九州駅巡り16冬(19) 豊肥本線 肥後大津駅と水前寺駅 ~空港最寄り駅とマンション駅~
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南阿蘇鉄道の高森駅までを往復した後は、立野駅から豊肥本線を西進して勾配を下ります。次は2つ目の肥後大津駅で下車しました。この駅は運用上の一拠点の駅で熊本からここまでは電化されており、列車本数も立野方面と比べると飛躍的に多い区間となります。いよいよ熊本市に近づいてきた感があります。ということで次の列車もすぐのため下車してみることにしました。駅ではキハ47と815系電車の並びが見られました。熊本空港が駅の南...
九州駅巡り16冬(18) 南阿蘇鉄道高森線 高森駅 ~阿蘇山を背景にした高森線の終着駅~
立野駅から乗車した南阿蘇鉄道高森線の列車は終点の高森駅に到着しました。 単式ホーム1面1線の構造ですが、構内は広く留置線が多数あり線路終端側には車庫もみえました。手前の留置車両は1993年製のMT-3001気動車。愛称は「おおるりしじみ」。駅舎はとんがり屋根に縦書き駅名が印象的です。南阿蘇鉄道に転換後に建てられました。南阿蘇鉄道の本社が同居しています。駅舎前に建っていた南阿蘇鉄道開業記念植樹の碑昭和61年4月1...
九州駅巡り16冬(17) 南阿蘇鉄道高森線 (立野駅→高森駅) ~大橋梁を渡る~
豊肥本線の立野駅から南阿蘇鉄道高森線に乗車しました。南阿蘇鉄道高森線は旧国鉄高森線が1986年に第三セクターに転換され今日に至っています。当初の計画では高森駅から更に東方を目指して高千穂線と接続して日豊本線の延岡までを結ぶ計画でしたが、高千穂線は第三セクターに移管後廃止され、高森~高千穂間は建設凍結となり未成区間のまま全通することはありませんでした。列車は立野駅を出発、次の長陽駅までの間でさっそく高森...
九州駅巡り16冬(16) 豊肥本線 立野駅 ~スイッチバックと南阿蘇鉄道高森線の分岐駅~
「九州横断特急」に乗車して赤水駅~立野駅間の三段スイッチバックを一気に下って立野駅にやってきました。前回紹介したようにこの駅の豊肥本線はスイッチバック構造となっており、全ての列車はこの駅で進行方向を変えていきます。 駅構造は島式ホーム1面2線の無人駅。1番線が熊本方面、2番線は大分方面の列車が発着するようでホーム上に大きく書かれていました。駅名標。スイッチバックゆえに隣の瀬田駅も赤水駅も方向は同じな...
九州駅巡り16冬(15) 豊肥本線 (宮地駅→立野駅) ~阿蘇の麓の三段スイッチバック~
豊後竹田駅から「九州横断特急」に乗車して豊肥本線を西に進みます。県境を越えて熊本県に入ると、"阿蘇高原線"といわれる愛称のとおりの車窓が見られるようになります。 列車は宮地駅に到着、ここで列車交換のため4分ほど停車します。この駅では「九州横断特急」同士、1号と2号の交換が見られました。ここからは車窓から撮影です・・・宮地駅を出発して阿蘇駅付近の左側車窓、つまり南方に阿蘇カルデラが見られます。こちらは内牧駅...
九州駅巡り16冬(14) 豊肥本線 豊後竹田駅 ~落門の滝と荒城の月が流れる駅~
豊後清川駅でのんびり過ごした後、3駅進んで終点の豊後竹田駅に到着しました。列車が到着すると滝廉太郎作曲「荒城の月」のメロディーが出迎えてくれました。 豊後竹田駅は竹田市の代表駅で、ほとんどの列車がこの駅を始点終点としている節目の駅です。大分方面の列車は比較的多いのですが、熊本方面の列車は特急を除くと5往復のみとなります。駅構造は島式ホーム1面2線で駅舎とは地下通路で連絡しています。ホームは駅舎からは...
九州駅巡り16冬(13) 豊肥本線 三重町駅と豊後清川駅 ~山間駅でのんびりと~
大分駅からは豊肥本線で阿蘇方面に向かいます。乗車した列車は三重町駅の1番線に到着、列車交換のため4分ほど停車です。三重町駅の構造は地上2面3線、豊後大野市の代表駅でみどりの窓口がある比較的大きな駅です。 駅舎は洒落た感じですね。4分間の停車で下車印と駅舎も撮影できました。ここでは乗り遅れず無事に再乗車できました(笑)豊肥本線はここから4つ先の豊後竹田駅から先は列車本数が極端に少なく、次発も豊後竹田駅止...