山陰駅巡り22夏-島根山口編(5) 木次線 (備後落合駅→出雲坂根駅→宍道駅) ~三段式スイッチバック~
2
備後落合駅で芸備線から木次線に乗り継ぎました。キハ120は山深くをゆっくりとゆっくりと進み、まず油木駅に停車します。島式1面2線のうちの1線を撤去した形の無人駅で、広島県最北端の駅です。油木駅を出てまもなく三井野原駅というところで県境を越えます。いよいよ島根県です。出雲の国ですね~。さて、木次線内で列車交換可能な構造の駅は、出雲坂根、出雲横田、出雲三成、木次、加茂中の5駅。そのうち3分以上停車する駅は、時...
山陰駅巡り22夏-島根山口編(4) 芸備線 備後落合駅 ~引き続き満員の木次線単行気動車~
新見駅から芸備線の単行気動車に乗車しました。満員の車内で身動きがとれず状態が1時間25分ほど・・・列車は終点の備後落合駅に到着しました。3番線の到着。駅は大賑わいでした。 やってきました~備後落合駅。駅巡りとしては3度目の訪問となります。 1度目の訪問の様子→→木次線宍道方面から芸備線三次方面へ 2度目の訪問の様子→→芸備線新見方面から折返し駅の概要については、ズルして前回訪問記事の内容をコピペします・・・↓備...
西日本完乗への道-広島編(48) 福塩線 (福山駅~府中駅) ~リベンジの福塩線~
糸崎駅から山陽本線上りの岡山行きに乗車して30分弱、列車は福山駅に到着しました。5番線の到着。ここで下車する予定はなかったのですが、旅初日の運転見合わせのおかげで福塩線の福山~府中間に乗車しそびれたので、ここで乗車してしまおうと考えて下車することにしました。 福山駅は福山城の跡地にできた広島県福山市の代表駅。概要について→→2016年12月の福山駅駅は1975(昭和50)年3月に山陽新幹線の博多駅延伸に合わせて高...
西日本完乗への道-広島編(18) 芸備線 (志和地駅→狩留家駅→下深川駅→広島駅) ~ついに広島駅へ~
三次駅から芸備線広島行きに乗車しました。芸備線の三次~広島間は初乗車です。非電化単線は変わりませんが、芸備線の他の区間と比べると本数は比較的多い区間となります。しばらくは江の川に沿って進み、まず2駅目の志和地駅で交換のため3分ほどの停車がありました。2番線の到着。 志和地駅は広島県三次市下志和地町にある無人駅。駅構造は島式ホーム1面2線。駅舎は北側に独立してあり、ホームとは三次方の構内踏切で連絡し...
西日本完乗への道-広島編(17) 芸備線 三次駅 ~中国地方中央部の交通の要衝~
塩町駅から芸備線の三次行きに乗車しました。馬洗川に沿って北西に10分ほど進むと、視界に広々とした駅構内が見えてきました。終点の三次駅です。3番のりばに到着。ここで乗り継ぎです。 三次駅は広島県三次市の代表駅。中国地方中央部の盆地に位置しており、交通の要衝として栄えてきました。乗り入れ路線は芸備線のみですが、福塩線の列車も乗り入れてきます。ほとんどの列車が当駅を起終点とする運用拠点です。実質3路線と...
西日本完乗への道-広島編(16) 芸備線 塩町駅 ~乗り換え駅っぽくない小駅~
吉舎駅から福塩線を北上して塩町駅に到着しました。2番線に到着、下車します。これで福塩線の非電化区間をとりあえず踏破できました。 塩町駅は広島県三次市塩町にある無人駅。位置的には馬洗川に美波羅川が合流する地点にあり、二つの川に挟まれています。乗り入れ路線は当駅の所属線となる芸備線と、「福塩」の名の通り当駅が終点となる福塩線の2路線。ただし、福塩線の全列車が芸備線の三次方面に乗り入れているので、終点と...
西日本完乗への道-広島編(15) 福塩線 吉舎駅 ~朝靄かかる銀山街道沿いの駅~
備後矢野駅から福塩線を更に北上します。次の上下駅ではほとんどの乗客が下車していきました。上下駅。現在は府中市内にありますが、合併する前は甲奴郡上下町の駅で、福塩線非電化区間の中では比較的乗降の多い駅だと思います。駅名が面白いので昔から名前だけはよく知っていました。上下駅を出ると国道432号から離れて西へ向かいます。どこだか忘れましたが、深い霧の中を25キロ制限で進む区間がありました。とにかく山奥です。...
