きゃみの駅訪問

西日本完乗への道-紀伊半島編(43) 三重交通バス (新宮駅→速玉大社前→神志山駅) ~予定変更・・・熊野三山のひとつ「熊野速玉大社」へ~

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朝の散歩を終えて新宮駅前にやってきました。さて、これから乗車するのは奈良交通バスの大和八木行きです。新宮と大和八木とを結ぶ"日本一距離の長い路線バス"ですね~。元々は五条駅と新宮駅を結ぶ計画だった「五新線」と呼ばれる国鉄未成線のルートで、しばらくはJRバスが走っていたそうですが、2002(平成14)年10月に廃止。現在はほぼ同じルートを奈良交通の八木新宮線という路線バスが走っています。全長169.8km、停留所の数は168...

西日本完乗への道-紀伊半島編(42) 紀勢本線 新宮駅 ~会社境界にある運行拠点の駅~

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熊野市駅で長時間停車の後、列車は七里御浜沿いに南下します。日は落ちました。鵜殿駅を出るとその先に熊野川がありますが、真っすぐ渡らずに一旦上流方面に進んでから渡ります。結構大きな川なので、なるべく幅の狭いところに橋を架けたかったのでしょうか?橋を渡り終え、小トンネルを抜けるとすぐに終点の新宮駅に到着です。2番線着。駅名標はJR西日本仕様となりました。 新宮駅は和歌山県新宮市徐福にある紀勢本線の駅に...

西日本完乗への道-紀伊半島編(37) 紀勢本線 (白浜駅→江住駅→串本駅→新宮駅) ~半島南部をぐるりと巡ります~

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紀伊田辺駅から新宮行きのロングランに乗車しました。地図を見ると・・・紀伊田辺と新宮はほぼ同じ緯度にあります。紀勢本線は南の頂点にあたる串本を経由して、半島の海沿いをぐるっと回り込みます。ここを一気に進みましょう。長距離鈍行列車でのんびり・・・至福の時間ですね~。車窓をぼーっと眺めるもよし。長時間停車の駅で足を伸ばすのもよし。眠くなったら居眠りしてもよし(笑) 本来の私好みの旅スタイルです^^ではダイジェスト...

西日本完乗への道-紀伊半島編(36) 紀勢本線 紀伊田辺駅 ~弁慶の街の乗り継ぎ駅でお昼ご飯~

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紀州鉄道に立ち寄った後、御坊駅から紀勢本線の紀伊田辺行きに乗車しました。ここからの区間・・・はるか遠くにある三重の多気駅まで、他の路線との接続が無い日本で最も長い区間となるそうです。営業キロにして283.8km。北海道にあるとばかり思ってました。さて列車は紀伊半島の西岸を南下、切目駅付近から海岸沿いを走ります。こちらは岩代駅の様子。奥の木々の向こうには海岸が広がっています。岩代~南部間の海。あの浜は千里海岸...

西日本完乗への道-紀伊半島編(32) 紀勢本線 御坊駅 ~7年ぶりの紀州鉄道に乗り換え~

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湯浅駅から紀勢本線上りの御坊行きに乗車しました。列車は次の広川ビーチ駅を出るとトンネルで山を貫きます。「由良トンネル」。トンネルを抜けると、紀伊由良駅、紀伊内原駅と古い木造の残る駅に停車しつつ海に面した街に向かって南下します。そのまま街に入っていくかと思いきや、くいっと東に向きを変えて終点の御坊駅に到着です。2番線の到着。ここですぐ乗換えます。 御坊駅は和歌山県御坊市湯川町小松原にある御坊市の代...

西日本完乗への道-紀伊半島編(31) 紀勢本線 湯浅駅 ~醤油蔵の街の旧駅舎~

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有田川鉄道公園のある金屋口から有田鉄道バスで藤並駅に戻ってきました。ここから紀勢本線の南下を再開します。まずは紀州鉄道の出ている御坊駅を目指します。駅構内には列車遅れのアナウンスが流れますが、次発の上りはほぼ定刻通り2番線にやってきました。やってきたのはお隣の湯浅駅止まりでした・・・。この列車、天王寺駅始発の紀州路快速なんですね~。ただ、和歌山駅から先は各駅に停車するようです。乗車車両は先頭5号車のク...

西日本完乗への道-紀伊半島編(28) 紀勢本線 藤並駅 ~かつて有田鉄道が分岐していた駅~

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和歌山駅からきのくに線の紀伊田辺行きに乗車しました。列車は紀伊半島の西岸近くを南下します。通勤通学客だと思いますが、乗客はしばらく増えていく傾向にありました。箕島駅では多くの学生が一気に下車。箕島高校といえば、かつての甲子園の強豪校ですね。駅から結構近いところにあるようです。箕島あたりから列車は有田川の北岸近くを上流に向かって東進。川を渡って南側にでると藤並駅に到着です。2番線の到着。予定通りここ...

