北海道完乗の旅16夏(28) 根室本線 富良野駅 ~北海道のへそ~
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美瑛駅から富良野線を南下します。乗車した列車はキハ150-9+キハ150-7+キハ54-513の変則3連でしたが、最後尾のキハ54は回送扱いのようです。ここでちょっとしたトラブル発生・・・スマホがダウンして起動しなくなってしまいました。普段時刻表は持ち歩かずにスマホで調べていたり、計画表や旅メモも全てスマホで記録しているので困ったことになりました。いくらトライしても起動せず、仕方ないのでこの先記憶だけで進むことに・・・旅メ...
北海道完乗の旅16夏(27) 富良野線 美瑛駅 ~石造りの美しい駅舎~
再び早朝の旭川駅にやってきました。北海道完乗の旅2日目は旭川から北に、3日目は東に、そして4日目は南へ、富良野線を南下します。乗車するのは1番線から6:42発の富良野行き、キハ150-5と6の2連です。富良野線では主にキハ150が運行されているようです。乗客はほぼ学生ですがアジア系の外国人観光客も何組かいました。列車は「マイタウン列車ラベンダー」と名付けられていました。 富良野線は美瑛や富良野という有名観光地を沿...
北海道完乗の旅16夏(26) 宗谷本線 北比布駅・比布駅・南比布駅
金華駅跡から旭川方面に一気に戻ります。置戸国道を北上し遠軽市街の手前で遠軽国道に入ります。途中「道の駅まるせっぷ」で小休憩。そのすぐ先、旭川紋別自動車道には丸瀬布I.C.から入ろうかと思いましたが、丸瀬布~白滝間がなぜか通行禁止だったため、そのまま遠軽国道を白滝I.C.まで進み自動車道に入ります。旭川紋別自動車道を快適に走行し、有料区間になる手前の北比布I.C.で道道に降ります。I.C.の名前から北比布駅が近いので...
北海道完乗の旅16夏(25) 石北本線 金華信号場
石北本線の最後は今年春に廃止された金華駅を訪問しました。まずは生田原駅を出発する際ナビで金華駅をセット、まだ駅として認識してくれました。道路だと置戸国道を真っすぐ南下すればよいようです。一方線路は国道から離れてスイッチバック遺構を持つ常紋信号場を経由しながら山間を進みます。そして国道と線路が再び合流する地点に金華駅跡はありました。石北本線金華信号場駅舎は駅名板が取り外されていましたがまだ健在でした...
北海道完乗の旅16夏(24) 石北本線 生田原駅
生野駅からはほぼ線路沿いに置戸国道を南下して、まもなく市街地にはいると生田原駅に到着します。駅舎左手にある駐車場に車を停めて駅訪問です。石北本線生田原駅コミュニティーセンターとして1993年に改築された2階建ての立派な駅舎生田原駅舎には、オホーツク文学館と生田原図書館が併設されています。駅はどちらかというとおまけみたいな感じですね…。駅自体は無人駅です。オホーツク文学館入口オホーツク圏を舞台とした著名な...
北海道完乗の旅16夏(23) 石北本線 生野駅 ~石北本線屈指の秘境駅~
安国駅から遠軽国道をちょこっと南下してすぐに右折、石北本線をまたいで置戸国道に入ります。ここからは左手に線路を見ながら並走します。線路が少し離れて行き始めたところに見落としがちですがポツンとホームが見えました。石北本線生野駅平野に草原が広がる真ん中にポツンありました。車両1両分の短い簡易ホームだけの無人駅。これぞ元仮乗降場といったところです。小さいホームに上がりました。待合室もないホームには駅名標...
北海道完乗の旅16夏(22) 石北本線 安国駅
遠軽駅から置戸国道を南下、T字路に突き当たったところを左に折れて更に置戸国道を進みます。しばらく行くと国道のY字路があり、左折して遠軽国道に入ってすぐに石北本線を跨ぎます。その後少し進むと右手に安国駅が見えてきます。石北本線安国駅1989年に改築された山小屋風駅舎の無人駅駅舎ホーム側には「木のおもちゃ王国」のディスプレイがあります。木材加工がこの辺りの産業のひとつなのでしょうかね。生野方面を望む駅構造はち...