西日本完乗への道-広島編(14) 福塩線 備後矢野駅 ~「福縁うどん」のうどん屋さんが入居する駅~
府中駅から福塩線の三次行きに乗車しました。府中を出ると間もなく車窓は山間部の様相を呈するようになります。一度電化された後にまた非電化に戻されたという珍しい区間である府中~下川辺をまず進みます。下川辺~中畑の右車窓には芦田川が流れます。桜がチラホラ。単行キハはのんびりと進みます。中畑駅。1面1線の無人駅です。芦田川沿いの山中にあります。次の河佐駅で1回目の列車交換が行われました。その先に西日本のローカ...
西日本完乗への道-広島編(13) 福塩線 府中駅 ~電車と気動車の乗り継ぎ駅~
井原鉄道で神辺駅にやってきましたが、福塩線は運転見合わせ中。列車が来ないので、駅からかなり離れた森脇下というバス停まで歩き、府中方面行きのバスに乗車しました。多分福塩線に乗りそびれた通勤客がほとんどだと思いますが、車内は大混雑。しばらくぎゅうぎゅう詰め状態で進みます。バスは県道を西に進み、国道486号に入ると福塩線の線路と並走するようになります。多分そのあたりからだったと思いますが、乗客が徐々に下車...
西日本完乗への道-広島編(12) 福塩線・井原鉄道井原線 神辺駅 ~運転見合わせ・・・バス停まで歩いてから府中へ~
井原鉄道井原線に乗車して終点の神辺駅までやってきました。これにて岡山宿題路線は全て踏破完了~🚋井原までのきっぷしか持っていなかったので、車内で運転士さんに清算してもらってホームに出ます。 神辺駅は広島県福山市神辺町川南にあるJR西日本と井原鉄道の駅。「かんなべ」と読みます。以前は深安郡神辺町の駅だったそうですが、福山市と合併しています。駅名標にある「二上り踊り」は福山の踊りで夏祭りでは大会があるそう...
西日本完乗への道-岡山香川編(33) 芸備線 (備後落合駅→布原駅) ~道後山駅まで前面展望~
備後落合駅で芸備線新見方面に折り返しました。芸備線の備後落合~東城間は1日3往復のローカル中のローカル区間。その中でも備後落合から道後山あたりは山深くを走るようなので、前面展望してみましょう。新見行きのキハ120-328単行は備後落合駅の3番線を出発します。駅を出るとすぐにトンネルに入ります。早速25キロ制限区間。下の112の表記は「112mの区間は25キロ制限」という意味らしい。この辺りは2重レールになってます。脱線防...
西日本完乗への道-岡山香川編(32) 芸備線 備後落合駅 ~大好きな山間のターミナル秘境駅~
新見駅から芸備線の備後落合行きに乗車しました。列車はまず伯備線の電化区間を西進します。すぐ山間に入ると秘境駅の布原駅に到着。地元の方が2名ほど下車していくのを見て少々驚きました。布原駅については後ほど・・・次の備中神代駅で伯備線と別れて非電化の芸備線に入ります。のんびりと走る列車の揺れが心地いいです。東城駅あたりまでは覚えているのですが、その後は不覚にも寝落ち・・・目が覚めると終点手前でした。ガーン。ト...
15GW山陰駅巡り(25) 三江線 (口羽駅→江津駅) ~天空の駅~
口羽駅を出発した単行気動車は2つ目の宇都井駅に到着しました。この駅は知る人ぞ知る"天空の駅"と呼ばれる高架上の名物駅です。はるか下に住宅が見えます。 駅を設置することは決定したものの、山間を縫って走る線形上の問題からこの辺りを高架にするしかなく、その高架上に駅を設置せざるを得なくなったという経緯があります。ホームと待合室は地上20メートルにあり、高さは日本一だそうです。ホームへは116段の階段を登るこ...
