津軽海峡駅巡り22秋(20) 津軽海峡フェリー 函館フェリーターミナル ~「大函丸」に乗船して大間へ~
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七重浜駅から歩いて函館フェリーターミナルまでやってきました。函館フェリーターミナルは函館市港町にある「津軽海峡フェリー」のフェリーターミナルです。ここからは青森と大間とへの2航路が出ています。今回は下北半島の北端にある大間行きに乗船する予定~。ターミナルビルの1階にある発券カウンター。今回は事前予約済みだったので、カウンターの向かいにある自動券売機で発券できました。券売機から見たターミナルビル内の様子...
津軽海峡駅巡り22秋(19) 道南いさりび鉄道線 七重浜駅 ~函館フェリーターミナルの一応の最寄り駅~
函館駅から道南いさりび鉄道の上磯行きに乗車しました。列車はひとつ進んで前夜観察した五稜郭駅に到着。ここから道南いさりび鉄道線に入線します。列車が5番線を出発したところ。手前に3本見える線路のうち、真ん中の線路の延長が道南いさりび鉄道線になります。その右隣は渡り線ですぐ先でこちらに合流。その先で列車はシザースを抜けて転線します。ちなみに一番左端に辛うじてみえる線路が函館貨物駅に延びる貨物線で、鉄柱の裏...
津軽海峡駅巡り22秋(18) 函館本線 函館駅 ~その2 夜の駅周辺をお散歩~
この日は龍飛崎に立ち寄ってから、青函トンネルを抜けて函館駅までやってきています。残念ながら日は落ちてしまいましたが、駅構内の観察をしました→→前回記事。観察を終えて駅舎に向かいます。線路終端側に横たわる通路を東へ。手前の0キロポストには2つの距離が表示されていました。右側はわかりますが、左側の0k219m00とは・・・これはもしかすると桟橋からの距離でしょうか?通路を進むと改札口があります。改札口は1か所のみ。改...
津軽海峡駅巡り22秋(17) 函館本線 函館駅 ~その1 ぶった切られて頭端式となった駅構内~
五稜郭駅から「はこだてライナー」でひと駅進んで終点の函館駅にやってきました。6番線に到着です。 函館駅は函館市若松町にある函館本線の起点となる駅。かつては青函連絡船の発着する"北の玄関口"でした。函館といえば・・・北島三郎の「函館の女」(笑)「は~るばる~来たぜ函館へ~」 この替え歌CMのほうが記憶に残っています^^;https://www.youtube.com/watch?v=UE4ICJDkcVg当時の映像をいくつか見返してみて思ったのが・・・北島さん...
津軽海峡駅巡り22秋(16) 函館本線・道南いさりび鉄道線 五稜郭駅 ~貨物列車の機関車付け替え~
上磯駅から函館行きに乗車するとすぐに日は沈みました。海側の席には座れませんでしたが、おそらく函館山が見えていたのかなと思います。列車は終点一つ手前の五稜郭駅に到着です。4番線着。ここで「ながまれ号」を下車します。 五稜郭駅は函館市亀田本町にあるJR北海道と道南いさりび鉄道の共同使用駅。駅名にもなった「特別史跡 五稜郭跡」はここから2.5キロほどの場所にあります。JRの駅としては最寄り駅になりますが、函館市...
津軽海峡駅巡り22秋(15) 道南いさりび鉄道線 上磯駅 ~かつては専用鉄道も出ていた「いさ鉄」の主要駅~
久根別駅から道南いさりび鉄道線をふた駅戻って上磯駅に到着です。2番線の到着。下車します。 上磯駅は北斗市飯生にある道南いさりび鉄道の主要駅で旧上磯郡上磯町の中心駅。かつての急行「えさし」や「松前」の停車駅。快速「海峡」も一部が停車していたそうです。現在は普通列車のみの発着ですが、ほぼ半数の列車が当駅で函館方面に折り返しています。つまりここから木古内方面は本数が半減します。このことを踏まえて・・・駅構造は...
津軽海峡駅巡り22秋(14) 道南いさりび鉄道線 久根別駅 ~貨物列車同士の交換風景~
木古内駅から乗車した道南いさりび鉄道の気動車は久根別駅に到着しました。3番線の到着。下車します。時刻は16時を回ったところ。 久根別駅は北海道北斗市久根別にある道南いさりび鉄道の無人駅。この辺りは元々は上磯郡上磯町でしたが、2006(平成18)年2月に合併により北斗市となっています。ちなみに北海道新幹線の現在の終点の新函館北斗駅は函館市ではなく北斗市内にあります。駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線...