北海道完乗の旅16夏(21) 石北本線 遠軽駅 ~かつて名寄本線が分岐していたスイッチバック駅~
瀬戸瀬駅から遠軽国道を進み、国道242号通称置戸国道に差し掛かったところで左折するとまもなく市街地に入ります。更に左折して駅前通りを進むと遠軽駅に突き当たります。駅前に駐車場はありますが満車のため、駅前通りに車を停めて駅訪問です。石北本線遠軽駅駅舎は少し高い位置にある立派なものでした。遠軽駅は紋別郡遠軽町の代表駅。駅の構えも代表駅らしい立派なつくりです。かつてはこの駅から北側、オホーツク海沿岸の紋別...
北海道完乗の旅16夏(20) 石北本線 瀬戸瀬駅
丸瀬布駅から再び遠軽国道を東進。約7.8km進むとお隣の瀬戸瀬駅に到着です。石北本線瀬戸瀬駅1988年に改築した角張った小さな駅舎瀬戸瀬駅は紋別郡遠軽町に所在する無人駅です。駅構造は単式ホームと島式ホームの複合2面2線。かつては2面3線として運用されていたそうですが、どちらのホームが島式なのか今となってはよくわかりません。白滝方面を望むホーム間は跨線橋で結ばれています。跨線橋から遠軽方面を望む。ホーム側から駅...
北海道完乗の旅16夏(19) 石北本線 丸瀬布駅
下白滝信号場から再び遠軽国道に入って北東へ、市街地が見えてくると丸瀬布駅に到着です。駅横にある駐車場に車を停めて駅訪問です。石北本線丸瀬布駅無人駅ですが2000年に改築された木目調の立派な駅舎です。駅舎は図書館を併設した「丸瀬布生涯学習館」と共有しています。 発車時刻表。特急が3往復停車しますがそれ以外は快速1往復に普通2往復のみ・・・ここら辺は普通列車が極端に少ないですね。駅構造は長大な島式ホーム1面2線...
北海道完乗の旅16夏(18) 石北本線 下白滝信号場
旧白滝駅跡からほぼ線路沿いに遠軽国道をしばらく進み、駅前と思われる道を右折すると下白滝駅跡に到着しました。石北本線下白滝信号場駅名板が取り外されてしまった旧駅舎下白滝駅は駅構造が列車交換可能なためか旅客営業だけが廃止されて信号場となりました。旧駅舎は詰所として残されていると思われます。白滝方面を望む駅構造は千鳥状で完全にずれた相対式ホーム2面2線の構造です。駅名標は抜き取られています・・・ホーム間は構...
北海道完乗の旅16夏(17) 石北本線 旧白滝駅跡
白滝駅から遠軽国道を更に東進します。石北本線の線路はほぼ国道沿いに進んでいますが、旧白滝駅跡は車からも見える道沿いに突如現れました。停めづらい国道脇に車を停めて駅跡に向かいます。石北本線旧白滝駅跡(2016/6/21撮影)国道から直接、駅脇の踏切を通ってホームに向かいますが、そこには通行止めの柵があってホームには上がれないようになっていました。旧白滝駅・・・頭に「新」がつく駅名は全国にたくさんありますが、「旧」がつ...
北海道完乗の旅16夏(16) 石北本線 白滝駅 ~唯一生き残った白滝シリーズ駅~
上白滝駅跡からは国道333号、通称遠軽国道を少し東進すると白滝駅に到着です。石北本線白滝駅1989年に改築された時計塔のある立派な駅舎ですが無人駅です。ことごとく廃止された白滝シリーズ駅の中で唯一生き残った駅ですね。列車は上川に出る普通列車は上下1本のみ、快速1往復、特急が2往復停車、そして遠軽からここまでの区間運転列車が1往復といった状況です。現在は上川~白滝が不通のためどうなっているかは不明です・・・駅構造...