15GW山陰駅巡り(24) 三江線 (三次駅→口羽駅) ~江の川沿いを行く~
三次駅から三江線単行気動車に乗車しました。乗客は私を含めて3名、カメラマンと年配の女性のかたでした。お二人ともローカル列車旅目的じゃないかなと思います。結局、終点の浜田までずっと一緒でした。乗務員は運転士ともう一人の計5名を乗せて走ります。三江線は三次と江津とを結ぶ陰陽連絡路線ですが、輸送密度が83人/日という少なさです。2008年度の数字らしいのですが、当時は東北の岩泉線が49人/日でJRでは最も少なく、三江...
15GW山陰駅巡り(23) 芸備線 三次駅 ~三江線始発列車に備えて一泊~
神杉駅から乗車したキハ120 326は2駅で三次駅2番線に到着です。広島北部の中心都市である三次市の代表駅、芸備線の他には先ほどの福塩線列車がここまで乗り入れ、そして江津方面に向かう三江線の分岐駅でもあります。1番線にはキハ47の2連、芸備線広島行き1875Dが出発を待っています。駅構内。2面3線に跨線橋の構造です。1番線列車の広島側車両は黄色と白のカラー。この日は少し早いですがここで1泊し、翌日の三江線始発に乗る予定...
15GW山陰駅巡り(22) 芸備線 (塩町駅→神杉駅) ~水田風景をお散歩~
塩町駅からは次の列車までしばらく時間があるので、隣の神杉駅まで歩いてみました。営業キロで1.5kmほどです。駅を出ていきなりデジカメの電池が残りわずか・・・ISO感度をあげると消費も激しくなるんですかね?この後はしばらくスマホで撮影することにしました。まず、美波羅川を越えるために一旦線路から離れて国道184号線方向に北上します。国道の手前で左折して橋を渡ります。橋を越えたところにあった備北交通のバス停。渡った橋...
15GW山陰駅巡り(21) 芸備線 (備後落合駅→備後庄原駅→塩町駅)
備後落合駅を出発した芸備線三次行きの単行キハ120。車窓には先ほどまで乗車した木次線の線路が右下方に延びていくのが見えます。備後落合~比婆山のこの区間は、かなりゆっくりした速度で進んでいきます。15km/h制限区間というやつでしょうか。ここら辺は大雨の土砂崩れによって長期間運休したこともある区間です。列車は庄原市の代表駅の備後庄原駅に到着。ここで列車交換のため数分停車。その間に下車印を押してもらい駅舎の撮...
15GW山陰駅巡り(20) 芸備線 備後落合駅 ~山あいのターミナル駅~
出雲坂根駅から勾配を登ってきた列車は三井野原駅を過ぎて県境を越え広島県に入ります。広島県最北端の油木駅油木~備後落合の風景木次線終点の備後落合駅にそろそろ到着という頃に、走る列車の右前方上方に同じ方向に進む単行気動車がみえました。芸備線三次方面から備後落合に向かう356Dの単行気動車です。山間で単行が並走する景色を見るのはなんだか不思議な感じがしました。木次線気動車は、芸備線気動車とほぼ同時に備後落合...
15GW山陰駅巡り(19) 木次線 出雲坂根駅 ~三段スイッチバックの駅~
出雲横田駅を20分近く遅れて出発した列車は、まもなく出雲坂根駅に到着します。出雲坂根駅は知る人ぞ知る三段スイッチバックの駅です。後方展望。走ってきた単線レール(1段目)に、右側からもう一本のレール(2段目)が近づいてきます。 クロスポイントを真っすぐ通過すると・・・出雲坂根駅に到着です。奥の線路は行き止まりです。ここを通る列車は必ず向きを変えてスイッチバックしていきます。隣のホームでは、「奥出雲おろち号」...
15GW山陰駅巡り(18) 木次線 出雲横田駅 ~いつもとは違う?列車分割~
下久野駅あたりから調子のよくない気動車は、20分ほどの遅れで何とか出雲横田駅に到着しました。駅舎側2番ホーム。ここで木次駅あたりからの乗客はみんな下車していきました。早速、窓口で駅員さんに下車印をお願いしたところ、ここで後ろの車両に乗り換える事になるということを聞かされました。多分、この先の急勾配区間を走るのには、問題のない後方車両のほうがベターだという判断になったんだと思います。乗務員さんからは何...