関東日帰り23春-内房編(13) 外房線 (安房鴨川駅→安房天津駅→上総一ノ宮駅) ~特急「わかしお」の終着点~
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千倉駅から外房線直通の上総一ノ宮行きに乗車しました。列車は"外房"を北東方面に進みます。内房線のこの区間の駅は全て改築駅舎らしいのでスルー・・・。そのまま30分弱走って安房鴨川駅に到着しました。2番線の到着。ここでは7分の停車時間がありました。ちょっとだけ降りてみます。 安房鴨川駅は千葉県鴨川市横渚にある鴨川市の代表駅。太平洋に面した南房総の観光都市です。「鴨川」といえば「鴨川シーワールド」が真っ先に思い...
関東日帰り23春-内房編(12) 内房線 千倉駅 ~房総最南端の駅にして特急「さざなみ」のかつての終着点~
和田浦駅から木更津行きに乗車。内房線で"外房"を3駅戻って千倉駅に到着です。1番線の到着。ここで下車します。 千倉駅は千葉県南房総市千倉町瀬戸にある内房線の駅。旧所在地は安房郡千倉町。千倉は太平洋に面した町で、市役所は富浦駅が最寄りとなりますが、南房総市では最も人口の多い地区になるそうです。駅は館山駅と並ぶ南房総の観光拠点でもあるとは思うのですが・・・。かつてはL特急「さざなみ」の終着駅でもありましたが...
関東日帰り23春-内房編(11) 内房線 和田浦駅 ~房総半島を横断して外房へ~
那古船形駅から安房鴨川行きに乗車しました。列車はすぐに館山駅に到着。列車交換などもあって8分ほど停車します。館山駅を出ると東に向きを変えて内陸側へ。房総半島の先っぽを横断して外房に向かいます。千倉駅を出るとその先は・・・"内房線"といいつつも"外房"を走るようになるんですね~。内房線・外房線の接点は安房鴨川駅となります。ちなみに国道のほうはというと、127号「内房なぎさライン」と128号「外房黒潮ライン」の接点は館...
関東日帰り23春-内房編(10) 内房線 那古船形駅 ~"房総型"とはまた違う素朴な木造駅舎~
館山駅から木更津行きに乗車して北へひと駅。那古船形駅に到着です。下車しましょう。 那古船形駅は千葉県館山市船形にある内房線の駅。読みは「なこふなかた」。駅名は「那古」と「船形」という2つの地名の"合成駅名"だと思います。駅の所在地は古くからの漁師町である「船形」地区。那古寺などの門前町である「那古(なご)」は「船形」より南の地区になるようです。合成駅名といえば・・・真っ先に思い出すのは吾妻線の万座・鹿沢口駅、みな...
関東日帰り23春-内房編(9) 内房線 館山駅 ~南欧風?白壁にアーチ窓のお洒落な橋上駅舎~
岩井駅から内房線下り列車に乗車。南下すること3駅で館山駅に到着しました。1番線の到着。列車はこの駅で6分ほど停車しますが、私はここで折り返すために下車します。 館山駅は千葉県館山市北条にある内房線の駅。安房地方の中核都市である館山市の代表駅です。元々は旧安房郡北条町の所在で、1919(大正8)年5月に安房北条駅として開業したそうです。館山城の城下町だった旧館山町はもうちょっと南にある隣町だったようです。1...
関東日帰り23春-内房編(8) 内房線 岩井駅 ~「南総里見八犬伝」と臨海学校の思い出~
富浦駅から木更津行きに乗車。ひと駅戻って岩井駅に到着です。1番線の到着。ここで下車します。 岩井駅は千葉県南房総市市部にある内房線の駅。南房総市が発足する前の旧地名は安房郡富山町。西には街を挟んで岩井海岸、東には地名の由来にもなった「富山(とみさん)」という山がそびえています。「富山」は滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」の舞台となった地だそうです。「八犬士」・・・「七人の侍」から"戦隊モノ"まで、日本人が好きなシチュ...