津軽海峡駅巡り22秋(13) 道南いさりび鉄道線 (木古内駅→久根別駅) ~津軽海峡の北岸沿いを行く~
木古内駅から道南いさりび鉄道の函館行きに乗車しました。道南いさりび鉄道線は新幹線の並行在来線となったJR北海道の江差線を第三セクターに転換した路線。2016(平成28)年3月に五稜郭~木古内間を引き継いで開業しました。江差線時代の1988(昭和63)年3月に海峡線開業に伴って電化されましたが、旅客列車は全て気動車での運用となっています。貨物路線としては本州~北海道の大動脈で、ELが貨物列車を牽引しています。名前の通りで...
津軽海峡駅巡り22秋(12) 道南いさりび鉄道線 木古内駅 ~その2 国鉄急行色のキハ40に乗車~
竜飛崎にある青函トンネル竜飛斜坑線を訪問後、奥津軽いまべつ駅に戻ってきました。奥津軽いまべつ駅については・・・→→前日訪問時の奥津軽いまべつ駅道の駅に立ち寄り、1階の待合ホールで少し待ってから北海道新幹線に乗車します。乗車するのは1日7本しかない新函館北斗行きの4本目。「はやぶさ19号」。 三度目^^;の青函トンネルを抜けて木古内駅に到着です。12番線着。木古内駅については・・・→→前夜訪問時の木古内駅こちらは表玄...
津軽海峡駅巡り22秋(7) 北海道新幹線・海峡線 木古内駅 ~その1 これまた"特殊"な北海道最南端の駅~
奥津軽いまべつ駅から新函館北斗行きの「はやぶさ」に乗車しました。駅を出ると「青函トンネル」に突入します。1988(昭和63)年3月の開通。全長は53.85km、うち海底部は23.30kmあるそうです。とんでもないトンネルですよね~。しかし、新幹線車内は快適でトンネル内では爆睡してました・・・。乗車してから30分ちょっとで、列車は木古内駅に到着です。12番線着。下車します。 木古内駅は北海道上磯郡木古内町にあるJR北海道と道南いさ...
津軽海峡駅巡り22秋(6) 北海道新幹線・海峡線 奥津軽いまべつ駅 ~何かと"特殊"な新幹線イチの秘境駅~
三厩駅から「わんタク」に乗車して奥津軽いまべつ駅に戻ってきました。「わんタク」は駅の真正面に停車しました。奥津軽いまべつ駅は青森県東津軽郡今別町大川平清川にある北海道新幹線と海峡線の駅。位置的には今別町の町役場がある海側の町からずっと南の内陸部にあって、かな~りの町はずれといった場所にあります。この駅は様々な意味で「特殊」な点が多く、書いておきたいことがいくつもあります。まず、駅の"管轄"はJR北海道。本州...
1988年春 函館本線 大沼公園駅 ~●紅葉が映える水郷の駅~
今回も蔵出しです。1988年の春に函館に行ってきました。目的は、1988年3月13日に青函トンネル開通を控え、同日に廃止される青函連絡船のお名残り乗船です。その時に訪問した駅から記事にしていないものをピックアップしようと思います。旅程は・・・18きっぷ3日分を利用した2泊3日。2泊とも夜行の青函連絡船です。まず東京から東北本線をひたすら北上。1日かけて青森まで行きます。下車印は、宇都宮→黒磯→矢吹→郡山→福島→花巻→八戸→青...
北海道完乗の旅19夏(59) 石勝線 新夕張駅から千歳線 新千歳空港駅へ ~エピローグ~
楓信号場からタクシーで新夕張駅まで戻ってきました。千歳行き最終便には余裕で間に合いました。18:25に到着の列車が10分の折り返しで千歳行き最終便となります。 車両はキハ40-1787の単行。「スーパーおおぞら9号」が新得方面に出発した後、2番線からの出発です。乗客は私を含めて4名ほどでした。あとは空港に帰るのみ。南千歳~新夕張の間には信号場を除くと駅は3つほどあります。3年前には東追分駅と十三里駅という駅もあり...
