ときわ路パス(8) 真岡鐵道真岡線 茂木駅 ~転車台のある真岡線の終着駅~
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多田羅駅から下り列車に乗車して真岡線の終点、茂木駅に到着しました。駅構造は単式ホーム1面1線。構内には蒸気機関車用の転車台があります。先に到着していた「SLもおか号」のC11は転車台で既に向きを変えていました。国鉄時代のものがそのまま残っていると思われる駅名標。栃木県芳賀郡茂木町。茂木駅は栃木県の最東端の駅です。茂木といえば自動車レース場の「ツインリンクもてぎ」ですね。駅からはバスで20分ほどの距離にあります...
ときわ路パス(7) 真岡鐵道真岡線 多田羅駅 ~ひと駅稼ぎ・・・緑の中でのんびり過ごす~
益子駅から「SLもおか号」に乗車して2駅目の多田羅駅で下車しました。普通の乗客は終点の茂木駅まで乗車される思いますが、一つでも訪問駅を稼ぐべくこの駅で降りてみました。下車したのは私だけ・・・出発を待ち煙を上げるC11 325「SLもおか号」は多田羅駅を出発していきました。さいなら~(^^)/~~~SLが去った後の駅はとても静かでした・・・多田羅駅は単式ホーム1面1線の緑に囲まれた静かな駅です。駅周辺にはスイレンで有名な多田羅沼やツ...
ときわ路パス(6) 真岡鐵道真岡線 益子駅 ~SLもおか号~
真岡駅の次に下車したのは益子駅。この駅も国鉄真岡線以来の訪問です。 益子駅は「瀬戸」や「有田」と並ぶ焼き物の町である栃木県芳賀郡益子町の中心駅です。駅構造は単式ホーム1面1線。駅を跨ぐ自由通路の跨線橋があります。そこから撮影↓益子駅の駅舎はちょっと不思議な構造です。真ん中に瓦屋根だけの建屋があり、両側に塔が立っています。片方の塔は時計塔にもなっています。「焼き物の街に配慮した瓦屋根の駅舎にツインタワー...
ときわ路パス(5) 真岡鐵道真岡線 真岡駅 その2 ~SLキューロク館~
真岡駅では「SLキューロク館」に立ち寄ってみました。館はSLの形を模した真岡駅駅舎と双子のように並んでいます。~真岡市SLの走るまち拠点施設「SLキューロク館」~『施設の名称は、館内に展示している9600形蒸気機関車が大正時代の代表的な蒸気機関車の一つであり、太いボイラー、短い化粧煙突、低い二つのドームにかたどられた雄姿で、「キューロク」の愛称で多くの人々に親しまれたことから「SLキューロク館」と名付けました。』...
ときわ路パス(4) 真岡鐵道真岡線 真岡駅 その1 ~駅全体がミュージアムと化した駅~
騰波ノ江駅と大宝駅に立ち寄ってから常総線を北上、列車は終点の下館駅に到着しました。5番線の到着です。ここで真岡鐵道真岡線に乗換えです。接続が良かったので駅観察は復路で行うことにして、1番線の真岡線列車に乗車します。車両はスイカ色のモオカ14形の14-8と6の2連でした。そして真岡線で最初に下車したのは茨城県真岡市の中心駅、真岡駅。 この駅構内には車両基地があり、また保存車両も展示されており様々な車両が見...
ときわ路パス(3) 関東鉄道常総線 騰波ノ江駅と大宝駅 ~ガンバレ!常総線~
下妻駅から下り列車に乗車して次は騰波ノ江(とばのえ)駅で下車してみました。 騰波ノ江駅はネットで事前に確認していたところ、常総線の中では一番気になる駅舎だったので下車してみようかなと思っていました。駅自体は相対式ホーム2面2線に構内踏切のある無人駅。この駅でも列車交換が行われました。"2202"と"2204"の交換です。こちらが駅舎です。コンパクトな木造平屋建てですが、2008年10月に改築された比較的新しいもので...
ときわ路パス(2) 関東鉄道常総線 (水海道駅→三妻駅→下妻駅) ~関東平野を北上~
取手駅から関東鉄道常総線の気動車に乗車しました。常総線は関東平野のほぼ中央の平地を国道294号線と鬼怒川に並走して北上していきます。通勤路線としての性格を持っていますが、全線非電化という珍しい路線です。取手~水海道間は非電化でありながら複線というのも珍しいですね。取手駅から30分ほど揺られて列車終点の水海道駅に到着しました。水海道駅の駅構造は島式ホーム1面2線に単式ホーム1面1線の計2面3線。列車は2番線に到...