関東日帰り23春-内房編(7) 内房線 富浦駅 ~安房里見氏の居城の麓の駅~
保田駅から今度は下りの上総一ノ宮行きに乗車。安房勝山駅、岩井駅と進んで3駅目の富浦駅で下車します。2番線の到着。 富浦駅は千葉県南房総市富浦町原岡にある内房線の駅。市役所の最寄り駅なので市の代表駅といえると思います。南房総市・・・実は初めて聞きました。2006(平成18)年の"平成の大合併"で千倉や白浜など周辺の6町村が合併して発足したそうです。駅はそのうちの旧安房郡富浦町の所在でした。地図を見ると・・・市は房...
関東日帰り23春-内房編(6) 内房線 保田駅 ~そっくりの四つ子駅舎~
安房勝山駅から内房線上りの木更津行きに乗車してひと駅、列車は保田駅に到着です。1番線に到着。下車しましょう~。 保田駅は千葉県安房郡鋸南町保田にある内房線の駅。「ほた」と読みます。保田も海辺の街。海水浴場があるようですね。また、浜金谷駅側のようなロープウェイはなく距離も少しありますが、鋸山にある日本寺などへの玄関口にあたるのではないかと思います。駅構造は島式ホーム1面2線で西から1~2番。西側にある...
関東日帰り23春-内房編(5) 内房線 安房勝山駅 ~内房線の駅構造の傾向は・・・~
上総湊駅から内房線下りの安房鴨川行きに乗車しました。ここからは"行ったり来たり戦法"で下車駅を稼ごうと思います。内房線も君津以南は単線区間。本数もそこそこあるので、この戦法が有効です。ただ、慌しさはありますが・・・。列車は再び浜金谷駅へ。駅を出るとトンネルで鋸山を越えます。鋸山を抜けて2駅目、安房勝山駅に到着。ここで下車します。「安房国」に入りました。ちなみに令制国としての安房国は東海道に属するそうです。...
関東日帰り23春-内房編(4) 内房線 上総湊駅 ~ウグイス鳴く駅で折返し~
浜金谷駅から内房線の上り列車に乗車。竹岡駅を抜け湊川を渡って2駅目、終点の上総湊駅に到着です。1番線の到着。 上総湊駅は千葉県富津市湊にある内房線の駅。海辺にある湊の街は、金谷とは異なり駅の内陸側にあります。海側は「上総湊港海浜公園」になっており、浜辺にはハマヒルガオが群生しているそうです。花盛りは5月頃とのことなので、行くならGWが良さそう?また、1992(平成4)に市役所が移転する前は当駅が富津市の代表...
関東日帰り23春-内房編(3) 内房線 浜金谷駅 ~屋根の青が映える大正期の木造駅舎・・・"房総型駅舎"~
東京湾フェリーで金谷港までやってきました。最寄りの駅まで歩いて向かいます。国道127号を横切って住宅地の道を進んでいくと、奥まったところに駅が見えました。内房線の浜金谷駅に到着です。浜金谷駅は千葉県富津市金谷にある内房線の駅。金谷は海と山に囲まれた街。西に進めば東京湾フェリー乗り場。南に進むと漁港がありますが、その山側には鋸山ロープウェーの鋸山山麓駅があります。駅から歩いて8分ほどだそうです。鋸山は標...
関東日帰り23春-内房編(2) 東京湾フェリー (久里浜港→金谷港) ~浦賀水道を横断して房総半島へ~
久里浜駅から歩いて久里浜港のフェリー乗り場までやってきました。船着き場には先ほど見かけたフェリーが停泊していました。1992年に就航した東京湾フェリーの3代目「かなや丸」。今回はこれに乗船することになりました。東京湾フェリーでは「しらはま丸」とこの2隻が就航しているそうです。そしてこちらが東京湾フェリーターミナル。東京湾フェリーは東京湾の入口にあたる浦賀水道を横断して、三浦半島の久里浜から房総半島の金谷まで...
19春の房総横断(1) 外房線 上総一ノ宮駅 ~列車が引っ切り無しに出発していく朝の駅~
今回は冬の週末パスの旅を中断して、先週末に出かけてきた房総方面の駅巡りについて記事にしたいと思います。春の18きっぷ利用期間最後の週末ということで、日帰りで2日連続出かけてきました。1日目の主な目的は、外房線の未乗車区間の乗りつぶしといすみ鉄道・小湊鐡道沿線でのお花見です。18きっぷは東京からの往復に利用しました。下車印は4日目で、上総一ノ宮→大原→五井→南船橋→西船橋。外房線で大原まで行き、房総半島を横断し...
