きゃみの駅訪問

北海道完乗の旅19夏(8) 室蘭本線 東室蘭貨物駅と鷲別駅 ~足止めでひと駅歩く~

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御崎駅から室蘭本線支線で東室蘭駅に戻ってきました。2番線の到着。ふと隣の3番線を見ると室蘭行きらしきキハ40-1784がいました。すると、奥のほうから日高色のキハ40-353がゆっくり近づいてきます。 そのまま1784に連結しました。こういった風景は東京では見られないので、いつも見入ってしまいます(笑) さて、これから日高本線に乗車するために苫小牧駅に向かいますが、次の列車まで1時間以上あります。ということなの...

北海道完乗の旅19夏(7) 室蘭本線 輪西駅と御崎駅 ~工場群のそばの小さな駅~

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室蘭駅で「すずらん7号」となる札幌行きに乗車して東室蘭方面に折り返しました。このまま戻れば東室蘭には14時くらいには到着できますが、これから行く予定の苫小牧方面の普通列車が15:30まで無いんですね・・・。「すずらん」や「スーパー北斗」のような特急は1時間に1本以上は出てますが、今回利用しているきっぷは「北海道&東日本パス」。普通列車しか乗車できません。東室蘭で足止めになるなら、その間に訪問駅を稼ごう!ということで、...

北海道完乗の旅19夏(6) 室蘭本線 室蘭駅 ~線路が短縮されて新しくできた支線の終点~

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母恋駅から特急車両に乗車してひと駅、支線の終点室蘭駅にやってきました。2番線の到着です。これで室蘭本線の踏破がやっと完了しました。残るJR北海道は日高本線のみ。 室蘭駅は室蘭本線支線の終着駅で室蘭市の代表駅。かつては青森への定期航路や石炭積み出しの港の駅として、扇形機関庫が建ち、客貨車区が設置されたりと賑わいを見せていたそうです。現在の駅構造は頭端式っぽい島式ホーム1面2線。うむー、当時の面影らし...

北海道完乗の旅19夏(5) 室蘭本線 母恋駅 ~母恋めしにはありつけず(泣)~

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東室蘭駅から室蘭行きの支線列車に乗車しました。列車はすぐに本線から離れていきますが、支線と本線の間にも線路が伸びているのが見えました。この線路は苗穂車両所輪西派出というJR北海道の車両工場に続いているようですね。車窓から工場の様子が少し見ることができました。さて、このまま終点の室蘭までは行かずにひとつ手前の母恋駅で下車することにしました。東室蘭から10分、駅舎側ホームに到着です。 母恋駅は室蘭市母...

北海道完乗の旅19夏(4) 室蘭本線 東室蘭駅 ~室蘭への支線の分岐点~

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苫小牧駅から室蘭本線上り列車に乗車しました。苫小牧から西、東室蘭までは電化区間ではありますが、特急を除いた普通列車は全て気動車による運行となります。列車はほぼ海沿いに進んで行きますが、霧が立ち込めて海を見ることはできませんでした。苫小牧を発って1時間15分ほどで列車の終点、東室蘭駅に到着です。2番線着。ここで乗り継ぎです。 東室蘭駅は室蘭本線上にある室蘭市の駅で、室蘭駅への支線が分岐しています。こ...

北海道完乗の旅19夏(3) 室蘭本線 苫小牧駅 ~年々寂しくなる駅ビル~

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南千歳駅から苫小牧行きの普通列車に乗車しました。列車は2駅目の沼ノ端駅から室蘭本線に入ると、すぐに終点の苫小牧駅に到着です。2番線着。 苫小牧駅は苫小牧市の代表駅。乗り入れ路線は当駅の所属線である室蘭本線と当駅が起点となる日高本線の2路線です。今回乗車してきた列車のように千歳線列車も全てが乗り入れてくるので、実質は3路線となります。駅構造は島式ホーム2面4線で、南側から1~4番線と振られています。1,2...

北海道完乗の旅19夏(2) 千歳線 南千歳駅 ~かつての空港連絡駅~

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新千歳空港駅から快速エアポートに乗車してひと駅、南千歳駅にやってきました。2番線の到着。ここで乗換えのために下車します。 南千歳駅は北海道千歳市の駅。元々は「千歳空港駅」という駅名で、国鉄初の空港連絡駅として1980(昭和55)年10月に開業しました。その後、1992(平成4)年7月、現在の新千歳空港が開業した時に「南千歳駅」に改称されて、空港連絡駅としての役目はたった12年で終わりました。乗り入れ路線は南北に延びる...

北海道完乗の旅19夏(1) 羽田空港からエアドゥで新千歳空港へ

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FC2初投稿です!今回からは7月に出かけてきた北海道駅巡りについて記事にしようと思います。今回の旅の一番の目的は、北海道の未乗車区間を全て踏破することです。計画は以下の通り。 1日目は室蘭本線で室蘭へ、支線を踏破してから日高本線の静内へ 2日目は日高本線を代行バスで踏破、日勝線バスに乗り継ぎ、えりも岬や広尾などを経由して帯広へ 3日目は根室本線を寄り道しつつ根室へ、戻って釧路へ 4日目は釧網本線を寄り道し...