ときわ路パス(1) 常磐線 取手駅 ~関東鉄道常総線の起点駅~
大井川鐵道、わたらせ渓谷鐵道に続いて春の地方交通駅巡り第三弾は、関東鉄道常総線を経由して真岡鐵道真岡線に行ってきました。こちらもわたらせ渓谷線と同様国鉄真岡線だった頃以来ですのでかなり久々の訪問です。真岡鐵道といえば休日にSLが走っていますが、これに乗車するのも目的のひとつとして、SLの運行時間を軸に計画を立てることにしました。利用した切符はJR企画の「ときわ路パス」。茨城県内JR線全線に加え、私鉄は真岡鐵...
1986年春 両毛線・足尾線駅巡り
わたらせ渓谷駅巡りを紹介したなかでちょくちょく30年前の写真を紹介させていただきました。今回はついでに足尾線訪問した時の切符などを紹介したいと思います。当時、北関東圏では足尾線と真岡線で廃止の噂がでていた頃だったと思います。ローカル線の駅に魅力を感じ始めていた学生だった頃、友人と二人でこの2線の訪問の計画を立てることにしました。その第1弾が足尾線でした。往路の切符です。当時は当然ながら国鉄切符でした。...
189系季節特急「そよかぜ」
今回の"懐かしの上野駅"は季節特急「そよかぜ」を紹介します。なるさんさんの185系「そよかぜ」の投稿を見てオリジナルそよかぜの写真を探し出してみました。80年代前半、上野駅高架ホーム6番線に停車中の189系「そよかぜ」おとなり7番線には平行きの「ひたち」も停車しています。特急「そよかぜ」は1986年7月20日に東京~中軽井沢間で季節運転を開始しました。「あさま」や「白山」と同様今は亡き横川~軽井沢間の碓氷峠を越える特急でした。デ...
わたらせ渓谷駅巡り(12) 上毛電気鉄道上毛線・東武桐生線 赤城駅 ~帰路は特急「りょうもう」で浅草へ~
相老駅で東武桐生線に乗換えて1駅進んで終点の赤城駅にやってきました。今回の駅巡り最後の駅となります。そしてここで東武桐生線の乗りつぶしも完了です。 この駅には昨年の冬に上信電鉄・上毛電鉄駅巡りの時にも訪問しているので、2度目の訪問となります。前回訪問時の写真も加えつつ紹介します。赤城駅には東武桐生線と上毛電気鉄道上毛線の2路線が乗り入れて接続しています。駅構造は上毛線が島式ホーム1面2線で1・2番線と...
わたらせ渓谷駅巡り(11) 両毛線・わたらせ渓谷線 桐生駅 ~わたらせ渓谷線を折り返し~
水沼駅の温泉施設で足を伸ばした後、上り列車に乗車して一旦桐生駅にやってきました。1番線に到着です。これでとりあえずはわたらせ渓谷線の完乗となります。 桐生駅は群馬県桐生市の中心駅。JR東日本の両毛線とわたらせ渓谷線の起点として2線が乗り入れている2社の共同使用駅です。管轄はJR東日本となっており、みどりの窓口や駅レンタカーも営業しています。駅の北側徒歩数分のところには上毛電気鉄道上毛線の西桐生駅もあ...
わたらせ渓谷駅巡り(10) わたらせ渓谷線 水沼駅 ~温泉施設のある駅~
上神梅駅からは2駅戻って水沼駅で下車しました。ここがわたらせ渓谷鐵道の駅としては最後の訪問駅となります。 水沼駅は相対式ホーム2面2線構造の駅員無配置駅。ホーム間は跨線橋で結ばれています。跨線橋から間藤行きの列車を撮影です。駅舎は無く、下り方面列車が停車するホーム側に待合室とホームに直接出入りできる駅出入口があります。そして・・・奥の建物の温泉マーク♨が見えますでしょうか。そうなんです、この駅は全国...
