまま折り返し特別快速の豊橋行きとなりました。 大垣駅は岐阜県大垣市の代表駅。乗り鉄さんには「ムーンライトながら」の終着駅としてよく知られてますね。18きっぷシーズンの早朝には「ムーンライトながら」から米原方面に乗り継ぐ客が一斉に駆け出す「大垣ダッシュ」が風物詩みたいになってます。私も前身の「大垣...

17GW北陸駅巡り(1) のぞみ1号で東京から名古屋へ

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今回からはこのゴールデンウィークに出かけた北陸方面駅巡りを記事にしたいと思います。大まかな計画は以下のとおりです。 1日目:美濃赤坂支線に寄ってから高山本線で富山へ 2日目:七尾線、のと鉄道など石川県の鉄道巡り 3日目:越美北線、えちぜん鉄道など福井県の鉄道巡り1日目の切符は「東京から美濃赤坂」+「美濃赤坂から高山本線を経由して富山」という連続切符をお願いしてみたのですが、駅員さんに「東京から富山」+「岐阜...

北海道駅巡り86冬 名寄本線 興部駅 ~ラストは列車を乗り継いで函館へ~

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紋別駅から名寄本線をオホーツク海沿岸に沿って北上すること30分ほどで興部駅に到着、8分ほどの停車時間がありました。興部駅は紋別郡興部町に所在していました。興部と書いて「おこっぺ」と読む難読駅名。駅名の由来は、アイヌ語の「オ・ウコッ・ペ」で川尻の合流点という意味なんだそうです。駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線でした。かつてはここから雄武までを結ぶ興浜南線が分岐していました。興浜南線は天北...