西日本完乗への道-紀伊半島編(27) 紀勢本線 和歌山駅 ~きのくに線で紀伊半島の南下開始♪~

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和歌山市駅から紀勢本線の和歌山行きに乗車しました。紀勢本線といっても和歌山~和歌山市の末端区間は今は名ばかりの区間。"盲腸線"といった表現がぴったりで、運転系統は完全に分断されています。元々は紀和鉄道、つまり現在の和歌山線の延長区間だったそうです。航空写真を見るとよくわかります。列車は次の紀和駅を出発すると右カーブしつつ阪和線を潜って東側に出ます。今度は左手から和歌山線が合流してくると、終点の和歌山...

西日本完乗への道-紀伊半島編(26) 紀勢本線 和歌山市駅 ~その2 共同使用駅が解消されてスッキリした駅~

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前回の続きで和歌山市駅の様子です。ここまで3~7番ホームを巡ってきましたが、次は紀勢本線の2番と駅舎や改札口を観察します。ここからが7年前の訪問時から大きく変わったところです。南海電鉄のHPから構内図を抜粋して拝借させていただきます<(_ _)>https://www.nankai.co.jp/traffic/station/wakayamashi.html和歌山市駅では2017(平成29)年7月に改札口を2階から1階に移設。更に南海線とJR線の改札を分離しました。それま...

16GW三重和歌山の旅(20) 紀勢本線・和歌山電鐵貴志川線 和歌山駅 ~和歌山市のJR側のターミナル駅~

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加太駅から和歌山市駅を経由して和歌山駅に戻ってきました。和歌山駅は和歌山県の県庁所在地の駅。南海電鉄の和歌山市駅に対して、JRと和歌山電鐵側のターミナル駅です。JRは東西南北に線路が延びています。東に紀勢線和歌山市方面、西に和歌山線、南に紀勢本線(通称きのくに線)、北に阪和線が乗り入れており、駅は紀勢本線所属となります。また、和歌山電鐵貴志川線の起点駅でもあります。駅構造は単式ホーム2面と島式ホーム3面の...

16GW三重和歌山の旅(15) 紀勢本線 御坊駅 ~紀州鉄道線乗換え駅~

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計画では紀勢本線を鈍行でのんびり進む予定でしたが、色々とあって新宮駅から特急「くろしお」に乗車してぶっとばします。3たびの古座川を渡ります・・・。本州最南端の串本駅も越えて、周参見、白浜、紀伊田辺も越えて一気に御坊駅までやってきました。特急はやっぱり快適ですね(^-^;1番線に到着です。 御坊駅は和歌山県御坊市の代表駅であり、特急を含めすべての列車が停車する紀勢本線の主要駅で、紀州鉄道線の起点駅でもありま...

16GW三重和歌山の旅(14) 紀勢本線 古座駅と紀伊浦神駅 ~携帯だけが一人旅・・・~

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紀伊勝浦駅から特急くろしおに乗車して予定通り2つ目の停車駅の古座駅で下車しました。 古座駅は元々古座町の代表駅でしたが、合併して串本町所在の駅となりました。今まで降りた紀勢本線の駅の中ではちょっと地味目な駅ですが、全ての特急が停車します。駅構造は島式ホーム1面2線に側線。駅舎とは紀伊田原方の構内踏切で連絡します。瓦屋根がきれいな駅舎です。舎内には観光協会も同居しています。駅構内。この駅は簡易委託...

16GW三重和歌山の旅(13) 紀勢本線 紀伊勝浦駅 ~14系寝台特急「紀伊」~

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新宮駅から乗車した列車内は学生で混雑していましたが、紀伊佐野駅でほぼ全員が下車していきました。その後、熊野那智神社や那智滝などへの玄関口の那智駅などを通って列車は紀伊勝浦駅に到着。ここで乗り継ぎです。2番線に到着した列車はそのまま折返しの新宮行きとなりました。 紀伊勝浦駅は那智勝浦町の中心駅で特急「くろしお」が大阪方面から、「南紀」が名古屋方面から乗り入れてくる観光拠点の駅です。駅構造は単式ホーム1...

16GW三重和歌山の旅(12) 紀勢本線 新宮駅 ~JR東海と西日本の境界駅~

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熊野市駅から乗車した列車は、国道42号と並走しながら海岸沿いを進んでいきます。そして、熊野川を渡って和歌山県に入るとすぐに新宮駅に到着です。列車は3番線に到着。駅名標は青系のJR西日本仕様となりました。この駅はJR東海とJR西日本の会社境界の駅で、ここから先はJR西日本の管轄となります。 新宮駅は運行上重要な役割をもつ駅で、会社の境界駅であるだけでなく、JR東海側の亀山方が非電化、JR西日本側の和歌山方が電...