わたらせ渓谷駅巡り(9) わたらせ渓谷線 上神梅駅 ~きれいな花壇と素朴な木造駅舎~
足尾本山駅で廃線跡や廃駅を見学した後、歩いて間藤駅に戻ってきました。ここからは復路となります。乗車した車両はあかがね色のわ89-311「たかつど」の単行です。途中通洞駅では往路のトロッコ列車で下車していった団体客が乗車してきて車内は立ち客がでるほどの混雑ぶり・・・2両あってもよいくらいでした。さて、復路ではそのまま相老や桐生まで戻らずに途中の上神梅駅で一旦下車しました。「上神梅」とはお酒の名前にありそうなオツな...
わたらせ渓谷駅巡り(8) 足尾線 足尾本山駅跡 ~かつての足尾銅山貨物駅~
間藤駅から旧足尾線貨物線の廃線跡をたどりながら、足尾本山駅に向かって進みました。駅を出て数分のところで踏切跡を発見。道路部分は既に撤去されてはいましたが、その先はまだレールは残っていました。渡良瀬川に架かる橋から北方を望む。正面奥に見える建物がどうやら足尾本山駅跡のようです。多くの区間でまだレールが残っていましたが、ほとんど草に覆われてしまっています。トンネルの入口には腕木信号機がありました。まだ...
わたらせ渓谷駅巡り(7) わたらせ渓谷線 間藤駅 ~わたらせ渓谷線の終着駅~
足尾駅から一駅進んでわたらせ渓谷線の終点である間藤駅までやってきました。 間藤駅の駅構造はシンプルな1面1線国鉄時代の駅構内の様子(1986/4/5撮影)簡易ホームに渡り通路の構造でしたが、現在は隙間部分は埋め立てられて木々が生い茂っています。現在と比べて通洞駅や足尾駅以上に緑の多さの違いが際立っています。駅舎はちょっとおしゃれな造りの建物です。この駅は無人駅で改札口はありませんが、待合室とその隣に陶芸教...
わたらせ渓谷駅巡り(6) わたらせ渓谷線 足尾駅 ~昔ながらの木造駅舎~
通洞駅からほぼ線路沿いの道を徒歩で進んで足尾駅に到着しました。そういえば前回訪問時も通洞~足尾間は徒歩で移動しました。距離が近いので歩いて行っても次の列車に間に合ってしまうんですよね。足尾駅は「足尾」と名乗ってはいますが、足尾の中心街からは離れており、隣の通洞駅の方が近いようです。お客も通勤通学時間以外は閑散としているそうです。訪問時も駅の様子も駅前も通洞駅と比べると長閑な雰囲気が漂っていました。足...
わたらせ渓谷駅巡り(5) わたらせ渓谷線 通洞駅 ~足尾銅山観光の玄関口~
神戸駅からトロッコ列車に乗車しました。神戸駅から次の沢入駅の間は草木ダム建設に伴って1973年に新線に付け変わった区間で、まっすぐ長大な草木トンネルを通過します。沢入(そうり)駅の様子緑が多く雰囲気の良い駅ですね。過去には渡良瀬川の御影石を運搬する積載所だったそうです。沢入~原向間の渡良瀬川の様子白い御影石がごろごろしている風景がみられます。御影石については車内放送でいろいろと案内されていました。鉄橋を...
わたらせ渓谷駅巡り(4) わたらせ渓谷線 神戸駅 ~列車のレストランのある桜の駅~
大間々駅で列車を乗り継いで、次に神戸駅で下車しました。神戸は「こうべ」ではなく「ごうど」と呼びます。「神戸」とつく駅名は全国にいくつもあって調べてみると面白いです。 神戸駅は草木湖などへのバスも発着する観光拠点の駅です。日光東照宮や中禅寺湖への鉄道を利用するツアーでは、ここで乗り換えるルートもあるようでツアー客も多いようですね。ここでは上り列車との交換が行われました。小中方面を望む。上り列車が2番線...
わたらせ渓谷駅巡り(3) わたらせ渓谷線 大間々駅 ~トロッコわたらせ渓谷号~
相老駅で乗車した単行気動車は終点の大間々駅に到着しました。1番線に到着。ここで乗継ぎです。 大間々駅はわたらせ渓谷鐵道の中心駅で構内には本社と車両基地があり、当駅発着の列車も設定されています。駅舎の反対側にはいくつかの車両が見られました。駅構造は相対式ホーム2面2線でホーム間は跨線橋で結ばれていますが・・・それとは別に駅舎側1番線ホームの上神梅方に頭端式ホームの0番線がありました。この番線はトロッコ列...