休日おでかけ房総15夏(8) 外房線 大網駅 ~東金線の分岐駅~
蘇我駅で京葉線からの直通快速に乗車して大網駅で下車しました。ここで東金線に乗換えです。 駅構造はカーブ上にある外房線の相対式ホーム2面2線と東金線の島式ホーム1面2線の計3面4線ですが、それぞれのホームが離れています。以前に鶴見線の浅野駅で紹介したY字型構造と似ていますね。元々は東金線方面から千葉方面と上総一ノ宮方面の両方に分岐する線形となっていたため、外房線列車はここでスイッチバックを行う必要があ...
休日おでかけ房総15夏(7) 外房線 蘇我駅 ~外房・内房分岐点~
東横田駅から木更津駅を経由して蘇我駅に戻ってきました。蘇我駅は外房線所属の駅ですが、内房線の起点、京葉線の終点、そして京葉臨海鉄道貨物線の起点駅でもあり様々な路線が集まります。内房線列車は路線の起点ではありますが、全ての列車が千葉方面に乗り入れます。千葉方面から来る列車から見るとここが外房と内房の分岐点となりますね。京葉線列車も同じく一部は外房・内房線に直通します。駅構造は地上3面6線で1番線の西側に...
休日おでかけ房総15夏(6) 久留里線 東横田駅 ~蛙鳴くあぜ道をお散歩~
横田駅から歩いてお隣の東横田駅に向かいます。今回は記事少なめですが悪しからず~横田~東横田間の久留里線線路は田んぼのど真ん中を真っ直ぐに走ります。線路に一番近い道を選ぶと自然とあぜ道を進むことになります。広々とした風景をウシガエルの鳴き声を聞きながらのんびり進みます。ちなみに7月の頃です。"夏のあぜ道"のイメージ曲といえば・・・~夏影 「AIR」より~。透明感のある名曲で、ボーカル版もお勧めです。 【YouTube...
休日おでかけ房総15夏(5) 久留里線 馬来田駅と横田駅
本日は山手線のE235系がデビューしました!しかし、トラブル続出で運転見合わせとなってしまいましたね~(+o+)さて、房総おでかけ...俵田駅で久留里行きの上り単行気動車に乗車して、もうひとつの有人駅の横田駅に向かいます。向かう途中の馬来田駅で2,3分の停車時間があったためちょっとだけ下車、急いで撮影しました。馬来田駅は1面1線。ホームは地平よりちょっと高い位置にあり見晴らしがよかったです。駅舎へは階段を降りてい...
休日おでかけ房総15夏(4) 久留里線 (久留里駅→俵田駅) ~沿線をお散歩~
久留里駅では次の列車まで1時間以上あるので、隣りの俵田駅まで歩いていくことにしました。駅を出発してしばらく線路沿いの道を進みます。線路沿いの道はすぐに突当りますがそこには踏切がありました。久留里駅そば踏切の風景。ローカルな雰囲気がなんともいいです。 踏切からちょっと東に行くと久留里街道に差し掛かります。この街道を北上していくことにします。久留里街道に入ると道は林の中を進みます。俵田駅に近づくに...
休日おでかけ房総15夏(3) 久留里線 久留里駅
終点の上総亀山駅でしばらく滞在の後、折り返しの気動車に乗車しました。久留里線は木更津から久留里あたりまではほぼ平地を走りますが、久留里~上総亀山間は起伏が激しい山間部を走ります。特に上総亀山~上総松岡間には2本のトンネルがありました。久留里までの山間部には上総松丘駅、平山駅の2つの駅があります。 山間部を越えると久留里駅、まずはここで下車しました。 駅構造は相対式ホーム2面2線。乗車してきた"1...
休日おでかけ房総15夏(2) 久留里線 上総亀山駅 ~久留里線の終着駅~
木更津駅から久留里線気動車に乗車しました。車内のお出かけスポットの案内路線図。久留里線は木更津からほぼ小櫃川に並走して上総亀山を結ぶ32.2kmの路線で、千葉県内ではJRで唯一生き残った非電化路線です。2012年までは国鉄車キハ30形が走り、タブレット交換も行われていたそうです。その時に訪問しておけばなぁ...途中の駅にでも降りてみようかと思いますが、この列車の後は5時間以上が途中の久留里止まりの列車ばかりで終点ま...