北海道完乗の旅16夏(5) 室蘭本線 追分駅と苫小牧駅 ~リベンジの日高本線~

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夕張駅から石勝線を戻り室蘭本線との交叉点である追分駅で下車しました。列車は1番線に到着、この駅で室蘭本線の苫小牧行きに乗換えです。 駅名の「追分」の由来はこの駅から支線が分岐するため、古くから分岐路を意味する言葉の「追分」を駅名にしたそうです。そして駅名がそのまま地名になった珍しい例ですね。「追分駅」は全国にいくつもあります。例えば秋田県にある奥羽本線の追分駅ですが、そちらは男鹿線が分岐しています。...

北海道完乗の旅16夏(2) 千歳線 新千歳空港駅と南千歳駅 ~北海道フリーパス~

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羽田空港から搭乗してわずか1時間半ほどで北海道の地に降り立ちました。昔は鉄道で丸一日以上かけて行ったものですが、飛行機はさすが早いです・・・。さて到着したのは新千歳空港。早速旅客ターミナル直結の新千歳空港駅に向かいます。きれいな改札口。開業は1992年とのことです。ここであらかじめ計画していた「北海道フリーパス」をみどりの窓口で購入しました。乗車予定の特急の指定席券も合わせて受け取ります。指定席券を発行する...

北海道駅巡り15夏(27) 室蘭本線 小幌駅 ~その2 廃止間近?の秘境駅~

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どこにも出れないので小幌駅の駅構内の様子を観察~。上りホームは赤色の鉄骨構造で・・・真下には沢が流れています。上りホームからは目の前に礼文華山トンネル入口。吸い込まれそうです。逆に長万部側はすぐ先に幌内トンネル(左)と新辺加牛トンネル(右)の入り口です。こちらは下りホーム。上り側と違って小さいですがちゃんとしたホームがあります。手前は構内踏切。遮断機・警報機付きです。下り側は沢の上の部分だけが付け足しホー...

北海道駅巡り15夏(26) 室蘭本線 小幌駅 ~その1 秘境度ナンバーワンの駅~

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室蘭本線の上り始発列車に乗ってやってきました小幌駅。知る人ぞ知る秘境度ナンバーワンと言われる駅です。下車した客は私を含めて4名ほど。うち3名が伊達紋別駅から一緒に乗車した方々でした。上り始発で来ると次発の上りも下りでも1~2時間後に来るので、駅訪問には丁度いい滞在時間になります。訪問は始発に乗車できる伊達紋別あたりで泊まる方が多いのかもしれませんね。そして、もう一人は礼文駅で駅寝してきたつわものさんで...

北海道駅巡り15夏(25) 室蘭本線 (伊達紋別駅→洞爺駅→小幌駅)

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伊達紋別駅から始発の3連気動車長万部行きに乗車しました。2駅目の有珠駅を車窓から。三角形が3つ連なる屋根がかわいい駅舎です。そして列車は次の駅、洞爺駅に到着です。 洞爺駅では10分弱停車をする間に3両のうち後ろの2両が分割されます。後ろ2両のキハ40-1783と1780が当駅始発の幌別行き下り473Dとなって折り返します。前方1両の1762のほうはそのまま長万部方面に向かいます。 真ん中の車両に乗っていた私は洞爺に到...

北海道駅巡り15夏(24) 室蘭本線 伊達紋別駅 ~小幌駅訪問に備えて一泊~

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登別駅で特急北斗に乗り換えて本日のお宿のある伊達紋別駅に到着しました。時刻は20時前、もう日が暮れてしまいました。ここではヨーロッパ系の観光客団体さんが下車していきました。伊達紋別駅は伊達市の中心駅。地名はあの仙台・米沢の伊達氏に関係しているそうです。北海道は入植者が故郷の地名や氏名などを地名にするパターンが多いようですね。ホームには伊達政宗の巨大な兜がありました。確か、大河ドラマで渡辺謙がこんな飾...

北海道駅巡り15夏(23) 室蘭本線 登別駅 ~日本有数の温泉地、登別温泉への玄関口~

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この日の宿、伊達紋別を目指して苫小牧駅から室蘭本線を西に向かいます。ここらあたりは太平洋海岸に沿って線路は伸びています。列車は海岸沿いの途中駅、登別駅の3番線に到着、ここで20分ほど特急追い越し待ちで停車します。ここで追い越していく特急「北斗16号」に乗換えるため下車しました。日はもう落ちかけています。登別駅といえば古くから知られている登別温泉の最寄り駅です。アジア系外国人の団体さんが下車していきました...

北海道駅巡り15夏(22) 室蘭本線 苫小牧駅 ~製紙工場が隣接する北海道の海の玄関口~

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岩見沢駅から室蘭本線の普通列車で苫小牧駅までやってきました。時刻は18時前です。苫小牧は北海道の海の玄関口でもあります。むかーし東京から車で北海道まで来たことがありましたが、帰りはここからフェリーに乗って八戸まで行きました。この時、フェリー上でバックで追突されました('ω')フェリー上で交通事故?なんて思ってもみなかったのでよーく記憶に残ってます。ちなみに相手は秋田の方で車の修理代は全額払ってもらいまし...

北海道駅巡り15夏(21) 室蘭本線 (岩見沢駅→苫小牧駅) ~取り残されたローカル区間~

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ここから再び今回の北海道駅巡りに戻ります。北一已駅から車で深川駅へ、そこからスーパーカムイに乗車して岩見沢駅で下車しました。この日の宿は翌朝の小幌駅訪問のため、手前の伊達紋別で予約をとっていました。当初、伊達紋別へは札幌経由でゆっくり滞在していくことを考えていましたが、未だ乗車したことのない室蘭本線の岩見沢~苫小牧を経由することに急遽変更することにしました。4番線で下車した785系スーパーカムイ、ホー...