北海道完乗の旅16夏(15) 石北本線 上白滝駅跡 ~解体された駅舎~
上川駅を出発して上川層雲峡I.C.から再び旭川紋別自動車道を東に進みます。石北本線の上川~白滝間は距離にして37.3km、現在ではJR在来線最長の駅間となりました。かつては上白滝駅以外にも天幕駅、中越駅、上越駅、奥白滝駅とずらっと駅が並んでいたそうですが、天幕は廃止され中越、上越、奥白滝は信号場となりました。せっかくならこれらの旧駅も訪問すればよかったとのちのち後悔・・・さてナビ通りに奥白滝I.C.で自動車道を降り...
北海道完乗の旅16夏(14) 石北本線 上川駅 ~キハ183系特急「オホーツク」~
伊香牛駅からは国道39号で石狩川を渡らずに裏道を通って愛別に出ます。そして愛別I.C.から旭川紋別自動車道の無料区間に乗っかります。自動車道を快適に進んでいき、上川層雲峡I.Cで降りて、市街地に向かうと第一の目的地の上川駅に到着です。石北本線上川駅駅舎は2008年に改装されました。所在地は上川郡上川町。大雪山国立公園の層雲峡温泉方面への玄関口の駅です。駅舎内駅員配置駅でみどりの窓口もあります。下車印は押しても...
北海道完乗の旅16夏(13) 石北本線 伊香牛駅
北永山駅から再び国道39号に戻ります。左手に並走していた宗谷本線が離れていくとまもなく右手に石北本線が並走するようになります。並走を開始する地点に駅がありました。せっかくなので車を降りて訪問してみました。車だと自由に訪問が出来てうれしいですね。石北本線伊香牛駅上川郡当麻町伊香牛に所在する無人駅です。旭川方面を望む。駅構造は相対式ホーム2面2線の静かな駅です。石北本線は全線単線なのでこの駅は列車交換可能...
北海道完乗の旅16夏(12) 宗谷本線 永山駅と北永山駅 ~レンタカーで国道39号を進む~
北海道3日目は完乗の旅から少し外れて、この春廃止となった石北本線の駅をレンタカーで訪問する予定としていました。旭川駅そばの駅レンタカーで車を借りていざ出発です。時刻は朝8:00。まずは上川駅を目指すことにしてナビの目的地に上川駅を登録します。するとまずは国道39号線を進むルートとなるようです。国道は宗谷本線の旭川四条→新旭川と並走しその先で石北本線が分岐しますが、そちらには向かわずに真っ直ぐ宗谷本線に並走...
485系L特急「やまびこ」
今回の"懐かしの上野駅"はL特急「やまびこ」を紹介します。80年代前半の頃、上野駅地平ホーム16番線に停車中の「やまびこ」お隣の12系客車も気になります・・・特急「やまびこ」のはじめは、1963年12月に上野~秋田間の特急「つばさ」に盛岡発着編成が併結されたことから始まったようです。1965年10月、東北本線が盛岡まで電化されたことにより、「つばさ」に併結されていた盛岡発着編成を分離して「やまびこ」と名付けられました。当時は仙台の48...
北海道完乗の旅16夏(11) 宗谷本線 稚内駅 ~日本最北端の駅~
幌延駅から宗谷本線を更に北上します。沿線には牛さんが見られました。途中の兜沼駅駅名標の背後には兜沼がみられます。駅構造は相対式ホーム2面2線で列車交換が可能です。この駅では5分の停車、最後の列車交換が行われました。勇知駅車掌車改造駅舎の無人駅抜海駅開業当時のものを改修した駅舎がありますそして、稚内市街地にある南稚内駅を越えるとまもなく終点の稚内駅に到着です。 ついにやってきました!稚内駅は言わず...
北海道完乗の旅16夏(10) 宗谷本線 幌延駅 ~かつての羽幌線の終点~
音威子府駅から宗谷本線を更に北上します。筬島駅ヨ3500形車掌車を改造した駅舎天塩中川駅特急も停車する立派な駅舎を持つ無人駅問寒別駅筬島駅と同じく車掌車改造の駅舎。宗谷本線にはこの手の駅が多いですね。 糠南駅元仮乗降場の板張り駅。乗降者数1日1人以下、秘境度ランクは全国10位という宗谷本線を代表する秘境駅です。周りには牧場が一軒、牧草地と原野のみ。来年3月には南幌延駅、下沼駅ともども廃止されるというう...