北海道完乗の旅19夏(58) 石勝線 楓信号場 ~石勝樹海ロードを歩いてかつての駅跡へ~
新夕張駅を出発して向かうは楓駅跡。楓駅は前回少しお話した夕張線登川支線の唯一の中間駅でしたが、1981(昭和56)年7月に支線廃止とともに廃駅となりました。その3か月後の石勝線開業時に、その代替として石勝線上に新たに楓駅が開業します。当時は新夕張方面から普通列車が当駅で折り返すという実質終着駅のような運行形態でしたが、利用者減少で末期は1日1往復、しかも日曜運休という状況となり、2004(平成16)年3月に旅客扱いが...
北海道完乗の旅19夏(57) 石勝線 新夕張駅 ~1日3本の普通列車の終着駅~
占冠駅から再び「スーパーとかち」に乗車して石勝線を西進、相変わらずの山深くを進みます。次に停車するのは占冠から34.3kmも離れた隣駅の新夕張駅。特例区間はここまでなので、特急に乗車できるきっぷを持っていない私は強制的に下車となります。2番線に到着です。 走り去る「スーパーとかち」を見送ります。さいなら~新夕張駅は夕張市紅葉山にある夕張市の代表駅。元々は「紅葉山駅」として開業、国鉄時代は夕張線の中間駅で、...
北海道完乗の旅19夏(56) 石勝線 占冠駅 ~1日6往復の停車が特急だけの町外れの駅~
新得駅から特急「スーパーとかち」に乗車して石勝線を上ります。列車は山深くの無人地帯を進みます。駅間区間が長く、駅よりも信号場の方が多い区間です。しばらく走り定刻より少し遅れてトマム駅に停車。この駅では結構な人数が乗車してきました。こちらは車窓から。ホーム端っこにある待合室らしき建物ですが使用されていないようです。トマム駅は北海道で最も高い駅。地名のほうは「苫鵡」と書くそうです。元々は石勝高原駅という駅...
北海道完乗の旅19夏(55) 根室本線 新得駅 ~スーパーとかちで石勝線の特例区間へ~
芽室駅から根室本線上り列車に乗車。平野川信号場で列車待ちなどしながら新得駅に戻ってきました。3番線の到着です。 新得駅は日本有数のソバの産地、上川郡新得町の代表駅です。乗り入れ路線は所属線である根室本線と当駅が終点となる石勝線の2路線。ただ、実際の線路の分岐点はここからずっと西の新狩勝トンネル内にある上落合信号場で、新得駅は旅客扱い上の分岐駅という位置づけです。ちなみに実際の線路分岐点と旅客扱い...
北海道完乗の旅19夏(54) 根室本線 (芽室駅→十勝清水駅→新得駅) ~往復時間の違いの謎?平野川信号場~
芽室駅で上り新得行きに乗車して根室本線を折り返します。ここで時刻表の確認です。芽室を10:27に出発しています。終点の新得駅の到着は11:23。つまり約1時間かかります。新得から芽室に行った時の時刻は・・・新得を09:30発、芽室10:01着。約30分です。おやまあ、30分もの差がありますね・・・謎です。 ・・・まあ理由は大方予想できてますが(微)まず最初に御影駅に到着。往路と同じ1番線に停車します。ここを10:38に出発です。そして再び...
北海道完乗の旅19夏(53) 根室本線 芽室駅 ~帯広にはわずかに届かず折り返す~
新得駅で代行バスから帯広行きに乗り継ぎました。新得から先は札幌~帯広・釧路の動脈区間で特急もバンバン走っています。列車は次の十勝清水駅を越えると平野川信号場を通過します。ここで上り列車との交換がありました。平野川信号場は2線構造の単線行き違い型信号場。通常、列車は1番線を通過し、退避する場合は2番線を使用するようです。2番線には新得行きの2522Dが待機していました。平野川を越えると昨年廃止された羽帯駅があ...
北海道完乗の旅19夏(52) 根室本線 (東鹿越駅→新得駅) ~代行バスで霧の狩勝峠越え~
東鹿越駅から新得行きの代行バスに乗車しました。一番最後に乗車したのですが、一番前の席が空いてました。ラッキー^^;バスはまず「かなやま湖」と線路に挟まれた道道をしばらく進みます。町に出てくると幾寅駅に到着です。幾寅駅は空知郡南富良野町の代表駅ですが、3年前から列車発着の無い悲しい駅(悲)車窓から駅舎の様子。おや?幌舞??この駅舎は健さんの映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ用に改装されたんですね。映画の中では「幌...